菊花賞2015 展望
最近、皐月賞のレベルがやたらと高くて、ダービーで少しレベルが落ちて、菊は相変わらず走り切る能力がある馬が限られる組み合わせで時に波乱もあって…。一戦ごとの質の質の低下は、現在の主流系統の寡占状態の副作用による影響が考えられる。
なので、ダービーと菊花賞の好走馬が、神戸新聞杯の好走馬とも共通してくるケースは多い。
06年ソングオブウインド-ドリームパスポート
07年アサクサキングス<ウオッカ不出走>
08年オウケンブルースリ<ディープスカイ不参戦>
11年オルフェーヴル-ウインバリアシオン
12年ゴールドシップ<ディープブリランテ引退>
13年エピファネイア<キズナ不参戦>
14年トーホウジャッカルーサウンズオブアース
セントライト記念組が、ロックドゥカンブやトーセンラーくらいしか人気になっても走った馬が見当たらない辺り、秋華賞とローズSとの関連性と同調する部分がある。
それ以外であれば、いつの時代も注目馬を出す夏以降の1000万勝ちの3勝馬。
過去20年で、優先出走権のなかった者だけでも、
3勝2着1回3着6回
3着が近年のトレンドで、ここは押さえたいところ。
一応、血統面では期待の持てるサトノラーゼンは、セントライト記念で圧倒的な武器がないことを証明してしまったから、頭まではきつそうで、ダービー上位組は、現状リアルスティールくらいしか見当たらない。それも秋緒戦大敗となれば…。
今年も上がり馬は熱い。
ティルナノーグ 信濃川特別
マサハヤドリーム 玄海特別
ミッキーオリビエ 野分特別
セントライト記念では、2勝馬のジュンツバサが権利獲りに成功し、
マッサビエル 芦ノ湖特別
リアファル マレーシアC<準オープン>
らが、神戸新聞杯の内容如何に関係なく、ほぼ出走権を持っている状況。
賞金上位馬の回避が、ある意味で結構期待できることは、レースレベルの向上に大いに好影響を与えるはず。
ただ、リアルスティールが先週のミッキークイーンくらい走ったなら、それでお終い・・・だろう。力差は大きい。