2007年【スプリングステークス】予想見解
中山「スプリングステークス」3歳G2 芝1800M
皐月賞TR(3着まで優先出走権)
フライングアップルは、確かに戦ってきた相手が違うのでしょうが、私は 同じ外国産馬でも◎フェラーリピサに魅力を感じます。
ダートで連勝しているので、芝でどれほどの能力があるのかが疑問視され てしまいますが、唯一芝で走った新馬戦ではゴール直前、勝ったトーセン キャプテンとともに3着以下を突き放しており、芝の適正は十分。
新馬戦で勝ったトーセンキャプテンは、その後500万を勝ち、アーリントン カップまで3連勝中の馬。新馬当時、その馬とほぼ互角の脚を見せていたと いうわけです。
そして前走のヒヤシンスSが圧巻。ラスト300Mまで持ったまま。追い出すと 一気に突き放しました。脚抜きがよかったとはいえ、東京ダート1600Mとし ては超ハイペースといえる流れを先行。
3ハロン34秒8というラップを踏んでおりますので最後1ハロンはパタリと止 まるパターン。それを12秒4でまとめるあたりは相当な能力の持ち主、芝で 重賞初挑戦となりますが、好勝負を期待します。
○フライングアップルは、中途半端な賞金1550万がちょっと微妙なライン。 何としてでも3着以内に入り権利を獲りたいところ。さすがに陣営のコメ ント、調教内容ともに意欲的です。
東京スポーツ杯2歳S、共同通信杯ともにフサイチホウオーとは0秒1差です が、共同通信杯はフサイチに標的にされた分の不利がありました。実績的 には最右翼で、権利確保の可能性は最も高い馬。
▲エーシンピーシーの2走前、寒竹賞は道悪が敗因。前走のセントポーリ ア賞は、それほど強い勝ち方とはいえませんでしたが、まだ底を見せて いない点と上積みが期待できます。
△サンツェッペリンは、ホープフルSでは追い込みましたが、他は前々で 競馬するタイプで、個人的には昨年のメイショウサムソンに近いイメージ です。当メルマガでは、京成杯のときに◎を打ち、期待に応えてくれまし たが、中山で好走を続けるだけにここも有望です。ただ、中間の本数が 少なく感じますし、賞金は2400万も持っており、今回無理はさせないので はないでしょうか。
◎フェラーリピサ
○フライングアップル
▲エーシンピーシー
△サンツェッペリン・マイネルシーガル
