ラジオNIKKEI賞 2020 予想
再びのデジャヴを希望する筆者。
昨年末、最後の最後に衝撃的楽勝でGⅠ初制覇を果たしたコントレイルのような馬の出現を、この福島の1800重賞に求めたいと無理な注文をつけてみようと思う。
パンサラッサはその彼を管理する矢作厩舎の同僚であり、前走の古馬戦の内容も秀逸。
パンサラッサは一応、コントレイルが勝ったホープフルSに出ていた。
ちゃんと経験を積んだ末に、同期の馬が人気のレースで、そのタフな一戦の実績がモノをいったというような逃げ切りであった。
少しずつ成長を続ける三浦皇成騎手には、実は、ピッタリの騎乗馬である可能性もある。
コントレイルのライバルになれたかどうかは、今となってはやや言い方に困る状況にあるサリオスを管理する堀調教師は、ここに2頭の才能を送り込んできた。
一頭は無敗の良血馬・グレイトオーサー。
もう一頭も、クラシック実績のあるスワンズウッドグローヴ系出身で、前走の東京1600戦を1:31.7で快勝したサクラトゥジュール。
どちらもサリオスにも騎乗したレーン騎手が乗って勝った馬だが、何となく、迷いなくオーサー推しというか、当然こちらに乗ってもらいたいという雰囲気もする参戦の過程が透けて見える。
別に、他にも武豊騎手の52で話題を集めること必至のパラスアテナがいて、ダービートレーナーの2騎も決して格下ではないという組み合わせ。
だから、ホープフルSのように…、となるわけだ。
宝塚記念の結果に関しては、結果的に、昨年とそっくりの結果であったというのもある。
因縁の矢作・堀対決は、年齢はずっと堀調教師が若いのに、キャリアはずっと堀師の方が上ということだけでなく、ドゥラメンテとリアルスティールの、これも対決構図としては微妙な力差のある組み合わせだったということでも、その技量の高さで売れ筋になるだけに、人間が勝手に盛り立ててしまうような要素に溢れたライバル関係を築きつつある。
こんなことは、他にもたくさん馬がいるわけで…、という感じで片付けられない今回の各々の立ち位置があるから、コントレイルのように無傷の馬には少し惹かれる。
まあ、サリオスだって、今も無敗でおかしくなかったわけだが…。
堀調教師が4頭目の重賞馬を送り出したのが、このラジオNIKKEI賞。
ニュージーランド産で斤量2kgもらいの52で、柴山雄一騎手を配して完勝したロックドゥカンブは、返す刀でセントライト記念も制し、菊花賞では堂々1番人気に推された。
厩舎最初の男馬による重賞制覇で、後にキンシャサノキセキで遅ればせながらの大活躍に繋げた南半球産馬の攻勢をかけるきっかけとなったのもこのレース。
兄が一応、京都2歳S勝ちのドレッドノータスというグレイトオーサーが、その兄がその京都で勝った時のように上の方を向きながら序盤は先行し、そのまま押し切った前走の内容に、ある種のシンパシーのようなものを感じ取れた。
ドレッドノータスも昨秋大いに復活して見せたが、ディアデラノビアの産駒は上を向くだけなら母似で済むが、どうにも気持ちが長続きしない傾向がある。
グレイトオーサーにかかる期待は、母も失敗したデビュー3連勝。
ロックドゥカンブでは成功している。
もっとローテはきついが、彼が近年唯一の前走2000Mの条件戦勝ちの連勝馬であったという点は強気になれる。
フローラSはともかく、若駒にとって、青葉賞→ダービーの連勝があまりにも過酷な試練であるように、たとえ、このゾーンにツボのある馬でも、2000以上は負けで挑み、巻き返す形が望ましい。
アンビシャスには、因縁のドゥラ・リアルに続く3着という共同通信杯の実績があった。
ここでは別格。
コントレイルが過酷な東京1800を屁でもないとしたような、次戦の好走をグレイトオーサーにも期待したい。
無理は承知の上。
ストロングリターンでは敗れ、期待に応えたロックやファイナルフォームの後の不発にどういう感慨を抱くかはさておき、フィエールマンやソングオブウインド、出世度合いで翌秋逆転のスクリーンヒーローを負かした先行型を狙うよりは、シンコウラブリイのような本格派への道を彼には開いてもらいたい。
だからこそ、速いパンサラッサやサクラトゥジュールの存在は、ここでは無視できないわけだ。
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