2006年【ヴィクトリアマイル】の予想見解

東京「ヴィクトリアマイル」 4歳上G1 芝1600M

超ハイレベルの牝馬クラシック戦線であった2004年と2005年。それぞれで 主役を演じたダンスインザムードとラインクラフトの2頭が、新設G1で再 度対戦します。

◎はダンスインザムード。昨秋は天皇賞で僅差の3着。前年2着に続くこの 好走を評価すれば、明らかにラインクラフトよりは格上。香港遠征のあと の長いブランクを乗り越えた点も、ひとまわり上の逞しさを感じさせます。

秋の天皇賞の後、マイルチャンピオンシップでは早めに動いた分ラインク ラフトに先着を許し4着。展開的なこともありましたが、天皇賞で激走の 後、中2週のローテーションが厳しすぎたのだと思います。

久々の一戦であった前走はそれほどダメージの残るレースではなかったで しょう。順当に良化が望めます。東京のマイルに舞台が替わる今回、地力 と格の違いで、ダンスが一歩リードと見ます。

▲はディアデラノビア。骨折明けで善戦を続けてはおりますが、本来の実 力は出し切れておりません。ベストの体重に戻りつつある今回、シーザリ オに0秒1差3着のオークスと同じ東京コースなら好走が期待できます。

○エアメサイアは1400Mの馬ではありません。前走の阪神牝馬Sは差し馬の 彼女でさえ前半の3ハロンを34秒8というラップを踏んでしまっております。 本来はどちらかといえばスローの差し馬でしょう。ただ、速い流れを経験 したことがいい結果に結びつく可能性はあります。オークスでシーザリオ にクビ差の2着。“心臓破り”の長い直線では、マイルよりも中長距離の 実績を重視します。

△ラインクラフトは、高松宮杯で惜しい2着。ミッドペースということも ありましたが、速い流れもまったく問題ありませんでした。そして前走の 1400Mが圧倒的な勝利。中1週での強行軍でしたから気にはなりましたが、 やはりその後は楽をさせてますね。

上手く回復していればいいのですが、目に見えない疲れが出てしまう可能 性は否定できません。1200M、1400Mと使ってきた臨戦過程も折り合いの点 で気になります。

昨秋、素晴らしい末脚を見せたマイルチャンピオンシップは、2000Mの秋 華賞のあとでした。強さは認めても今回はこのようにマイナス材料があり ますので、評価を下げます。

◎ダンスインザムード
○エアメサイア
▲ディアデラノビア
△ラインクラフト・ジェダイト・ヤマニンアラバスタ・ヤマニンシュクル