ダイヤモンドステークス2021【予想】|過去の傾向/出走予定馬の最終追い切り
目次
ダイヤモンドステークスの予想と出走予定馬の最終追い切りデータを評価していきたいと思います。
過去結果を見ても荒れる傾向がある中、有力な登録馬の中から鉄板軸馬や激走が想定される外厩仕上げの穴馬をデータ分析していきます。
予想オッズを調べながら歴代勝ち馬のサインを見逃すことなく、過去配当を超える払い戻しを狙っていきましょう。
レース名 | 第71回 ダイヤモンドステークス |
グレード | 重賞(G3) |
日程 | 2021年2月20日(土曜) |
発走時間 | 15時45分 |
開催場所 | 東京競馬場 |
距離 | 芝3400m |
コース | 左回り |
賞金 | 4100万円 |
レコードタイム | 3:29.4 |
ダイヤモンドステークス2021の出馬表(馬柱)- 出走予定馬の馬体診断と想定騎手(枠順確定)
枠順 | 出走予定馬 | 騎手 | 斤量(負担重量) | 馬体重(前走) | 予想オッズ |
---|---|---|---|---|---|
1 | ダノンテイオー | 津村 明秀 | 53.0kg | 466kg | 310.6 |
1 | ナムラドノヴァン | 内田 博幸 | 53.0kg | 494kg | 52.7 |
2 | オーソリティ | 川田 将雅 | 56.0kg | 514kg | 1.7 |
2 | ヒュミドール | 吉田 豊 | 55.0kg | 462kg | 47.0 |
3 | サトノガーネット | 岩田 望来 | 55.0kg | 444kg | 130.0 |
3 | ブラックマジック | 石橋 脩 | 54.0kg | 450kg | 24.2 |
4 | ジャコマル | 田中 勝春 | 54.0kg | 472kg | 145.9 |
4 | ミスマンマミーア | 松若 風馬 | 53.0kg | 458kg | 49.8 |
5 | グロンディオーズ | 三浦 皇成 | 54.0kg | 528kg | 47.6 |
5 | メイショウテンゲン | 横山 典弘 | 56.0kg | 462kg | 7.8 |
6 | ボスジラ | 横山 武史 | 56.0kg | 518kg | 15.2 |
6 | ワセダインブルー | 大野 拓弥 | 54.0kg | 454kg | 147.9 |
7 | タイセイトレイル | 北村 宏司 | 55.0kg | 502kg | 8.7 |
7 | ポンデザール | C.ルメール | 54.0kg | 496kg | 3.9 |
8 | アイスバブル | 武藤 雅 | 55.0kg | 446kg | 78.0 |
8 | パフォーマプロミス | M.デムーロ | 57.5kg | 466kg | 19.1 |
ダイヤモンドステークス予想 - 過去10年~20年の結果とデータ傾向
アル共杯の勝ち馬
【1・0・0・0】
そもそも、アル共杯というのは格上の重賞なのだからそこを勝ってまたここに挑むとなれば57以上は必至。
アル共杯そのものが秋の長距離G1や春の天皇賞に向けた重要戦になっているわけだし大分格下にも思えるダイヤモンドSに56程度で出てくれば、行き掛けの駄賃くらいの感じでもっと言うと余裕ローテで本番に向けたステップにもなるということで、出走確定の時点でほぼ確勝級という位置づけになる。
唯一の例となっているのが去勢する前のフェイムゲームでアル共杯を勝って中山の一走を挟んでの参戦ながらこちらは前年覇者で58という厳しいハンディキャップを背負った上での完勝だった。
事実上これに等しいレベルのクラシック未出走で57未経験の馬には厳しい56であるオーソリティはそうした死角を総合力で覆さないといけない。
ただしちょっと古いところではステイヤーズSを勝って同じように一走経て同斤で参戦のコスモヘレノス<クラシック未出走/トライアルには挑んでいた点まで同じ>の好走例はあるし昨年のメイショウテンゲンもキャリアこそ違えど同じG2勝ち馬で55を背負って、内容的には勝ちに等しい2着であった。
東京での実績を考えたらこんなデータになど頼らなくてもしっかり勝って来いというレースに思える。
重い馬ほど人気馬。半端に軽い馬は人
ハンデ別成績 | 1着 | 2着 | 3着 | 4着以下 |
---|---|---|---|---|
58kg以上 | 3回 | 2回 | 0回 | 4回 |
57.5kg | 0回 | 0回 | 0回 | 1回 |
57kg | 0回 | 0回 | 0回 | 7回 |
56.5kg | 0回 | 0回 | 0回 | 0回 |
56kg | 1回 | 3回 | 1回 | 18回 |
55.5kg | 0回 | 0回 | 0回 | 0回 |
55kg | 2回 | 2回 | 2回 | 18回 |
54kg | 3回 | 0回 | 6回 | 25回 |
53kg以下 | 1回 | 3回 | 1回 | 43回 |
フェイムゲームなどが複数回馬券に絡んできた影響で重い馬が強いとなっているが厳密に言うと実績上位で春の天皇賞でも好勝負必至<掲示板内なら十分あり得るレベル>という馬ならば、力量差で他を圧倒できると結論付けられる。
ならばと若い馬で条件戦を勝ち上がってきたばかりの馬はというと、あまり信用ならない。
ということで、狙い目は中距離重賞惨敗から長距離戦での一変に期待したい組。
これら両方がいる54、55程度の斤量の馬は、ファンの判断力が問われる選択となってくる。
出走可能と思われるブラックマジックは、人気次第で信頼度が変化しそう。
