東海ステークス2021【予想】|有利な枠順/過去10年の傾向/出走予定馬の最終追い切り
目次
東海ステークス予想と最終追い切り後のオッズ分析を行っていきます。
激走が想定される鉄板軸馬や大穴が見込める穴馬を消去法でピックアップ!
予想オッズや歴代優勝馬の勝ち馬のサインを見逃さず、過去配当を超える払い戻しを狙っていきたいと思います。
レース名 | 第38回 東海テレビ杯 東海ステークス |
グレード | 重賞(Gii) |
日程 | 2021年1月24日(日曜) |
発走時間 | 15時35分 |
開催場所 | 中京競馬場(11R) |
距離 | ダート1800m |
コース | 左回り |
賞金 | 5500万円 |
レコード | 1:47.6 |
東海ステークス2021の出馬表(馬柱)- 出走予定馬の馬体診断と想定騎手(枠順確定)
枠順 | 出走予定馬 | 騎手 | 斤量(負担重量) | 馬体重(前走) | 最終追い切りタイム | 予想オッズ |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | グレートタイム | 福永 祐一 | 56 | 484 | 栗東・坂路・良 800m 55.0-39.4-25.0-12.1(馬なり) | 12.3倍 |
2 | コマビショウ | 松若 風馬 | 56 | 502 | 栗東・坂路・良 800m 54.2-39.5-25.5-12.9(馬なり) | 104.4倍 |
2 | ダイシンインディー | 岩田 望来 | 56 | 543 | 美浦・南B・良 5F 70.3-54.4-39.8-12.5(末強め) | 26.4倍 |
3 | タイキフェルヴール | 内田 博幸 | 56 | 528 | 栗東・坂路・良 800m 56.0-41.4-26.9-13.1(馬なり) | 7.9倍 |
3 | テーオーフォース | 国分 恭介 | 56 | 478 | 栗東・CW・良 6F 84.0-68.5-53.8-40.0-13.3(強め) | 109.0倍 |
4 | インティ | 武 豊 | 57 | 518 | 栗東・CW・良 6F 83.2-67.3-51.9-38.2-12.4(G前仕掛け) | 2.4倍 |
4 | ケイアイパープル | 中井 裕二 | 56 | 502 | 栗東・CW・良 6F 89.1-71.9-55.8-40.5-13.0(馬なり) | 51.4倍 |
5 | ダノンスプレンダー | 岩田 康誠 | 56 | 514 | 栗東・坂路・良 800m 57.7-41.0-26.4-12.8(末強め) | 6.6倍 |
5 | ムイトオブリガード | 北村 友一 | 56 | 506 | 栗東・坂路・良 800m 53.7-38.8-24.9-12.3(一杯) | 32.7 倍 |
6 | オーヴェルニュ | 川田 将雅 | 56 | 472 | 栗東・坂路・良 800m 56.3-39.5-25.3-12.5(強め) | 10.4倍 |
6 | ハヤヤッコ | 田辺 裕信 | 56 | 474 | 美浦・南W・良 5F 67.4-53.0-38.9-12.5(馬なり) | 7.9倍 |
7 | アナザートゥルース | 松山 弘平 | 57 | 486 | 美浦・南W・良 5F 67.7-52.1-38.3-13.2(一杯) | 22.2 倍 |
7 | デュードヴァン | 幸 英明 | 55 | 482 | 美浦・南W・良 5F 68.1-53.1-39.4-12.7(直一杯) | 19.7倍 |
8 | メモリーコウ | 古川 吉洋 | 54 | 467 | 栗東・坂路・良 800m 55.0-39.6-25.0-12.3(馬なり) | 53.6倍 |
8 | ロードアクシス | 和田 竜二 | 56 | 470 | 栗東・CW・良 6F 89.1-71.5-55.7-41.2-13.6(G前仕掛け) | 26.6倍 |
東海ステークス予想 - 過去データ分析
1番人気馬の着度表
1着 | 2着 | 3着 | 4着以下 |
---|---|---|---|
5回 | 0回 | 2回 | 0回 |
※中京1800の東海Sに限る
まず凡戦はなく、ウインターS<旧コースの2300M>の時代では考えられない傾向が出ている。
A級のダート中距離型、ひいてはチャンピオン級も一定数登場のG2というのは、往々にして、ここを叩き台にして本番に向けたステップにする馬も多いはずだが、ダート界の常識では、次の本番に据え置かれるフェブラリーSのマイルというカテゴリーの方がイレギュラーだから、その影響もあるのだろう。
自分の得意条件でまずは地力の一端を示す余裕を見せつけられるか。
