2020年フェアリーS回顧【ラップが証明】勝つごとに強くなっているスマイルカナ
あまりハイペースを刻んだわけではないが、小柄で機動性に富んだ馬体のスマイルカナがポンと出て、正しい人気グループの逃げ馬としては理想の展開に持ち込んだことで、案外器用なシャインガーネットも好位付けで少し脚を使わされたのか、思ったように瞬発力を使えず、アヌラーダプラは持ち前のスピードを凝縮させて爆発させる戦法がハマらずに、共に坂の辺りでギブアップ。
スマイルカナに真っ向挑ん組ではなく、ハーツクライ産駒のチェーンオブラブや穴人気で休み明けだったポレンティアらが続いた結果からも、スマイルカナの独壇場であった。
期待された良血のダイワクンナナも、決して不器用にスマイルカナを追い上げていったわけではないが、何だが420kgの馬体に秘める極限の我慢強さのようなものが、中型以上の馬格で勝負できるはずの人気勢などより、ずっと勝ち馬の方が上だったということだろう。
スマイルカナは新潟マイルの新馬を逃げ切った際が、47.7-47.6というラップ。
前走の中山のひいらぎ賞も、48.3-46.5で極端に上がりが速かったわけではないが、今回は、
47.0-47.0
で1:34.0だから、ひとつ勝つごとに強くなっている。
母エーシンクールディが、中央で5勝してオープンになったのに、その後東海公営の女傑と化した戦歴に目が行く変わり種だったから、それとディープの交配でどういう馬が生まれるのかと思ったら、誰にも似ていない芝で逃げる小柄なステークスウイナーになったくれた。
実に面白い才能の登場である。
中山マイルは牝馬にとってはイレギュラーな舞台設定。
人気になった外国人騎手の2頭にも、次のチャンスはあるだろうけど、彼女たちの武器であるスピードを勝ち馬に誇られるような立つ瀬のない負け方では、立て直しの方が重要か。
いずれにせよ、この組は距離延長で結果を求めたいタイプではない。
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