チューリップ賞2025の予想と出走予定馬の最終追い切り評価を行っていきます。
過去結果を見ても荒れる傾向のある中、有力な登録馬の中から鉄板軸馬とされる外厩仕上げの本命馬や消去法で消すべき馬、本命をも超える可能性のある穴馬をデータ分析!
歴代勝ち馬のサインを見逃さず、予想オッズを見ながら過去配当を超える払い戻しを狙っていきましょう。
レース名 | 第32回チューリップ賞(GⅡ) |
距離 | 芝2,000m |
コース | 右回り |
開催場所 | 阪神競馬場 |
グレード | 重賞(G2) |
日程 | 2025年3月2日(日) |
発走時間 | 15時30分 |
賞金 | 5,200万円 |
レコードタイム | 1:31.1 |
チューリップ賞2025 - 過去10年のデータ傾向
低調な組み合わせにより怪しげな決着になるところを、レジェンドが締めるというのは危ない傾向
武豊連覇ながら、これが7、5番人気での勝利だから、ある意味、全盛期を知る者として、らしくないとかえって言いたくなるほど、違った意味での鮮やかが際立つ。
その中で1番人気は15、4着。
それなりの支持を受けるだけの実績はあったが、格相応ではなかったと、今ではバレかけている。
いつも本番は難しいが、混戦のトライアルほど、ファンにとってはややこしい作業が増えてしまう。
ただ、この前に飛んだというのは、実は、馬場が悪すぎて良血クルミナルが不利などもあって自滅の2015年だけ。
危ない傾向が続き、今年はジュベナイルフィリーズ好走馬が登場も、今年も波乱になるとも限らない。
武豊騎手でウォーターナビレラが出てきた時は、近年で唯一、この御仁が好走圏を外す掲示板内に止まった人気馬での凡走の例。
こうなるとタフに走って河内厩舎のウォーターガーベラが大団円の1着ゴールを…、と少し妄想も入ってくるが、伏兵評価でこその狙い目は、ある意味での、このレースの危うさを示す傾向でもある。
ビップデイジー、マイエレメント、ナムラクララ・後述などを買うレースなので、消すことはないが、信頼すべきは他にあると考える。
困ったときは年明けリステッド組…、が今は通用しない
1月の紅梅Sが変則中京開催。
2月のエルフィンSは通常の京都。
これが何か影響するとも思えないが、その2コースの合体した形状の外回りコースのある阪神競馬が再開、この最初の重賞がチューリップ賞となった。
そんなものはあまり多くの人が経験したことはないが、大幅改修で阪神ジュベナイルフィリーズをウオッカが勝ったという縁起のいいスタートから、本格的な強い牝馬の時代が継続している状況に、感じるものはあっていいのかもしれない。
前の開催は中京でなければ、必ず京都であるという常識が、今回が崩されてしまったわけだが、この重要な意味を持つリステッドの開催場が異なるということで、エルフィンSだけはいつもの通りに扱えるから、昨年のスウィープフィートに続ける馬を探すのがいいのだが、波乱だったうえに上位組は出てこない。
一方、近年はローテの開いている紅梅Sの方が有利なようで、意外と中3週、今年から中2週になっていくエルフィンSの方が、ここ最近の方が偏って良績を積み上げているから、昨年のセキトバイーストとよく似た臨戦過程でも、勝ち負けの差、中京と京都の差で、少し苦戦気味の方に流れる中京の紅梅Sの場合、厳しい結果も予測される。
そもそも、距離適性で少し怪しい部分があり、勝ち切るのは容易ではない感じのナムラクララは、1勝クラスも2連敗だったことから、ここで好走なら本番は怪しく、その逆がオッズ的にも狙い目となって、組み立ては意外としやすい。
連で押さえながら、警戒すべきとも思いながら、売れていない場合に限り、厚めに押さえるという消極策で茶を濁しておきたい。
買ってみて損はない、数の少ない関東馬
ココロノアイは道悪の年の結果、この後に、無敗女王のソウルスターリングだとか、レシステンシアがペースを落として自滅の時のマルターズアポジーなど、本流の組はしっかりときている印象。
やや早熟だったことになる女王・サークルオブライフは、ナミュールの逆襲を抗しきれず、勢いを失っていったこともあったが、最近では珍しい例。
ただ、暮れの新馬から直行のペリファーニアに、クイーンCを挟んで、ここを使わずを得なくなったマウレアなど、不可思議なローテになっている馬も来ているから、少し分析すると、思っている以上に勝負懸かりの騎手起用が目立つ。
関西馬だと、ここまで我慢のパターンがあったりするが、スウィープフィートはここからのチェンジで成功。