いずれにせよ、人気薄から入る競馬ではない。
ちなみに、昨年の京都のレースでも、人気になったインティは自分の型ではない好位抜け出しで3着に入っている。
過去10年の枠順別成績データ
枠順 | 1着 | 2着 | 3着 | 4着以下 |
---|---|---|---|---|
1枠 | 0回 | 0回 | 0回 | 11回 |
2枠 | 0回 | 1回 | 2回 | 8回 |
3枠 | 0回 | 2回 | 2回 | 8回 |
4枠 | 4回 | 0回 | 1回 | 8回 |
5枠 | 1回 | 1回 | 1回 | 11回 |
6枠 | 0回 | 1回 | 0回 | 13回 |
7枠 | 1回 | 1回 | 1回 | 11回 |
8枠 | 1回 | 1回 | 0回 | 12回 |
東海ステークス予想 - 出走予定馬の血統
ネイティヴダンサーコネクションと、それを全て集約させたミスプロの同系配合とその3×4の効果が、
馬体にもレースのスタイルにしても、はたまた戦績の内容にも比例するように
自分の庭での強さを殊更強調した格好が本物のインティの姿だと、皆が認識するようになったのは昨年のチャンピオンズCだったのかもしれない。
自分のリズムよりも、逃げたエアアルマスの方が<鞍上の松山騎手の気概の方がとするべきか>無理をしてでも何とかしようと意欲があった分、インティにも苦しい展開になったものの、中身が一昨年ほどのものではなかったのに
結果は変わらずクリソベリルには先着して見せた。
苦しいという考え方が他の馬と違うというポイントは、粘り強く自分の脚を使える状況を、相手関係よりもコース形態や序盤の展開に求めているところであって、それを血統的な特性から類推する時、
- BC<ブリーダーズカップ>ジュベナイル・・・ 7着
- ケンタッキーダービー・・・ 6着
- BCクラシック・・・ 10着
それ以外はこの3レースの直前に制したG1での3勝を含む9戦全勝、という父ケイムホームの稀に見る本番での物足りなさが、中京に良績が偏る代表産駒のインティ、武蔵野Sレコード勝ちのタガノトネール、ファンタジーS快勝のサウンドリアーナなど、そのまま性質を引き継いだ馬ほど出世してきた歴史からあっさりと説明がついてしまう。
たまたま、行きたい馬が控えてくれたので、全て勢いに乗ってのフェブラリーS制覇に繋がったわけだが、あの瞬間から全てが暗転していくように、昨年末のチャンピオンズCまで連対一度もなしの7連敗。
父母父・ニアークティック系→ 日本の代表馬/トランセンド<父ワイルドラッシュ>
母父・ノーザンアフリート→ 牝馬の代表馬/イブリングジュエル
※ケンタッキーオークスは2着で、その前哨戦となったG1を勝利。
母母父・フォレストリー→ 後継種牡馬・ディスクリートキャット、その産駒の1頭のエアハリファ共々、大レース前のA級前哨戦を快勝。
もはや、血統的特性なのだから、血統構成の問題ではないとしても、本番で足らないのは致し方なしの傾向が顕著だと言わざるを得ない。
今のインティで、再びのフェブラリー獲りは困難だろうからまずはここで連敗を止めておきたい。
東海S予想 - 過去傾向とレース展開を予想
7歳になったインティは、これが通算の17戦目となる。
あの余裕ローテの日本競馬史上最強馬に名実とも指名されたアーモンドアイでさえ、3年ほどのキャリアで15戦である。
両者、デビュー年は奇しくも同じだが、言わずもがなではあるが、一つ年上であるインティのデビュー日時の方が4カ月ばかり早い。
しかし、アーモンドアイと同じ頃に連戦連勝の流れに乗っていたから、武豊騎手に鞍上が固定されたこともあって、4歳戦以降は期待感も一戦ごとに増していった。
フェブラリーSを制したのは、2019年の2月。
通算で7連勝とした。
その翌月、アーモンドアイはドバイターフを制し、デビュー2戦目からの連勝を7に伸ばしている。
シンザン記念からの重賞連勝記録は6であった。
しかし、両者は次のレースでスタート時にアクシデントに見舞われ連勝が止まった。
一方は立て直されたが、プライドを傷つけられたか、得意ではない大井の重馬場で連敗後は、心身ともに不安定な状態に入っていったインティ。
アーモンドアイは引退した。
通算15戦11勝。うち、G1競走は9つも制している。
インティは7つも勝っているが、重賞はまだ、2年前に制した2つのタイトルのみに止まる。
何を言いたいのか。
「両者、必ずしも万能の王者に非ず」
インティに関しては、戦績を振り返るまでもなく、まるで特定の条件以外には興味を示さない不感症を貫き通す無頼漢然とした振る舞いを繰り返してきた、素晴らしい体躯を誇るグッドルッキングホース。
