天皇賞(秋)2014 展望
大方見えてきたメンバー構成。フランス遠征組については、次回以降のお楽しみにとっておこう。
ジェンティルドンナ
フェノーメノ
エピファネイア
ら秋季非遠征組のGⅠ馬が直行での出走を予定。昨年の1強ムード→衝撃の展開は、少し考えにくい。
サトノノブレス
ラブイズブーシェ
マーティンボロ
夏の重賞勝ち馬も基本的には連勝するだけの力はないから、ある意味では買いだが、やはり心許ない。
前哨戦からは、
グランデッツァ
ディサイファ
ロゴタイプ
ワールドエース
ラストインパクト
加えて、
イスラボニータ
も参戦する。
他にもたくさんルートはあるから期待馬はまだいるのだが、どれも決め手があるわけではない。混戦だ。
一応、昨年1番人気で2着の三冠牝馬・ジェンティルドンナと春天連覇のフェノーメノが有力という線は揺るがないだろう。
あとは、一長一短。でも、最近は雨が多いので、高速馬場なのかどうかを軸に、本質的にこの条件が合っていそうな馬を探っていくと、
適性ならイスラボニータ
底力ではロゴタイプ
という、皐月賞馬有利説を声高に唱えることも筋違いじゃない。
近10年で皐月賞馬は、06-07年に連勝した以外来ていないが、出て来れば大崩れしない。
クラシックホースにまで拡張すると、ダービー馬もメイショウサムソンの重複分を除いて2勝、菊花賞馬はスーパークリーク以来勝ってないが、代わって桜花賞連対馬が台頭しているから、格では買える。
あとは左回り巧者の取捨。
だからこそ、毎日王冠組は天皇賞の施行条件変化後13勝の鉄板データを重視すべきだろう。
そろそろ飛ぶという見立てをして切るのも面白いが、困ったらこの組だ。