アンタレスステークス2021【予想】|過去10年のデータ傾向と有利な枠/出走予定馬の最終追い切り

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アンタレスステークス2021【予想】|過去10年のデータ傾向と有利な枠/出走予定馬の最終追い切り

読了までの目安時間:約 15分

 

アンタレスステークスの予想と出走予定馬の最終追い切り評価を行っていきます。
過去結果を見ても荒れる傾向のある中、有力な登録馬の中から鉄板軸馬とされる外厩仕上げの本命馬や消去法で消すべき馬、本命をも超える可能性のある穴馬をデータ分析!

 

歴代勝ち馬のサインを見逃さず、予想オッズを見ながら過去配当を超える払い戻しを狙っていきましょう。

 

レース名第26回 アンタレスステークス
グレード重賞(G3)
日程2021年4月18日(日曜
発走時間15時30分
開催場所阪神競馬場
距離ダート1800m
コース右回り
賞金3600万円
レコードタイム1:48.5

アンタレスステークス予想2021 - 過去10年のデータ傾向

名古屋大賞典組に目ぼしい軸馬が見つからない時の対処法

必要な準備を万全に整えたからと言って、簡単に重賞レースは勝てないものだが、たかだか10年で10数頭しか出走していない前走名古屋大賞典<名古屋1900M/Jpn3>組は、圧倒的な安定感と信頼度で、毎年のように馬券に絡んでいる。

今年はそこを圧勝のクリンチャーは出てこないが、代わりに2、3番人気の馬が登場。
もはや、肉薄しなければ何の意味もないとなると、2着のバンクオブクラウズでも3馬身差であり、それ以下は同類となるから、ロードブレスと事実上殿負けのメイショウカズサ<勝ったクリンチャーとは5.1秒差>もまた、展開一つで扱いは変わる。

ただ、当然の如く、クリンチャー以外がアンタレスSで即通用という構図もまた見えてこない。

仕方ない。中央の重賞で好走実績のある馬は少ない。
そうなった時にどうすれば穴埋めできるかとなれば、その下にある、別路線組扱いのその他が5勝の件を参考にするよりほかはない。
後述するマーチS組の怪しさと仕方のない格の差に、現状の重賞路線におけるローテの新概念なども加味した時、少し前より1週分だが、より間隔が縮まっているとなると、もはや、フェブラリーS関連の前哨戦組から狙ってみても、調子などを踏まえたらほとんど意味なし。

その他が多いのは、ダートの中距離戦はオープン競走なども盛んに組まれ、年々、わずかながらも増え続けている影響もある。
仁川S<阪神2000>がマーチSの前哨戦として機能しなくなった頃、総武Sなるオープン戦が出来て、仁川Sはちょっとローテに余裕を持てるこちらに向かう馬のほどよいステップレースになった。
それと今年施行された中京の名古屋城S組から狙うのが、今回の筋読みでは無難。

1月の小倉に門司Sというのも行われて、勝ったソリストサンダー<クリンチャーに隠れて、今密かにスケールアップ中の6歳牡馬>には完敗も、ようやく軌道に乗りつつあるサトノギャロスが抽選を潜り抜けたら、これはこれで期待。
他のオープンではこうした新設や代替のレースをフォローしきれないので、その他としたまでだ。
それほど、交流重賞の方が格が上のケースが多いというわけだ。

 

マーチS組は滅多に着順の入れ替わりは起きない半面、2着馬の方がよく来る傾向

 

よろしくない傾向のひとつが、中2週のローテーションで変わり目と斤量の変化に一変を期待できるはずのマーチS組。
古馬が強いレースとして知られるマーチSは、今年も4歳馬のアメリカンシード君が大いにやらかしてくれた。
一方、古馬も当然強いが、まだ4歳になりたての若手たちも活躍するのがこのレース。
昨年が6歳以上の猛者ばかりで、何だかヘンテコな理屈のようで、過去10年で4歳馬が絡まなかったのは、あと2回しかない。
勝ったのは後に大いに活躍のゴルトブリッツであり、また顕彰馬級の活躍を見せたホッコータルマエくらいだが、ゴルトブリッツが4歳時にはフェブラリーS好走のバーディバーディを連れてきて、翌年連覇を決めた時は、一つ下のマーチS掲示板外に終わった2頭を連れてきた。

ホッコータルマエはG1馬になったばかりの二ホンピロアワーズを、斤量差はあったとはいえ、今度はねじ伏せたことで暮れと立場を入れ替えた。

無論、この後のタイトルホルダーたちはマーチSになどこの後も出ていない。
狙いが違うから、即戦力がそのまま結果を出せるアンタレスSでは、フレッシュな馬にかしわ記念<5月の船橋>への出走権を与えるというサブミッションが機能しているかが、一つのポイント。
最近は、賞金が足らずに登録しても無駄となるくらいで連勝馬など出ていないが、そういう時にこそ、ヒモで買いたいのがマーチSの組。

