偏り – 春に活躍するキングカメハメハ産駒
キングカメハメハは芝の一流馬ほど、春に良績が偏る。
上半期に二年続けて重賞を2勝したトゥザグローリーに、15年の同期間重賞4勝のラブリーデイ、初GⅠ勝利がシーズン末期の晩春の香港だったルーラシップ。
それに春二冠、秋はほとんど走ったことのない名血の天才・ドゥラメンテがいる。
いずれも社台の飛び切りの良血馬で、行く末は種牡馬になることが約束されていた馬。
結果的に、春の内に燃え尽きたキングカメハメハ自身と似たような性質を、活躍する馬ほど体現していくのである。
思えば、アパパネもレッツゴードンキも春がよかった口。
ダート馬は意外とホッコータルマエが飛び抜けて活躍していたくらいで、芝の方が大物が多い特性があって、その点が事実上の全国リーディングを後押しする要素になっているのかもしれない。
地方に回るいい血統ではない馬に求められるのは、やはり馬力型である。
サンデーの血をうまく活用できるからこそ、芝のメインステージこそ最高の舞台といえるキングカメハメハの死角は、馬力がありすぎることでオーバーヒートを起こすという脆さ。
しなやかに走れる馬は少ないので、結果として、その他はダートが合うという形に収まるのであろう。
レッツゴードンキはダート馬の多いマーベラスサンデーが肌という血統。印象と違わず、兼用馬として勝ちあぐねる日々を送っている。
実はその逆が、母父ディープインパクトなのだ。
今年はついにその日がやってくるかもしれないが、サンプルが少ない影響か、未だ母父で重賞級は出ていない。
キングカメハメハとの逆配合では、大物であるデニムアンドルビーが出ているものの、あまり相性が良くないのか、成功するイメージが今のところ湧いてこない。
桜花賞馬がかなり多いディープだから、スピードのある馬が出るのが普通。
その個性がよく似ているから、ここまでは成功していないのだろう。
サンデー×ノーザンの座りがよかった場所は、マイル近辺のGⅠであった。
よく似ているからこそ、本質的な能力が求められる舞台に収束していくのかもしれない。
↓【注目】今週の無料買い目はこちらで公開します!
人気ブログランキングへ
Follow @Baken_Meijin * * * * *
馬券名人考案!誰でも簡単に【少点数で万馬券】を的中させる方法
無料で利用できる実力No.1の競馬指数を「裏ワザ的」に使うことにより、点数を絞りながら誰でも同じように300倍以上の馬券をコンスタントに取りつつ、1000倍(10万馬券)以上の配当をGETしていける最強の競馬予想サイト。
>>2ヵ月間におよぶ実力検証記事を公開中。
こちらの指数を使うことにより、前回も中山12Rにて3連単94.4倍がまたも的中しており、2ヵ月検証の間にトータル収支は197万円を超えました。