凱旋門賞2021の予想 過去10年のデータ傾向と有利な枠/出走予定馬の最終追い切り
凱旋門賞の予想と出走予定馬の最終追い切り評価を行っていきます。
過去結果を見ても荒れる傾向のある中、有力な登録馬の中から鉄板軸馬とされる外厩仕上げの本命馬や消去法で消すべき馬、本命をも超える可能性のある穴馬をデータ分析!
歴代勝ち馬のサインを見逃さず、予想オッズを見ながら過去配当を超える払い戻しを狙っていきましょう。
レース名 | 第100回凱旋門賞 |
グレード | 重賞(仏G1)海外競馬 |
日程 | 2021年10月3日(日曜) |
発走時間 | 23:05発走 |
開催場所 | パリ・ロンシャン競馬場 |
距離 | 芝2400m |
コース | 右回り |
賞金 | 2,857,000ユーロ(約3億8,000万円) |
レコードタイム | 2分24秒49 |
凱旋門賞予想2021 - 過去10年のデータ傾向
頭で買いたいけど、そこは非欧州圏調教馬はほとんど用なしの凱旋門賞である。
しかし。何故クリスチャン<・デムーロ>が乗り替わったのか、に納得感はあるが、その次に当地で勝っているバルザローナ<ドバイターフで2着のヴァンドギャルドに騎乗していたことでもお馴染み>が乗るとは、誰もが驚いた。
ディープボンドの幸運は続く。日本でも、和田騎手以外に主だった騎乗者は見当たらないわけで、バルザローナ騎手の気楽な立場での一発、デムーロ弟が昨年勝ったばかりの凱旋門賞をこちらが、今度は初制覇することで、大きく箔をつけることができる。
拠点で<自身の出身国とは限らない>リーディングなり、凱旋門賞のようなトップオブトップの大レースを制することで、ようやく、世界の大舞台でその国のトップホースと共に挑めるようになる。
その結果、また新たな人間関係が生まれ、別のところから騎乗依頼を貰い…、いずれはムーアやデットーリのように世界の中心にいる騎手になってみせたいという両者の立場でもある。
凱旋門賞予想2021 - 出走予定馬の血統/成績/タイム
ちなみにだが、件のヴァンドギャルド好走の裏に、こんな記録がある。
この馬は福永騎手が一番乗っているわけだが、実は、クリスチャンだけでなく日本に拠点を置くその兄・ミルコも、日本で騎乗したことのある馬。
面白いもので、兄弟揃って2鞍ずつ。
両者大した結果は残せなかったが、テン乗りで好騎乗のバルザローナは、見事にドバイターフでその才能をちょっとだけ花開かせたことになる。
コロナ禍のドバイミーティングとはいえ、高額賞金レースであるからこそ、結果は重要。
日本の馬に急にコミットし始めたバルザローナ騎手を見て、クリスチャンにはもっとやきもきしてもらいたいものである。
ドバイといえば、シーマクラシックのミシュリフの豪脚。彼にねじ伏せられた日本勢は、いずれも同一路線上にある次走のクイーンエリザベスⅡ世C、宝塚記念をそれぞれ快勝。
後者が再戦を目指し、勇躍渡仏したクロノジェネシスなのだが、バゴは日本では渋馬場巧者のイメージ先行でも、ハービンジャーがそうであったように、欧州圏では快速ではないにせよ、決して渋った馬場に合った特異な能力を持つ馬とはされない。
むしろ、当地ではパンパン馬場向きだろう。
雨乞いの馬とてるてる坊主が厩舎に所狭しと並ぶ馬との思惑が交錯する凱旋門賞だけに、自慢の決め手は良馬場でこそと思えるクロノジェネシスは、難解な馬場読みもあって、少しだけ割り引きしておきたい。
さて、前出のミシュリフ、セントマークスバシリカらの回避や引退は、何とも虚しく、同時に、スノーフォールのズッコケフランス初戦と、使いたかったニエル賞を叩けなかったアダイヤーの不安と、超豪華といいながら、過大な前評判の先行があるとどうしても不具合が生じるといった展開は、言わば予定調和のようなところがある。