ただ、1勝馬ばかりが出てくる関係で、3着は外せないという事情も絡んで、G1から継続騎乗の名手という共通項がある以外、下手にスイッチしないでうまくいった例が目立つ。
だから、変えない方がいいことにも絡めて、唯一の出走となりそうなルージュナリッシュは気になるのだが、理論上、3年に一度は必ず馬券に絡む傾向に合わせ、走りそうな条件が重なる時に、きっちり結果を出しているのは、絶対数で勝る地元勢よりも、遠征の組であるということでは、1勝クラス連続の連外しなながら、穴でこそ狙いたい一頭。
ラヴェルをあっさり蘇らせた川田騎手に、色々修正をしてもらって、お願いするのみである。
いや、これでは根拠が弱すぎるぞ…、続く。
チューリップ賞予想2025 - 出走予定馬の血統/成績/タイム
なぜ、この馬に川田将雅なのか、を勝手に忖度してみた結果…
レッドナリッシュの血統
ファミリーはそこまで深くまで穿り返さないところで、ダンシングブレーヴの4代母にあたるオトラが見つかる、骨太のラインのようで、半兄が去勢後に本格化のマテンロウスカイだから、途端にちょっと怪しくも見えてくる。
おまけにオルフェーヴルやマルセリーナなどをシンザン記念で相手にしなかったレッドデイヴィス<音無秀孝厩舎>も、直前の旧500万下条件で大やらかしの降着処分の直後にこの内容。
怪しいドレフォン、そんな芝のイメージになりかけているところで、国枝厩舎の一頭という点でも面白い。
ドレフォンは母がノーザンダンサーの薄い5×5を持つことで、同系配合ながら、直接のノーザンダンサーが掛からない珍しい配合。
いかにも、スピード馬を優先して選抜するサイクルの早い北米向きの快速
血統らしいそれを見越して、短距離に偏った戦績でも、日本に連れてきた経緯がある。
実は、母のレッドラヴィータも、ネアルコ直系が重なり合い、またその直系孫のノーザンダンサーも一定数含まれながら、レッドナリッシュの代では母系に入るディキシーランドバンドの父として存在する5代目のポジション以外は、全て欄外にいるという構成。
代をしっかり重ねた上で、同じ系統を重ねるという手法は、血が偏りすぎてそれが容易ではない欧州圏では、危機的なレベルで臨界点を迎えつつあるのだが、日本ではこのオーソドックスな策がまだできる余裕を残す。
一見節操がない、世界各国に赴いては、キングカメハメハやディープインパクトの花嫁を連れて帰ってくるというひと手間で、キングマンボもサンデーもそこまで重なっていない。
キングマンボを組み込んで、サンデーのクロスにも耐えられるほど、奥行きが深いルージュナリッシュには、そろそろ、あって何も邪魔にならないステークス<特別戦という捉え方が日本では一般的>の勝ち星が欲しい。
重賞ならば、それは上位入線で馬券内でも十分。
血統通り、何なら、兄の中山記念連覇を後押しになるような快走を直前のチューリップ賞で叶えた時、この血筋の華やかが、改めてクローズアップされることにもなる。
一応、間もなく繁殖活動に入るドウデュースは同族でもある。
チューリップ賞2025- レース展開と最終予想
横山和生騎手とデビューから3戦走り、新馬戦の逃げ切り勝ちのみ、以降は連を外す結果が続き、何とか、トライアルに食い込んできたのだが、勝ち運がないだけという感じはない、まだ完成度の点で物足りないルージュナリッシュは、若駒特有の緩さというより、
血統的な特性である気難しさがあるようで、レースでは、逃げても気分良く、前走は、怪物候補のデンクマールをつついで失速の後ということで、決め手比べの1400戦となりやすい春菜賞で前残りの中を中団追撃の末の同タイム3着は、悪くないものの、弾けるものはさすがに感じられない。
プライドをかけた戦いというよりも、ここまで悪くないから、十分に出走権を得て、桜花賞に挑むくらいなら迷惑にもならないのではないかという手応えは、前走で感じられたものの、何かを足す過程で、たとえば、この馬の場合だと、スロー逃げの新馬でも前走の春菜賞でも、使っている決め脚は同じようなもので、馬体重の変動が激しくて不思議ない若い牝馬でも、454、52kgという3戦の中で、レースの内容が大分違うのに、大きな変化がないのは、無論、馬が本気を出していないという必然の答えへと導かれていくことを、名伯楽・国枝栄は見抜いているのだろう。
そうした過程で、桜花賞3勝、武豊的エスコートへの期待値で、プラスアルファという至上命題に、助太刀してくれそうな川田将雅が選ばれたようなところがある。
このクラスの騎手ならば、本番の騎乗馬はもうある程度決まっているもの。