アーモンドアイもその名の通り、メンコを外すと歴代の名牝がそうであったように、スーパーアイドル級のルックスを誇った。
後に大女優となったアーモンドアイは、馬体も体重の増加以上に逞しさを増し、元はもっと体格差のあった同期のラッキーライラックの馬体重に近づくにつれ、むしろ、父似のガッチリ型へと血の縛りの通りに収束していった。
依然として、中身がまだまだお子ちゃま的なところのあるインティは、最初から違うものを拒む面はあったのかもしれないが、ようやく、中身が性格面ではなくて、競走馬としてのスキルが真のオープン級に相応しいものになってきたのか、折り合う方法を自ら編み出したようなところが見受けられた。
それが前走のチャンピオンズCだった。
5戦目のオークスでは、後に2度目ジャパンCを制するための準備を始めるがごとき、意外な中団前目の追走から抜け出して、総合力の違いを他にも示していたのがアーモンドアイ。
しかし、実質調教の過程に使った秋華賞を制したのが、右回りでの勝利の最後。
翌年有馬記念を使ったのが熱発明けで、激走の天皇賞から不本意な臨戦過程で香港断念でも使わないわけにいかない状態だったからこそ、力みのある走りで、小回りのハイペースにまるで対応ができなかった。
東海S予想 - 追い切りやラップから最終予想
実は、それ以外に右回りのみの字も出てこないくらいに、東京に固執したローテを完遂したアーモンドアイ。
新潟のデビュー戦も小回りで敗れたが、通算して左回りに限ると
【8・2・1・0】
右回りは、シンザン記念、桜花賞、秋華賞の3戦。そもそも、これ以外は有馬記念だけだから、4戦3勝でどうしたって偏った戦績に、本質的な適性で疑問も残るわけだが、そんなことはどうでもいい。
牝馬のレースは特に、東京に重点を置いたような構成になっている。
一見すると、京都、阪神が多いようで、牡馬も負かすための適鞍は東京が大半という構図。
クロノジェネシスやリスグラシューはあくまでイレギュラーなのであって、真の大物というのは彼女と、昨年そ唯一それに土をつけたグランアレグリアということになる。
インティは左回りで、
【3・1・2・2】
ところが、ここから1800M未満のレースを除外すると、
【3・0・1・0】
最初は、京都巧者のように思われていたインティだが、その点を否定する材料こそないものの、前哨戦での強さを誇った父とは違い、休めば心身とも理想の状態に戻るような単純なタイプではないから、アーモンドアイのような安定の休み明けの強さも見られなかった。
キャリアの中でも、5歳秋のみやこS、6歳秋の南部杯は最悪レベルの内容であり、それは連覇達成には程遠い揉まれるだけ揉まれて敗れた昨年のフェブラリーSと並び、最初から苦しい立ち回りであった。
一方で、中京にほぼ限定される4走の良績のある条件では、単純な良化の気配だけ少しはあったというだけで、内容はまだまだにしても、普段の理想を体現できる状態ではなかったはずなのに、結果は格に相応しいものとなっている。
本番を勝たねば意味はない立場にある7歳のタイトルホルダーであるインティは、内容が悪い勝利はまだ許されるが、向こうから勝機を臨むことのできるレースが来ないとまともに戦えない馬になってしまった以上、好内容の敗戦では苦しいとなる。
決定力を中京の1800ではいつも示してきたが、不利を受けるような競馬をするわけはないから、自分がだらしない立ち上がりを見せない限り、そもそも、惨敗の構図は自分自身の能力発揮に関わる減退のようなものがない限り、まず想定もされない状況だろう。
普通、絶対勝てそうなレースの条件になった時に限って、速い馬がいたりするものだが、アナザートゥルースが秋の船橋の時のような狂気じみた先行を、7歳馬に乗る松山騎手が再現することはないだろう。
少なからず因縁のある松山騎手だから、エアアルマスの再現を狙うが、その辺りもインティ次第。
裏を返せば、インティの競馬の内容如何で、先週以上の波乱も想定されるとも出来るから、穴を狙うなら、飛び切りの爆弾を用意しておきたいところ。
本命党ではない筆者からすると、道理に合う候補は限られるとしながらも、インティ圧勝ならば決め打ちの左回り戦で本領発揮できるタイプのデュードヴァン。
もしも本命不発の時に狙えるのは、矢作厩舎の刺客・ハナズレジェンドだろうと思って見ていたが、第一希望だった来週の川崎記念に出走可能となりそうで、これは回避。
ならばと、初勝利はダート戦だったムイトオブリガードの左回りでの一発を期待!
万全の出来ではないだろうが、気楽な立場。
北村騎手は、ダート→芝への再転向初戦で騎乗の記録もある。
芝での良績が東京に集中しているから、直線の長い中京なら、なくはないだろう。
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