かしわ記念2021【予想】|過去10年のデータ傾向と有利な枠/出走予定馬の最終追い切り
かしわ記念の予想と出走予定馬の最終追い切り評価を行っていきます。
過去結果を見ても荒れる傾向のある中、有力な登録馬の中から鉄板軸馬とされる外厩仕上げの本命馬や消去法で消すべき馬、本命をも超える可能性のある穴馬をデータ分析!
歴代勝ち馬のサインを見逃さず、予想オッズを見ながら過去配当を超える払い戻しを狙っていきましょう。
レース名 | 第33回 かしわ記念JpnI4上オープン |
グレード | 重賞(Jpn1) |
日程 | 2021年5月5日(水) |
発走時間 | 16:05発走 |
開催場所 | 船橋競馬場 |
距離 | ダート1600m |
コース | 左回り |
賞金 | 7000万円 |
レコードタイム | 1:35.4 |
かしわ記念予想2021 - 過去10年のデータ傾向
ここ最近の結果をとってみただけでも、
・ゴールドドリーム <2018、19年連覇>
・コパノリッキー <2014、16、17年制覇/出走年では三連覇>
・エスポワールシチー <2009、10、12年制覇/09年から5年連続参戦>
まさにスペシャリストのためのステージである。
今年そのチャンスがありそうなのは、4、5歳の通例通りの有資格者であるワイドファラオに限られるのだが、昨年より強くなったという感じはない。
展開も鞍上の<無敗の二冠を確信し、胸を躍らせる福永祐一騎手>気持ちも、全てが有力各馬の適性や状態を大きく上回る形で、かなり運があったというような昨年の快走だった。
それを今年も続ければ、歴代の名マイラーと肩を並べたとできるが、<決まって、連覇するような馬は他のコースでもビッグタイトルを獲っている>先の不安材料もあって、転厩初戦まで重なり<角居→辻野厩舎ならばマイナス要素は少ないが>、簡単ではない。
また、カフェファラオは昨年のジャパンダートダービーの失態がある。
ナイターでもなければ、走ったことのない距離でもまたないわけだが、死角としてそもそも挙がる要素に、ユニコーンSやフェブラリーSを快時計で乗り切るような馬に、適性があるのかということ。
マイルに適性のあったエスポワールシチーもコパノリッキーも、フェブラリーSで何度も好走しているが、雨がちょっと降ったくらいで、1800Mほど快時計決着にはならないこのレースで、両者ともかなり持ち時計に見劣る勝ちタイムでしか勝っていない。
彼らが走れないのだから、他の馬がもっと速く走れるわけがないという、当たり前のようで芯を食った論法でもない仮説を立てれば、ローテと環境以前に、カフェファラオに地方のダートをこなすスキルにはまだ疑問符がつくとなる。
若くて、まだ本領発揮とまでは至っていないカフェファラオだから、当然、完全無視はできないが、実力という概念でものの価値を測るレースに、この一戦が適しているかと言えば、それは秋の盛岡の南部杯<マイルチャンピオンシップ->の方がずっと、納得感のある結果を出せるような舞台設定に思う。
かしわ記念予想2021 - 出走予定馬の血統/成績/タイム
安田記念や宝塚記念のような余力のある馬が有利で、今の時代、G1<Jpn1>連戦中の馬に連続好走を求めることは酷。
余裕のローテでも、適鞍とならないとしたなら、むしろ、コントレイルやグランアレグリアなどがハマった雨の休み明けトラップと似たような結果も予測されもなくはない。
そこで敢えて、おじさんにあたるタイムパラドックスが7歳時に一度だけ挑戦した時2着だったことからも、あまり不適の条件には思えないタイムフライヤーを狙ってみることにした。
通算成績は、
芝:【3・1・0・7】
ダート:【2・1・1・7】
ほぼ均一の戦績ながら、芝の好走実績は全てホープフルS優勝時までの記録で、プラスアルファはなくなったから、4歳秋以降の約2年ほどの成績こそが、タイムフライヤーの実力となってくる。
つまり、あまり変わらない。(笑)
ただ、芝の時がクラシック3戦皆勤のように、相応の距離を求めた中での不発多しの結果だったのに対し、ダートの戦歴における距離別の成績にまで分解してみると、
・1400 【0・0・1・0】
・1600 【0・1・0・2】
・1700 【2・0・0・1】
・1800以上 【0・0・0・4】
と、実に分かりやすい適性のデータが出ている。
なんだ、そういうことだったのか。
筆者は京都記念<2019年、ここまでの最後の芝のレース>で逃げたことから、妙な変化が気になり、次戦以降のダート戦で、最初はかなり行きたがっていたところも見ていた。
だから、最初にダートで好走した同年の武蔵野Sで2着に入った時も、確信を持って、適性を感じた上での本命の印を打った記憶がある。
経緯はともかく、少なくとも印は記録されているから、それは確かであり、もうその時点からこの馬は長い距離向きではないと感じていた。
ところが、肝心のフェブラリーSでスポット参戦のフォーリー騎手を選択したことで、その心理<真理にもかけて>を読み解けた気がする。
「まだ、距離をこなせそうな手応えを陣営は感じている」
その後、ルメール騎手を主戦に迎え<外国所属の騎手が来ないという理由もあって>、北海道の1700Mを連勝した後、再びフェブラリーSに挑む過程で根岸Sをステップレースに選び、ソラを遣った3着<タイムパラドックスもそういうところがあった>で、自他共に認めるマイラー的資質が完全証明されたのだった。
問題はそれに川田騎手が気づくどうか。
そもそも、あまりこの馬のことを知らないだろう橋口慎介厩舎に転厩となったから、完全に一から出直しなのだが、著名馬<当然G1馬なのだから有名>だからこそ、これを変えたらよくなるかもしれないという違うスパイスを加えた時、交流重賞無双状態の鞍上に替わる<ルメールに戻る可能性までは何とも言えないが>今回こそが、最大の狙い目。
変に人気になりすぎない6歳になってしまった2歳タイトルホルダーに、かつてのアドマイヤコジーン<2歳時朝日杯勝ち→6歳時に安田記念勝ち>のような復活勝利を期待したい。
アドマイヤコジーンが奇跡の復活を遂げた冬の東京新聞杯も、休み明けでの快走だった。
かしわ記念予想2021 - レース展開と最終予想
実際のところ、エルムSなどの対応力などを見る限り、この血筋独特のキレる脚がそれほど続かない小回り向き、という面がより強く出ている気がする。
前に出していっても高が知れているから、差すしかないが、昨年エルムSを勝った時は、捲り合いの中で力を示したような内容。
元々、芝で走っていたような馬で、芝でもダートでも渋馬場での好走実績がある。
真の底力を求められる場面で、そうした経験が最後のひと踏ん張りに繋がることは、つとに知られた格言のようなものでもある。
いくら時計が掛かる競馬でも、最後は数値の優秀さ以外の面でも時計を競うのが、このスポーツの肝。
持ち時計のない馬にはチャンスは限られるが、カフェファラオやソリストサンダー<昨夏の札幌1700のタイムは馬場差を考慮しても、エルムSより1秒速いことは強調材料>といった面々には、得意不得意のことはあっても適性の壁は、実は存在しないと思う。
東京大賞典以降も元気な、地元のボールドルーラー連盟<カジノフォンテン・カジノドライヴ産駒/ミューチャリー・パイロ産駒>に加え、武豊ならまた差しを選択しそうなインティまで混ぜ込んで、昨年の結果を踏まえた穴狙いに徹する。
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