セントウルステークス2021【予想】|過去10年のデータ傾向と有利な枠/出走予定馬の最終追い切り
目次
セントウルステークスの予想と出走予定馬の最終追い切り評価を行っていきます。
過去結果を見ても荒れる傾向のある中、有力な登録馬の中から鉄板軸馬とされる外厩仕上げの本命馬や消去法で消すべき馬、本命をも超える可能性のある穴馬をデータ分析!
歴代勝ち馬のサインを見逃さず、予想オッズを見ながら過去配当を超える払い戻しを狙っていきましょう。
レース名 | サマースプリントシリーズ 第35回 産経賞セントウルステークス(GⅡ) |
グレード | 重賞(G2) |
日程 | 2021年9月12日(日曜) |
発走時間 | 15時35分 |
開催場所 | 中京競馬場 |
距離 | 芝1200m |
コース | 左回り |
賞金 | 5900万円 |
レコードタイム | 1:06.7 |
セントウルステークス予想2021 - 過去10年のデータ傾向
基本的には夏の活躍馬を再度推したい一戦
何しろ、世界のロードカナロアもポシャったセントウルSである。
その年のG1勝ち馬が勝ったというのは、ビッグアーサーとファインニードルだけで、これらは6月以降は使わず、かなりの期間をリフレッシュと再調整に充てられた実力者。
馬場状態も高松宮記念を勝った時の質に近く、それぞれの持ち味が出し切れたわけだが、速い馬だからこそ、高速馬場での燃費効率はあまり良くないので、連勝となったビッグアーサーは本番で揉まれて惨敗、後者も香港で負けた後のセントウルSで出来を確認した後、本番も勝ち切った。
前走勝っているG1馬ほど怪しいのである。
安田記念を使う馬は、一時期より増えているので、それが過剰に人気になれば、夏の組の方が狙い目。
圧倒的に数字がいいのだから、北海道で詰めて使われた馬以外、北九州記念やアイビスサマーダッシュを使われてきた組をコンスタントに狙いに取り込むのが自然であろう。
意外と良くないのが、普段から中京でやっているCBC賞で、普通は阪神のレースなのに、あまり繋がってこない。
平坦適性を証明した上で、ロードカナロアを負かしたハクサンムーンは、CBC賞は惜敗で以降連勝で、本番はロードカナロアの逆転を許した。
簡単な話、3連勝する馬はいないという感じでいい。
近年でセントウルS絡みの3連勝は、ついこの間レコード勝ちした印象のタワーオブロンドンだけ。
おかげで、以降はどん底である。
前走負けている馬から狙うということでも、前々走の内容まで踏まえ、上手にサマーシリーズ組を拾っておきたい。
休み明けが来ないわけではないが、古馬のG1馬でも振るわないのから…
本来、サマーシリーズの最終戦に据え置かれた一戦で、今では春のG1からの直行パターンをとる馬が主流であり、ポツポツ大物は登場するものの、その他伏兵が実力者に相手に、また夏に力をつけてきた面々などに対し、フレッシュだからといって即通用の構図は成り立たない。
一応、記録上はアクティブミノルが、強烈な穴逃げを炸裂させて、様々なデータでいびつなプラスアルファを生んでいるが、あとはG1前にいつも体調が優れなくなる実力者であったダンスディレクター<この時点でシルクロードS連覇など重賞実績では上位>が、得意の休み明けでしっかりと結果を出した3着があるくらい。
今年はそういうところにプラスの面を求めたりだとか、再調整をした上での天下取りを目指す伏兵たちこそ多いが、勝ち切るかと言われれば、中京連勝のクリノガウディーが脈ありでも、相手筆頭止まりといったところ。
シャインガーネットやラヴィングアンサーなどは、坂のあるコースの方が何となく決め手を出せる印象ながら、こういう馬ほど夏に使っていた方がいいタイプなのであろう。
前走結果は問われないのだから、妙味が薄れるだけだ。G1馬が強い競馬をすれば、話は別だろうが、彼らも同様に休み明けである。
G1馬がG1で負けていた時、狙いが急に立ってしまうのがこのレース
前走G1で好走の馬は、
安田記念→ 〔①ダノンスマッシュ ②ロードカナロア ③ミスターメロディ〕
高松宮記念→ 〔①ビッグアーサー ②ハクサンムーン〕
その他G1→ 〔①ファインニードル・チェアマンズスプリントプライズ/ ②ラッキーナイン・チャンピオンズマイル/ ③イベリス・NHKマイルC〕
