関東オークス2021【予想】|過去10年のデータ傾向と有利な枠/出走予定馬の最終追い切り
関東オークスの予想と出走予定馬の最終追い切り評価を行っていきます。
過去結果を見ても荒れる傾向のある中、有力な登録馬の中から鉄板軸馬とされる外厩仕上げの本命馬や消去法で消すべき馬、本命をも超える可能性のある穴馬をデータ分析!
歴代勝ち馬のサインを見逃さず、予想オッズを見ながら過去配当を超える払い戻しを狙っていきましょう。
レース名 | 第57回 関東オークス【指定交流】JpnII3歳牝馬オープン ※GRANDAME-JAPAN2021農林水産大臣賞典 |
グレード | 重賞(Jpn2)※ダートグレード競走 |
日程 | 2021年6月16日(水) |
発走時間 | 20:10発走(第11競走) |
開催場所 | 川崎競馬場 |
距離 | ダート2100m |
コース | 左回り |
賞金 | 3200万円 |
レコードタイム | 2:10.7 |
関東オークス予想2021 - 過去10年のデータ傾向
最初は、サウスヴィグラスの産駒ということで、ケラススヴィアの先行力は大いに距離延長で怪しいと思えていたのだが、自慢の先行力というか、安定感のあるスタートとそのあとの段取りの素早さで、同期の牝馬、ハイレベルとはいえ南関東の所属馬同士ではどうにもならない状況になっている。
3走前のユングフラウ賞では、よもやの敗戦を喫したが、その負かしたウワサノシブコという刺客も、桜花賞には出走叶わなかったものの、大井戦では復帰し、前走は川崎の2000Mで足慣らしの快勝である。
何かがあった時は…、そう思わせるだけの実力を秘めた馬に敗れただけであり、太目残りがそのまま結果に反映されただけだと、大勢の見解そのままに、浦和でも大井の東京プリンセス賞でも、誰も不安に思わないほどに完璧な逃げ切りを決めた。
ダート戦という観点で言えば、もう伝説のロジータであろうが、その速さはテスコボーイ産駒の傑作に数えられる桜花賞<中央競馬>大差勝ちからオークスも完勝のテスコガビーといったところか。
ただし、若いファンが逃げ出すような古典の記録を引き合いに出さずとも、ケラススヴィアはすでに、その領域に入りつつある。
絶賛はこれまでのパフォーマンスで十分にし尽されてきたから、ダート馬に必要な経験値とタフなレースの参戦数からいって、ずっと重賞戦ばかりで7戦、戦歴には頭差交わされたユングフラウ賞の敗戦の記録が輝いて見えるくらいに完璧なキャリアの積み重ね方とできるわけで、生半なJRA所属のにわかダート型では太刀打ちなどできないだろう。
関東オークス予想2021 - 出走予定馬の血統/成績/タイム
血統的な問題は、実際のところ、同期同士の争いで何とでもなるとできるようで、スピード能力は諸刃の剣であると、中央のクラシックでは我々はかなり厳しい結果の方を最近見せつけられたのだから、ケラススヴィア危うし、としてもいいところではある。
ところが、この馬はその点においての死角も少ない。
血統は一流。
三冠馬であるコントレイルとドバイのゴールデンシャヒーンで激走のレッドルゼルらと同じく、北米圏における基礎繁殖牝馬に数えられる名血ラトロワンヌの末裔であり、まるで共通項を持たないレベルの早期に分岐の同族ながら、これにボールドルーラーが加わった時の破壊力は絶大。
ケラススヴィアには、父サウスヴィグラスの母母父であるコーニッシュプリンスがその直仔として入っているのだが、これがラトロワンヌの妹から連なるボトムの出身。
コーニッシュプリンスからみて、6代母のヘレンドトロワがラトロワンヌの母にあたる。
加えて、8代母がそのラトロワンヌであり、母母のアリゲーターアリーはボールドルーラーが生んだ究極のサラブレッド・米三冠のセクレタリアトが3×4でクロス。
母系に入るサマースコールだけでは、そのスピードを強化する要素にしかなりえないが、こうした重層的な名血の組み合わせが意図して施されているなら、本質からのズレは総合力でカバーできるとなる。
ロジータはスタミナ自慢だったから、旧東京3歳牝馬優駿は敗れているが、そこはきっちり押さえているケラススヴィアなら、自分の型を崩されないことの方が重要か。
伏兵の台頭の余地はないが、鳳雛S快勝のウェルドーンは、普段の京都の平坦戦ではなく、もっとタフな中京の1800でドバイ帰りのタケルペガサスを相手にしなかったから、ちょっとしたライバルではない。
武豊騎乗、結局は中央の馬ということにもなってきた歴史は、過剰人気を孕む要素だが、牝馬限定とはいえ、ヘニーヒューズでツルマルガールのファミリーというのはややパンチ不足か。
スタミナ型を多く送り込んだサッカーボーイの血が大いにアシストしてくれそうな気もするが、ツルマルガールの代表産駒であるツルマルボーイ<安田記念勝ち>の全妹・ツルマルオジョウを母に持つ馬だけに、不安定な部分と勝ち星を多く重ねるようなタイプではなかった点からも、前走の鮮やかさに、思われているより距離延長は歓迎のタイプに思えない。
あのアリストテレスのように、一騎打ちと持ち込めるかどうかだろう。
関東オークス予想2021 - レース展開と最終予想
それならば、米三冠のアメリカンフェイローにセクレタリアトが隠れたところで継続クロスしている、謎多き才能であるリフレイムの爆発力にもチャンスはあるか。
カジノフォンテンが時代を作っている現状、ボールドルーラーが活かされた組み合わせのガッツがありそうな馬の取捨は、常に積極的でありたい。
まあ、芝の方が合うという説の方が優勢ではある。
牝馬には苦しい園田の兵庫チャンピオンシップを経験して、小回りや溜めの重要性を馬もまだ若い泉谷騎手も学んだランスオブアースに、ケラススヴィアとの向き合い方を知っている前出ウワサノシブコと「ホッコータルマエ×スペシャルウィーク」では押さえるしかない東京プリンセス賞2着のディアリッキーも拾って、3連勝式馬券は万全の態勢で臨みたい。
三冠といっても、ロジータは浦和の桜花賞のあとは、羽田盃と2400M時代の東京ダービーを制した変則の記録。
まさに、かつてのクリフジのような形ではあったが、今は牝馬隆盛の大きな流れがある。
いきなり相手強化というほど、いつも弱い相手に快勝などということはないケラススヴィアは、常識的に考えて、JRA勢を凌いで逃げ切れるだけの実績と大いなる自信を蓄えていると言える。
三冠全て獲ってしまえばいい。
すると、そのあとはもう、何も恐れるものはなくなってしまうのだから。
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