ズブい王者 – オルフェーヴル
オルフェーヴルという馬は、歴代三冠馬との比較では異質であり、似た雰囲気もあるナリタブライアンとて、走破時計の速さは歴代屈指ということでも、その点で見劣る面があったことは否めない。
本番前に惨敗のある馬というのは、基本的に二冠以上は獲れないとされるが、メイショウサムソンやディープスカイもそう、全体が極端な高速決着でなければ、見せ場をしっかり作れる馬はいる。
が、メイショウサムソンは4歳になって春秋天皇賞を、立派な時計で乗り切っている。
キタサンブラックだって、堂々と凱旋門賞に行けばよかったのに。
オルフェーヴルの無念を晴らせるのではと思わせるような、あの秋の天皇賞であった。
その秋天が2年続けて重馬場という、当時としてはかなり異例の事態になって、ややズブさが増していたテイエムオペラオーが輝いた2000年代初頭。
歴史的名馬なのに、その評価はイマイチである。
派手なレースをしている時は、決まって雨が降っていたり、持ち前の勝負根性がフルに発揮できる接戦がほとんど。
皐月賞の異常なポジションからの追い込み脚は、どこかドゥラメンテにも通ずるものがあったりして、実は、派手さというのはディープとかブライアンのように速さの違いがわかりやすく表現されたものだから、地味でもレコードの今年の皐月賞のような異例の結果という見立てが一般的かもしれない。
それが積み重なると、今のところ史上唯一の芝GⅠ7勝の非三冠馬という、唯一無二の存在になれるということなのか。
彼は実は、ダービータイレコードの3着馬で、当時としては異例の菊花賞上位入線馬が上がり33秒台の脚を繰り出すなど、今の和田騎手の技量をもってすればフォローできていたかもしれない、惜しい三冠戦の内容が隠されていた。
肝心の種牡馬選定たるクラシック戦線を、オペラオーは負けつつ古馬戦への全力投球に向けたステップとしたが、よりパワーと先行力が増したブラックの場合、自身の強さがレースの質そのものを上げることで、自分の体への負担にもなっていった。
しかしながら、大きな故障を排し、キレに甘んずる競走生活を神が与えたとも言える。
それがまたドラマになった。
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