ステイヤーズS組は、結局、真ん中より上の着順だった馬を押さえるしかない
ステイヤーズS出走馬/3~7着だった馬
【1・1・1・13】
ポンデザール<3着>やボスジラ<6着>あたりは、重賞実績がまだ足りないのでもうちょっと上の着順だったら軸でもいいのだが、道悪だったとは言え、結果揮わずで斤量面も実質同斤の54、56では、他の馬から狙いたいところ。
それならば、データ上では完全に消しのメイショウテンゲンが、昨年2着の後、阪神大賞典と宝塚記念で好走していながら、1kg増になっただけならむしろ買いの材料があると言える。
連対馬なら必ず来るわけではないが、アル共杯組よりは着順の入れ替わりは起きやすい。
ダイヤモンドステークス予想 - オーソリティの血統/成績/タイム
我々はオルフェーヴルやエピファネイア<ロザリンドの全兄>の本質を理解していたのだろうか。
今回期待を集めるオーソリティは、激しいクロスが掛かっているせいで忘れられがちだがオルフェーヴルの産駒である。
兄弟的存在たるその他の活躍馬には、アーモンドアイの巨大な壁をうまく潜り抜けつつもエリザベス女王杯連覇などG1・4勝のラッキーライラックがおり、同期の皐月賞馬であるエポカドーロも同産駒。
一時期外れのステイゴールドっぽさを漂わせていたが、5歳時のラッキーライラック大復活により、産駒全体に活力が戻ってきた。
その内の一頭が、昨年G2・2勝のオーソリティだった。
彼の母であるロザリンドは、競走馬として何一つ見どころのない未勝利馬だったが、何と言っても、伝説のオークスウイナーであるシーザリオを母に持つ血統馬。
長男のアーデンフォレストは、ルーラーシップを配されて、今は短距離志向が出ている3勝馬だが、長い休養を経て復活して、まだ伸びしろがある。
青葉賞快勝も、肝心の大本番に縁がないのは、シンボリクリスエスの影響なのかもしれないが、おじいさんは同期で誰よりも早く古馬相手に戦う道を選択し、その最初のレースだった秋の天皇賞では混戦を断つ格好で、大人びたレースで快勝している。
本当の壁などどこにもなかったように思えるシーザリオも、必要なタイトルは勝ち得たが、プラスアルファの才能が問われる古馬戦には縁がなく、今月勇退の角居調教師も悲嘆にくれたのであった。
まあ、これと入れ替わるようにして、その後にウオッカを預かることになったわけだが…。
エピファネイアはもう歴史的名牝と言って差し支えない・デアリングタクトという傑出した産駒を送り込み、現3歳世代からダービー候補に堂々名乗りを上げたエフフォーリアが登場。
前途洋々の種牡馬生活は、シンボリクリスエス譲りの馬力だけでなく、サンデーサイレンス/SSの血を受けてもヘイルトゥリーズンの血が濃厚になりすぎない強みを活かしたものと言える一方、スペシャルウィークがそのSSの代表産駒だから、三冠馬オルフェーヴルを加えれば、流石に偏っているとなる。
ダイヤモンドステークス予想 - レース展開と最終予想
血統の組み合わせのあれこれは置いておくとして、彼らが一体どこで活躍してきたかと言えば、何となく、阪神で強かったラッキーライラックや有馬記念連覇のシンボリクリスエス、オルフェーヴルの印象が思い起こされ、それを追認した産駒の走りに目を奪われてきたのも事実だが、エフフォーリアやデアリングタクト、シーザリオの良さが出た東京は、オルフェーヴルもシンボリクリスエスも強い内容を見せた激しい競馬の東京のレースだった。
かく言う、今回本命のオーソリティは、コース1周の右回りでデビュー連勝後、ホープフルSでコントレイルと出会って酷い目に遭って以降、
東京【2・0・0・0】
中山【0・0・1・1】
いかにも適性のありそうだったタフなコンディションの中山でほとんど見せ場なしで、総合力勝負の好時計決着となった東京で快勝。
良血のエピファネイア産駒は東京で弾けた。オルフェーヴル自身も東京の皐月賞で独走。
もはや、ステイヤーの資質が直接的に問われるわけではない、現状の長距離重賞において、タフな配合の東京巧者が誕生するのは、必然だったのかもしれない。
まだ関西圏に行ったことのない馬だけに、オーソリティはここを負けてしまっては、大舞台での出番がまた遅れることになる。
歴代の東京の長距離重賞を複数制してきた猛者たちは、最初こそもたついて、キレ味勝負の東京では苦戦していたが、最初の重賞勝ちが京成杯のフェイムゲームも、東京の長距離重賞コンプリートで4歳になってからずっと活躍していた。
そんなにステイヤーには思えないオーソリティでも、フェイムゲームよりずっとスケールの大きさを感じさせる見た目の派手さがある。
有馬はあまりにも情けなかったが、これもスイッチが入ったサインと取れなくはない。
<アル共杯が調子いまひとつの中で、よもやの快走だったことの反動だとは思うが…。>
前走が中山だったこのレースの勝ち馬は過去10年で半分いるが、皆連を外していた。
いつの間にか、府中巧者になっていたオーソリティがここを難なく突破し、次戦以降に様々な選択肢が生まれた瞬間、春秋グランプリなど眼中にない、根幹距離G1一本釣りローテを組み立てることができる。
調教師、オーナー揃ってこの権威という名を授かった未来のスターに次代の運命を託しているところはある。
苦しい場面でこそ、愛馬に救われた人々を何度も目撃してきたファンたちは、一体どのようなオーソリティ評をするのだろうか。
少なくとも、他の人気になりそうな馬たちよりは、よっぽど適性面で安全な軸馬であり、将来性も有り余るほどに有望なのがこの馬だと思っているのは、筆者だけではないはずである。
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