2007年【天皇賞(春)】予想見解

京都「天皇賞(春)」4歳上G1 芝3200M

格がモノを言うG1レース。阪神大賞典で4着と敗れたものの長距離G1で2勝 している◎デルタブルース。叩き良化型の馬であることは、われわれより も厩舎サイドがよく認識し、その個性に合わせて調整していると考えるべ きです。

休み明けで、しかも59キロを背負わされる阪神大賞典はあくまで調教がわ りのはず。岩田騎手はスローを見越して、レースでは押して押してハナに 立とうとしましたが、マイソールサウンドが主張したため2番手に控えまし た。

レースラップを振り返ると、1000メートル65秒1〜2000メートル129秒2 と スローであった分、丁度下り坂の残り800メートルから11秒7-10秒9-11秒4- 12秒2と急に速くなるおなじみのパターン。それだけに最後の1ハロンで自 力の差がはっきりと出ました。

ただ、デルタブルースだけは直線で前が壁になって力を出し切れておりま せん。しかし横に出した後はよく伸びてきましたね。59キロを背負いあの スタートダッシュでは最後の伸び脚に影響したはずですが、前が壁になる 不利も合わせて、勝ち馬とはわずけ0秒1差。

今回はガラリ一変が期待できる叩き2戦目で、しかも定量の58キロ。さら に菊花賞を勝ったときと同じ舞台ですから期待も膨らみます。

相手は○アイホッパー。今季絶好調のアンカツを鞍上に迎えました。阪神 大賞典では、有馬記念4着のドリームパスポートを最後の最後で交わし、 地力のあるところを見せましたが、G1でも勝ち負けできる馬だと感じまし た。

▲はトウカイトリック。小柄な馬なので58キロが気になりますが、阪神大 賞典のゴール前で見せた伸び脚は最も目立っておりました。

△メイショウサムソンは昨年秋の内容から距離が疑問視されておりますが 力を出し切る根性の馬ですから、昨春の好成績が反動となって秋の調子落 ちにつながってしまったように思われます。ですから馬自身の距離適正は なんともいえませんが、騎手の経験と実績からは強気になれません。

◎デルタブルース
○アイホッパー
▲トウカイトリック
△メイショウサムソン・マツリダゴッホ・ネヴァブション