香港組は何だか胡散臭い気もしないではないが、本流路線のマイル以下の大レースを経ている面々は、大抵が古馬の主要タイトルで激戦を経ていることが鍵になる。
裏を返せば、それなりの実力を兼ね備えたいつでもエースになれそうな才能の持ち主を、人気馬の好走率に比して、無理やり蔑む様な評価はいただけないのである。
勝てそうな馬を狙うべきなのは、例年よりは、夏季開催の雨の影響を受けない昨年と同じような状況の中京になるので、強い馬はやはり有利だろう。
あとは信頼度。
人気薄の馬は、この好走例を作った面々には一切存在しないので、これとサマーシリーズ組との兼ね合いで、うまいこと中穴くらいの配当を目指して、うまく流していきたい。
セントウルステークス予想2021 - 出走予定馬の血統/成績/タイム
−春眠暁を覚えずのミルコではなくなり、今や、鉄は熱いうちに打て状態のデムーロ騎手が、愛するラウダシオンを駆るのだから買うしかない−
ディープインパクト直系であり、母系の組み合わせはファピアノ系−アンブライドルズソングのラインとストームキャットのラインという組み合わせ。
父リアルインパクトの母がアウトサイダー系の決して大人しくない異系・傍流の組み合わせで、インテントのラインまで入っているから、怪傑コントレイル丸と構成的には大差ない。
ただし、前向きさやその中で発揮されると大いに武器となる粘り強い末脚が武器のリアルインパクトの産駒らしく、快速型の性質は前進気勢に現れたので、どんどん使える距離が短い方向へとシフトしていったのは自然なことだろう。
いずれはこの路線で。恐らくは、速い馬として育ったからこそ、父は3歳の内に安田記念を制したのだから、ラウダシオンのNHKマイルC勝ちも決してフロックではない。
父のような異様なまでに長期間の活躍というか、時々走るからこそ、息長く走れたというリアルインパクトの血筋を引く馬だけに、この先もまた父と同じようになって不思議はない。
今の勝ったり負けたりの派手な出し入れは、まさに父のこのくらいの頃の姿とそっくり。
久々に勝ったのは、同期生が一斉に6歳へと繰り上がる寸前の阪神Cである。続けて、その6歳時にも制して連覇を達成している。
京王杯スプリングCなんて、4歳春に勝てるとなると、父は嫉妬するかもしれない。
ラウダシオン自身、近親にタピザー・Tapizarがいて、この馬の代表産駒であるMonomoy Girlという牝馬が、17戦14勝であるから、今BCディスタフ連覇中ということもあり、そろそろ復帰してきて好走を再び継続した時、日本の伏兵として挑むマルシュロレーヌには大きな壁となって立ちはだかる。
ちなみに、この一族にはお馴染みのシアトルスルー直系種牡馬であるパイロもいる。
何だか似たタイプばかりに見えるのは、きっとこの血統背景があるから。
2、3着の少ないケンシンコウのようなタイプがトップホースに数えられるくらいで、それなら、【5・2・2・4】というラウダシオンなどまともな馬である。
ただ、狙うべきは突き抜けられそうな場面に限られる。
セントウルステークス予想2021 - レース展開と最終予想
先週行われた新潟記念とは、一体何だったのだろうか。
明白にも程がある、ローカル競馬特有の開催末名物である外差しバイアスが、雨馬場からの開放で更に顕著になり、ステイゴールド天国を生んだとされる。
思えば、この血に自身の復元を支えられる格好で、ユーバーレーベンを今季から得ることになったデムーロ騎手は、気難しさマックスとされる半兄のステイゴールド産駒・マイネルファンロンを追い込ませ<あくまでも位置が取れなかったという妙が味方した面はある>、怒涛の外ラチ一気。
昨年も外ラチ破壊の非千直勝ち馬は登場したが、ドゥラメンテを失った今、ミルコが完全に目覚めたように感じる。
まさに、天才の成せる業のようにしか解釈できぬ、負け組筆頭の筆者なのであった。
今回推すラウダシオンは立派なG1馬であり、これまで負かしてきた相手も決して格下ばかりではない。
皆が驚くかもしれないが、キャリア13戦中、1番人気のレースはわずか4レースに限られるのに、【3・1・0・0】という安定感。