 

で、ここ3年続けてマーチS2着馬が謎の3着を継続中。
阪神と中山が絶妙にフィットする今年の該当馬・ヒストリーメイカーは、4歳ではないマーチS好走馬という点で、全く同じだから買うしかない。
ただし、展開向いたという超ハイペースで、前にいたレピアーウィットを負かせなかったのは、総合力でクリンチャーに完敗のみやこS<昨年も今年も阪神開催>と同じように思えた。
名誉のためにも、よく乗っていた畑端現調教師の腕の問題で勝てなかったわけではないことが、徐々に証明されつつある。
今年はまとめて来ても不思議ないから、はっきりスタンスを決めた方がいい。
ちなみに、マーチSはいつも混戦なので、レベル云々を意識しすぎると痛い目に遭う。

 

買いたくない理由に「斤量57」を死角に挙げるなど、愚の骨頂である

57を背負った馬は最近はあまり好走しているわけではないが、ホッコータルマエも難なくこなしているとはいえ、これは例外で、3歳時に一度古馬相手に背負った記録がある。

ただ、その他の古馬重賞勝ちの名馬級の馬たちは、今年華麗に復帰を遂げたグリムが4歳の時に、初の57でも翌年も好走の56であるアナザートゥルースに競り負けたくらいで、1年振り実戦のグレイトパールもしっかりこなし、では当たり前にこなせそうな古豪たちも、昨年はハードな展開でダートの場慣れを証明したクリンチャーが厳しい3着争いを制して馬券内に入った。

昨年のアナザートゥルースのような58では、条件が噛み合わないと苦しいが、今年はグリムと同じで前回出走時より斤量減の57だとかグリムは基本設定の56。

面白い傾向でも何でもないが、そういうことで人気が4歳馬に集まりがちなマーチSと中身は同じで、正当な評価がダート戦だと特に、近走の内容が上々の馬ほど当然有利な構図であるわけだから、自然な流れとして、57くらいどうってことはないという理屈には説得力がある。

無論、全て来るわけはないが、そもそもの好走率が4割以上だから、消す理由など全くないに等しい。
それもそのはず。6年連続馬券内で、その間で連対を外したのは昨年のクリンチャーなどの3頭だけ。
絶妙な斤量増だからこそ、この季節になれば、恐らく大体の実力馬がG3クラスなら上位争いできるくらい動けると読んだ時、信用できる軸馬に57の馬を選択するのもありだろう。

 

前出のアナザートゥルースとレピアーウィットに加え、流石に怪しい4歳馬ながら、あの新潟のコースレコード走から武蔵野Sしか使っていないことがプラスに働いて不思議のないケンシンコウまで該当。
近5走以内くらいで重賞を勝っていない限り背負わないのだから、さすがに苦しい58のロードブレスよりは買える実績上位組となる。

 

アンタレスステークス予想2021 - レース展開

 

まだ真の能力までは解放されていない若きスター候補の鞍上乗り代わりは残念だが、そのスケール感はかなりのものがある

ここで期待したテーオーケインズの前走は、圧巻の一語。
今後も固定して開催の可能性がある、新設の中京1800Mオープン・名古屋城Sは、1月の東海Sと全く同じ不良馬場でのレースとなり、コース形態からまず道悪でない限りは、ほぼ可能性はないはずの1000M通過60秒切りの展開までもが共通。
インティが逃げたことで、総マークの対象となった東海Sの59.3秒は、ある意味特殊だったが、名古屋城Sの場合、

 

12.6−11.2−12.5−11.8−11.8… <前半59.9秒>

この展開を好発3番手のイン追走から、手応え十分でじっくりと進出。

59.9→12.2−12.6−12.2−12.4… <勝ちタイム 1:49.3>

キレイな12−12のラップを1000M辺りまでは先行勢が作り、後半はほぼ自力でラップを継続させて、坂を上って、唯一追撃のアッシェンプッテルの方が上がりではわずかに上回ったといっても、一瞬松山騎手が追い出してからは、むしろ、前のテーオーケインズの方が突き放しつつ、最後は流していたように映った。

脚が上がったアッシェンプッテルは、牝馬ではあるが、クイーン賞で独走のサルサディオーネに唯一食い下がる2着入線を果たしている隠れた実力馬。

マーチSも地方にも重賞がある時期だから、当然分散されたメンバー構成だったが、単純に馬場がどうこうという内容ではない。
馬場が合っているからきれいな後半のラップになったのは事実でも、4歳牡馬には少しタフな57を初めて背負ったところでの快勝は、この馬にとって3走前である阪神のベテルギウスSで差し後れた際に押し切った、次走東海S勝ち馬オーヴェルニュの57→56での連勝継続よりも、実際は中身の面で互角以上だった可能性はある。

