2007年【桜花賞】予想見解

阪神「桜花賞」3歳G1 芝1600M

参考レースとして、チューリップ賞を振り返ります。勝ち時計1分33秒7は、 阪神JF(1分33秒1)には劣るように思えますが、開幕週でコンディション が良かった分を差し引くべきです。実際のところ、チューリップ賞の翌日 の古馬1600万・道頓堀ステークスを勝ったピカレスクコートの時計と同じ でしたから、1分33秒7も相当価値があります。

このピカレスクコート、先週はいきなりダービー卿チャレンジトロフィー を7番人気ながら圧勝しました。チューリップ賞と同じ時計であるばかりか 前半のラップも、この道頓堀ステークスが 3F35秒4-4F47秒3 。チューリッ プ賞が35秒4-47秒6 と似通っています。

ほぼ同じ流れで同じ走破タイムでしたが、道頓堀ステークスは差し・追い 込み馬が上位を占めるレース。一方、チューリップ賞は逃げたダイスカー レットをウオッカがクビ差競り勝つ内容。

しかし、ダイワスカーレットのラストは11秒1-11秒0-11秒8で3着以下には 6馬身差。あくまでも勝ったウオッカが強すぎたといった内容でしたが、 それ以上に道中のラップは先に行ったダイワスカーレットにとってキツイ いものでした。

阪神のマイルは、以前のコース形体ほど先行争いのキツいコースではあり ませんが、長くなった直線と最後の急坂を考えれば、府中と同様のタフな コース。展開的にはウオッカの方が楽をしていたはずで、能力的には互角 または互角以上と考えております。

また、時計やラップといった面とは別に、戦ってきた相手についても強調 できます。中京2歳Sでは、弥生賞勝ちのアドマイヤオーラに勝ち、シンザ ン記念(G3)ではそのアドマイヤに敗れるものの、ローレルゲレイロには 2馬身半先着。ローレルゲレイロといえば、函館2歳S(G3)〜デイリー杯2歳 S(G2)〜朝日杯FS(G1)と、重賞レースで3連続2着の馬。これら牡馬相手の 戦歴も最後の最後で結果として現われてくるはずです。

ただしウオッカに勝つには、ピタッと折り合ってほしいですね。それなり の調教を積んでいるようなので、期待したいと思います。

当然相手は、阪神JFの上位2頭。ウオッカとアストンマーチャンです。アス トンマーチャンは、前走のフィリーズレビューでも前半行きたがっていま したので、やはり折り合いがカギとなるでしょう。ただ、馬場が渋るよう なことがあればピッチ走法なので、他の馬よりは有利なはずです。

上位3頭、特にダイワスカーレットとアストンマーチャンはガマン比べで しょう。3頭が見合ったときには、中山のきんせんか賞をハイペースで逃げ 切ったショウナンタレントあたりが馬券圏内に残る可能性もあります。

◎ダイワスカーレット
○ウオッカ
▲アストンマーチャン
△ショウナンタレント