2011年【ヴィクトリアマイル】予想見解

東京「ヴィクトリアマイル」4歳上G1 芝1600M

アパパネは昨年の牝馬3冠を独占しました。ただ、そのすべてがとは いいませんが、ギリギリで勝ちあがってきた印象。

確かに根性はある。伝説のオグリキャップがそうだったように、 そして昨年のジャパンカップで脅威の猛追を見せたローズキングダム がそうだったように、根性を出し切った後には、大きく消耗が尾を 引くことがあります。

このアパパネにもその可能性があります。仮に回復していたとしても ブエナビスタからみたらハッキリ言って一枚格下。

ブエナビスタは、天皇賞(秋)を楽勝、ジャパンカップは実質的に 1着、そして有馬記念もハナ差負けとはいえ脚勢では優勢。日本の 最強馬です。

問題はその格の違いドバイ帰りの不利を相殺し、現時点をどう評価 するかでしょう。

昨年のヴィクトリアマイルはやはりドバイ帰りでデキが悪くギリギリ のクビ差勝ち。しかし昨年とは違い今年は馬体がフックラしていると いうことです。

実際に今年のドバイワールドカップでは、スローペースで馬群から 抜け出すことができずに不完全燃焼。輸送云々はともかくレースで のダメージがありませんでした。

それより強調するべきは、昨年よりも一段とパワーアップしていると いうこと。これは昨秋の実績からも明らかで、ここは“楽勝”と予想 します。

相手はワイルドラズベリー。昨秋のローズSではアパパネに先着、 マイルチャンピオンS(G1)では8着でしたが、マイルを1分32秒3で走 破した内容は重視したいと思います。外枠の前走と違い1枠に入って ジックリと脚をためることができれば、弾ける可能性もあります。

アパパネの前走は久々に加え、牡馬相手の56キロ、さらに大外18番 ゲートを引いてしまいましたので、まさか本気で勝ちに行ったとは 思いません。

しかしそのようなレースを経験させてしまうことが、根性で勝って きたこの馬にとって、どう影響してくるのかが心配ではあります。

◎ブエナビスタ
○ワイルドラズベリー
▲アパパネ
△レディアルバローザ・オウケンサクラ・アプリコットフィズ