2014年【有馬記念】見解

ジャパンカップの圧勝劇を見るとエピファネイアを狙いたくなってしまいますが、鞍上が初騎乗の川田に替わり、外目の13番ゲートでは、折り合いの難しいこの馬を上手くコントロールできるかどうか？勝つ可能性はあるでしょうが、馬券の軸という点では不安が残ります。

◎はジェンティルドンナ。天皇賞（秋）はややスローの展開を先行し2着。休み明けの分、突き抜けることはできませんでしたが、余裕を残した仕上げという意味では納得できる結果だったと思います。

3連覇がかかったジャパンカップは4着。前日の雨の影響馬場が緩かったため本来の力を発揮できなかったようです。9月開催がなかった中山は例年に比べ馬場状態が良く、このところ雨もないため、その点は問題なし。他の有力馬よりも有利な内枠を引き当て、先行策からの粘り込みが期待できます。

○はエピファネイア。折り合いの点で不安が残りますが、ジャパンカップでダントツの力差を見せつけ、潜在能力では1番。天皇賞では休み明けで余裕があった分の6着で、段階を踏んだ仕上げ過程から前走の反動は気にしなくても良さそうです。

▲ジャスタウェイは「ジャパンカップの時より馬体のハリも良い」と福永騎手。有馬記念に照準を合わせてきているといっていいでしょう。ジャパンカップで2着ならもはや距離が長すぎるということはありませんが、（1800Mではありましたが）終いの持続力で他馬を突き放した中山記念からも、距離に不安はありません。

ゴールドシップはこのコースを最も得意とする馬。しかし凱旋門賞後の放牧を終えて、早めの時計は3本のみ。動きは良いようですが、押さえまで。

ワンアンドオンリーはこの秋4戦目。デキは良さそうですが上がり目は少ないでしょう。皐月賞では大外を回って0秒3差。好枠を引いたので経済コースで立ち回れば馬券圏内。

◎ジェンティルドンナ
○エピファネイア
▲ジャスタウェイ
△ゴールドシップ・ワンアンドオンリー・トーセンラー・　ラストインパクト