ダノンフェアレディを復帰戦のエルフィンSでける形で、似たように期待のカムニャックに跨り、仲良く沈んだ悲しき結末にもそこまで悲観的ではないのは、マディソンガールがいたからあって、これをクイーンCでは上位に持ってこさせようとしたところで、クリストフのアグレッシヴすぎたエンブロイダリー快勝の陰に隠れて、恥をかく始末。
京都記念の共倒れで、危うく、信用ならない男のレッテル張りを免れたものの、曰く、自分は強い馬に乗りながら持っていない男である、とやけに誇らしく、苦笑いを浮かべながらその姿は、再び、嵐のサウジC・根こそぎ賞金強奪作戦の中でも、ウシュバテソーロに交わされたウィルソンテソーロという構図にも表れたそれで、再び世界の川田が埋没し…。
焦りなどないし、面白い出合いを求めることが、純粋な喜びに繋がっていくことを大先輩に再び教わるような、極めて重要な出来事を経て、自分の腕が試されるこのような場面で、本領発揮とここは期待。
ウシュバテソーロの変貌をダート戦線転向だけでなく、そのともすれば危ないと思える気性の部分に細心の注意を払いつつ、本物の砂の王者に育てた和生騎手の仕事ぶりに、ドバイで初めて跨り、あのぶっこ抜き大勝利の前と後で、改めて感心したという経緯から、妙な関連性を想像するのは、偉大なる国枝調教師が絡むからこそ、シックスペンスへのダービー騎乗を求められた後、いつものように若干の空回りをしながら、ある程度やれることをしたものの、結果が残せなかったことで、チャンネルの有効活用にお互い成功していない部分で、相性の悪さは抱えながらも、こうした関係性の中から生まれる化学反応の突発性のようなものに、意外性を求めるには、十分な前段があるとできる。
どうやって、いい決め手を引き出してあげられるか。
案外、ハープスターが勝った時にも、またリバティの時にも、管理馬を桜花賞に送り込めていない珍しい年だったからこそ、純粋なものの考え方で、いいところの印象を優先的に捉えたら、逃げの手に出ることはないだろう。
でも、攻めていくことが本質に近い流儀からして、馬乗りの才能を高く評価される横山一族からのスイッチで求められる資質に、キャラの固定が重視された指名だと捉えた時、誰も逃げたくはない一戦。
当然策を弄してくる、河内厩舎のウォーターガーベラ・武豊との兼ね合いで、あえて、位置を取りに行く狙いもあるだろう。
ワンターンでスロー必至。
差しても大して切れない。
真面目に走らせるのに、出たなりで下手に動かすことはよくないにしても、普通にポジションを狙って取りに行って、全く損のない組み合わせだと考えれば…。
ビップデイジーも記録は優秀だが、そこまで切れるタイプではないし、福永厩舎のマイエレメントも新潟のイメージに近い決め手を求めて、前回は怪しかったから、差してみるにしても乗り替わりになって、しっかりと結果を求めてくるとすれば、全体の流れがタイトになりやすい、気持ち先走り型の高水準の平均ペースはあり得る。
これだと、よほどの力がない限り、後ろではだめ。
こうなると、位置を取りながら、相手に合わせて決めていく方向で、新馬で魅せた鮮やかな先行力を取り戻させる方向で、結果として、兄のような競馬になっている可能性がある。
どこかにヒントを求めるならば、遠い親戚のダンシングブレーヴに答えを教えてもらおうとするほど、騎手は暇ではない。
我々のような人間が、こうした本質的な深層部分に関わる何かを秘めている可能性があるとするものであり、実務を仰せつけられた騎手たちには、実益に繋がる共通項を
血統に求めるが筋。
ドレフォンの特性やこのファミリーの気性などから、考える余裕があるなら類推をして、稽古で乗せてもらえたら、そこで修正を行う。
川田騎手の流儀からして、ある程度のヒントはある
血統的な部分の認識に、補足する要素はないはず。
個性を見極め、そこまでの極端な策を取れる相手関係かを見定めれば、中団より前にいることは常識的な成功の流れ。
ここに入り込んで、エリザベス女王杯やその直後のチャレンジCのようなわがままな振る舞いで、ちょっと失いかけた楽しい時間を、リバティアイランドとの戦いの前に取り返してもらいたい。
↓応援クリックお願いします!
人気ブログランキングへ
* * * * *
馬券名人考案!誰でも簡単に【少点数で万馬券】を的中させる方法
無料で利用できる実力No.1の競馬指数を「裏ワザ的」に使うことにより、点数を絞りながら誰でも同じように300倍以上の馬券をコンスタントに取りつつ、1000倍(10万馬券)以上の配当をGETしていける最強の競馬予想サイト。
>>2ヵ月間におよぶ実力検証記事を公開中。
こちらの指数を使うことにより、前回も中山12Rにて3連単94.4倍がまたも的中しており、2ヵ月検証の間にトータル収支は197万円を超えました。