2006年【エリザベス女王杯】の予想見解

京都「エリザベス女王杯」 3歳上G1 芝2200M

シーザリオ、ラインクラフトに代表される現4歳、ダンスインザムードに代 表される現5歳が牡馬相手のG1戦線で好勝負を演じていることからも分かる ことですが、超ハイレベルのメンバーが揃っておりました。

中心候補は4歳馬から。3歳春にはいち早く桜花賞候補としてその能力を評価 していたのですが出走が叶わず。距離が長いと思われたオークスでシーザリ オの0秒1差3着。その昨年のデキに戻り、なお成長もうかがわせるディアデ ラノビアを◎に。

ここ4戦は3着続き。骨折明けで善戦を続けてはおりますが、本来の力は出し 切れていなかった春の3着とは違い、秋に入ってからの3着2回は、その力を 示しております。

牡馬相手のG2オールカマーで差のない3着。スローを先行していたバランス オブゲーム(1着)に有利な展開ではありましたが、中団の同じ位置にいた コスモバルク(2着)とは、ほとんど互角の伸び脚。先日の天皇賞(秋)で 2着となるスウィフトカレント(4着)に先着しております。

前走の府中牝馬Sでは、大外から伸びたものの、脚を余しての3着。あと50M あれば抜けていたと思われます。鞍上が岩田に戻ったこともプラスですが、 輸送距離の短い京都に替わるのは、さらにプラス。骨折明けで結果を出せな かった時期は別にして、白梅賞でエアメサイアを負かした舞台ですから。

○スイープトウショウは昨年と同じローテで連覇を狙ってきております。昨 年と違うのは前走、馬体重がマイナス12キロであったこと。その辺が影響し ているのか、馬場入りを拒み今回は思った通りの調教メニューを消化できて いません。しかし、これは以前よく見られた光景で、かえって彼女らしいと 感じております。昨年、スイープを本命にしたときにも書いたように、京都 コースに替わるメリットは大きいはずです。

無敗の2冠馬・カワカミプリンセスは▲。その強さは、オークスで本命馬と して推奨したように3歳馬の中では能力的に少し抜けた存在でした。勝負根 性も合わせれば、現在もやはり3歳馬の中で一歩リードという感じです。た だ、古馬との世代間レベル差という点で、若干評価を下げました。

オークス2着の△フサイチパンドラは、秋緒戦のローズSは前半3ハロンを 33秒7で先行した分、終いがキツくなってしまったと解釈しております。 オークスを見る限り、カワカミとの能力差はそれほどありません。

府中牝馬Sで、ディアデラノビアに先着した△サンレイジャスパーは、夏に 小倉、新潟と使った分、上積みは見込めませんが、前走の内容は軽視できま せん。大外枠の秋華賞で2着と善戦した△アサヒライジングが、今回は最内 に入りレースの運び方次第では好勝負可能。斤量54キロで見直したい△アド マイヤキッスも圏内です。

◎ディアデラノビア
○スイープトウショウ
▲カワカミプリンセス
△フサイチパンドラ・サンレイジャスパー・アサヒライジング・アドマイヤキッス