ここ2回使われた、否、マイルチャンピオンシップ以降のG1における酷い内容など、一切考える必要はない。
今回はあのNHKマイルC以降4度目の対戦となるレシステンシアが人気になる。
彼女を負かしたそのレースこそ、彼にとって唯一の例外である人気薄での勝利。
高確率でこの4歳の頼りなさげな同期連中とは一線を画した、それなりの結果を期待できる2頭なのである。
ライバル関係になるかは、古馬戦以降で水を開けられながら、それでも、重賞を勝ち切ったパワフルホースの一員であることからも、普通に扱っていいだろう。
ビアンフェなど、ぶくぶく体を膨らませながら、去勢など糞食らえという感じで体を最大限に増やした函館スプリントSで、超血統馬のカレンモエを完封。
いや、この場合はカレンモエの闘争心の不足に問題があったもかもしれないが、あっさりの逃げ切りだった。
近年、短距離路線は強い馬がいるようで、抜けた存在など外国産馬が盛んに輸入されていた90年代以降、ずっと混戦。
短距離志向の生産などそもそも有り得ないというのが、クラシック絶対主義の生産コンセプトを優先させる画一的な思想によるものではあるが、さすがにこれはどのパートⅠ国も同じである。
いいものは突然現れる。それも不変。
ましてや、高速の芝で大レースを行うセットアップをするJRAの競馬が、生産の全体の影響を及ぼす以上、筆者はその傾斜した思考を肯定している。
しかし、キングカメハメハがカレンモエの父であるスーパースターのロードカナロアを生み出したのだ。
サンデーサイレンスも同じBMSノーザンテーストから、デュランダルとダイワメジャーを期間をほんの少しずらし、自身の死後に活躍させたことも記憶に新しい。
そのダイワメジャー産駒のレシステンシアが人気になり、サンデーサイレンスの絶対的後継者となったディープインパクトは、初年度にラウダシオンの父であるリアルインパクトを突然、安田記念ウイナーにし、生産者に安心感と驚きを同時に与えた、という不思議な縁。
昨年はキングカメハメハの孫であるダノンスマッシュの本格化を予感させる、ガッツある快走を目撃したが、自然な流れで短距離向きに出たサンデーサイレンス系もまた、狙いとしては、こういうプレップ的なレースに堅実な結果を求めたいタイプに思うのでここでは買いたい。
何故かと言えば、特に、最近のラウダシオンはG1直前は全て好走なのである。
順番通りに記すと、<1、2、2、3、1着>
ただ本番では、<8、1、15、14、14着>
もう一つ推し材料を探せば、良馬場の1400M以下のレースを使われた時が【3・0・1・0】で、特殊な馬場状態で連続開催最終週の直前だったシルクロードSが、57での3着だっただけ。
見るも無残だったマイルCSから、2か月ばかりの間隔で使ったので尾を引いた高松宮記念はダメだったという感じ。
気持ちが立て直された東京で、1:19.8という好時計を出して快勝の前々走こそ、今のラウダシオンの本質だろう。
この点は、渋い馬場を好んだ父とは違う。
レシステンシアは大人しい馬ではないが、もっとお行儀がいい。
休み明けもそれなりに結果を出してきたが、こちらはダイワメジャーと同じで、叩いた方が本領発揮のところがある。
3歳以降で休み明けのレースは、【1・0・1・1】であり、2戦目となればデビュー2戦目も含め【1・2・0・0】という記録。
もう2戦目以降は全て重賞だから、楽なレースは一つもない。
故に、この結果は素直に受け止められる。
また、3戦目になってくると父とは違い、前進気勢などに死角が生じるわずかな下がり調子の傾向が、馬体重の減というところで出ている。
フレッシュな方がいいのは事実だろうが、使いどころを絞り込める日本の短距離戦線は彼女には、殊の外適性を感じさせるものがある。
これらを倒せるとしたら、天才スプリンターの血を引くカレンモエだろうが<母カレンチャン>、前走の結果を見てしまうと…。
ラウダシオンが静かしていたら、レシステンシアの動き次第で…、くらいしか期待を持てないが、強いから買うしかない。
あとは、定石のサマーシリーズ組を押さえるのが妥当な線だ。
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