また、20年くらい前から続く凱旋門賞の圧倒的3歳馬有利の展開も、多頭数の年が増えた影響か、一時期より減少。
最近は牝馬ばかりということもなく、連続の重馬場での開催で古牡馬が連勝中。
つまりは荒れやすいのだ。
ずっと止まっていたフォワ賞からの連勝も、一昨年のヴァルトガイストが日本馬総崩れの特殊な重馬場をこなしきり、三連覇を狙ったエネイブルが鈍らせた末脚を掬ったことで期せずして復活。
近年は高速化し、また雨が降るとどうしようもなくらいに重たくなるところで、1950年代にリボーが連覇した頃からずっと3年続けての道悪がない、何の根拠もない傾向から、色々な意味でフラットな争いになりそうな一戦だ。
アガ・カーン殿下のタルナワは、昨年のオペラ賞<凱旋門賞当日のG1で不良馬場>を勝っているから、望まぬ雨馬場だとしても、出てくれば好勝負必至。
前走は狙ったローテのアイリッシュチャンピオンであったが、斤量設定の差は同等でも、古牝馬ながら、タルナワは60で追い込み、勝ったセントマークスバシリカは58.5で直前という並びで、きっとエンジンをかけてふらついた時に脚を痛めた感じだが、その煽りもあり、また脚を使い切った印象もないタルナワが、昨秋以来のスミヨン騎手に手が戻るので、結局は人気になりそう。
ただ、人気どころでは唯一、人馬一体のベストコンディションでの参戦といった趣で、ある意味予定通りのクロノジェネシスとも似た5歳馬らしいローテは魅力。
3歳馬の斤量設定をやや重めに500gばかり増やしてから、牡馬の方は勝てていないから、前よりはずっと古馬優勢である。
十分にディープボンドも、大穴で期待のパイルドライバーも買える。
牝馬は当然有利なので、3歳牡馬でセントレジャーとの相性最悪<三冠馬のニジンスキーも初敗戦>のアークである以上、ハリケーンレーンよりは古馬相手に56を超えた斤量で勝ち星のないラブ<ラヴの表記でいいと思うのだが…>は、そんなこんなで人気も落ちるだろうから、意外にも初のフランスだが、ここは逆スノーフォール現象で思わぬ一変に期待。
そもそも、このレースがオブライエン厩舎の大目標でもなければ、得意でも何でもないフランスの象徴的G1である。
良馬場のスピードレースとなれば、ダークホースは彼女だろう。この盲点はツキまくりたい。
凱旋門賞予想2021 - レース展開と最終予想
忘れてはいけない。
ディープボンド最大の推し材料は、アークトライアル勝ちの日本馬はそれなりの数いるが、あのオルフェーヴルでも瞬発力で制したようなところがあるのに対し、初のフランスで逃げ切り濃厚の展開でもまだ脚があった印象もある。
距離どうこうの不安がないだけでなく、多少の順番の入れ替えは元より重要ではない自在型であり、伏兵にバルザローナが乗って消極策はない。
イン溜めはあるかもしれないが、スタミナを使い切るように乗ると、想像以上に渋とい可能性がある。
フォワ賞も京都新聞杯も、敗れたが春の天皇賞も同じく、止まりそうで止まらない馬は日本では大活躍できないが、海を渡ると動きが一変して見えるから、当然、馬場適性はあるはずだ。
当地で決め手のある面々を差し返した時、新たな歴史が生まれることになる。
ワイドで拾いたい伏兵
・ティオーナ… <ヴェルメイユ賞でスノーフォールを破った、凱旋門賞馬にして欧州王者・シーザスターズの娘>
・バブルギフト… <本来は狙い目の地元の3歳馬で、前走ニエル賞勝ち、父ナサニエルの代表産駒は、言わずと知れたアーク連覇のエネイブル>
・パイルドライバー… <ダービー・英 ウィークのコロネーションCを勝って以来の実戦も、12F路線ではかなり堅実な雨馬場要員>
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