スローペース特有のおしくらまんじゅうで揉まれて惜敗の東京大賞典も、オープン勝ちのない馬にしては大健闘の6着だった。

この東京大賞典には、ボールドルーラー系のタレントが数多く登場し、フォーティナイナー直系の大本命・オメガパフュームの大偉業である三連覇阻止に筆者も期待を寄せたのだが、スロー逃げのカジノフォンテン<父カジノドライヴ>が次走の川崎記念では逃げ切ったものの、前回の船橋のグランドマイラーズは元の持ち場。

展開もそうだったが、完成度や距離適性が噛み合っていない馬が多数存在したレースだったのだろう。

持ち直して、休み明けから快走のテーオーケインズはまだ4歳馬。

阪神は必ずしも得意ではない可能性もあるが、デビュー当初から分相応の体重にまで絞ったものが元に戻り、前走で2走目に記録した最高の494kgで出走。
そのいずれもで圧勝の記録をしたが、この馬体重を超えた時、真の意味での開眼となるのだろう。

一気ではなく、一度も削ることなく、走るごとに増える馬体重。
母父のマンハッタンカフェの一気回復&パワーアップとは異なるが、同じシニスターミニスターの代表的存在であるインカンテーションも、故障する寸前にそのゾーンに入り、調整期間に結果的になった1年半のスランプ期を経て、7歳時は重賞を3勝している。
休養期間などを経てから、若い頃は超えらなかった500kgの体重を最後まで切ることなく、再成長を証明した。

ボールドルーラー系には早熟型も多いが、こうして、粘り強く長く活躍する馬は本物となれる。

同じシアトルスルー系、タイキブリザードはその直仔だが、散々G1で負けた末に、ウッドバインで泥だらけになって帰ってきてから、6歳春の安田記念で劇的に初制覇を果たした。
ずっと先の本格化を予期する何かは、案外早い段階から実証される。
揉まれる強くなった先輩たちは、意外にも、3歳の時点ですでに古馬G3でも連対を果たしている。

アンタレスステークス予想2021 - テーオーケインズの血統/成績/タイム

 

4代母のピンクタートルは、20年前のオークスを元・北米圏年間最多勝利記録達成のケント・デザーモ騎手と共に制した、あのレディパステルの母にあたる。
その仔で3代母のピノシェット<父ストームキャット>は、母が輸入される前の年にアメリカで誕生した外国産馬となる。

競走馬として走ることはなかったが、その初仔が祖母にあたるカフェピノコだ。
半弟には長くマイル戦線で活躍のスピリタスがいて、カフェピノコはレディスプレリュード勝ちのタマノブリュネットを産んでいる。
常に初仔のラインで形成のテーオーケインズの母マキシムカフェも、また未勝利。

どうも、走る馬は最初に出ない傾向なのだろう。
レディパステル以下、この一族の重賞ウイナーたちは、全兄弟の中で真ん中くらいに生まれた馬ばかり。
ちょうど4番仔にあたるこのシニスターミニスター産駒の牡馬は、ストームキャットが入って完全にダート寄りに出たラインの中で、その約束通りにゆったり成長曲線の砂巧者へと成長を遂げてきた。

母父のマンハッタンカフェは、その現役時のパフォーマンスとは大きく異なり、ある意味でサンデーサイレンスらしい万能性を示しつつ、先行型のトップホースを芝の短距離でも、ダートの中距離でも出す特性がある。
明らかにその母父に入ったローソサイエティのリボーのラインのそれが出ているとなるが、ボールドルーラー系が入ったので、ダートの高速競馬にも対応するようになったのだろう。

5走前の良馬場の京都では、名古屋城Sほどではないものの、61秒台そこそこのラップを好位追走、ゆったり仕掛けて、直線で独走のラップ構図もそっくりの1:50.3での走破記録を持つ。

渋っても強いとするべきであり、母母父にあたるジェイドロバリーの牡馬の代表であるオースミジェットは、京都1800の重賞で1分49秒台の時計を繰り出して2度制しているが、不良馬場と良馬場での達成である上に、春のアンタレスS<長く京都で開催の重賞だった>の1:49.5は、当時1月開催だった平安S<不良>の勝ちタイムより0.3秒速い。

おまけにその展開が、良馬場での後傾ラップ相当のものとハイラップの雨馬場とのものとで、まるでそっくり。
ラップの構成要件からして、その理由は至極当然なのだろうが、やはり、血は争えないのかもしれない。
こういう競馬は、ボールドルーラー系にとってドル箱でもある。




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