2020年共同通信杯【ダーリントンホール】自分からは動かないサドラーズウェルズ系だが…
◎ダーリントンホール
○マイラプソディ
▲フィリオアレグロ
△ビターエンダー、ココロノトウダイ
思ったより回避馬が多かったのは、先週のきさらぎ賞と同じ。
13頭の登録数に対し、出走馬は9頭となった。
特段、大幅なレースプランの変更はないので、昨年のようなハイレベルな展開がファンの希望となるが、妙な気配漂う組み合わせでもある。
そもそも、ダービートレーナーが送り込むディープ産駒がキーマンになるところ、それなりに支持を集めるだろう東京で勝ち上がってきた方のディープが出走し、西の馬はいなくなった。
ステイゴールドでも33秒台の上がりを使えるのが、スケール優先の共同通信杯の特性だが、それは最初からここら辺の距離に合っていると想像がつく馬だから、そういうことが可能という見立ても筋違いではない。
左回りもワンターンも得意そうで、小回りコーナー4つの競馬もこなした。
マイラプソディの課題は出来というか、勝負気配にあるかどうかが問題であり、ビワハヤヒデやドゥラメンテが負けたこととの関連性だとか、案外、11月の名物出世レースとのコネクションがちょっと狂うような結果も散見されるから、絶対視することもない。
ダーリントンホールは札幌2戦で簡単に勝つ方法と、一番苦しい位置から立ち回ったという両方の経験を、中山で大いに活かそうと2勝目を目論むも、ハードな時計勝負と勝ち馬の自在性に翻弄される形で、札幌2歳S3着とは違う内容の同着順となった。
本来ならば、東京を使うにしても、距離延長で2000M以上の1勝クラスを使う手もあったのだろうが、陣営は至って強気。
順序を重んじ、成長を阻害するような使い方も調教も、レースの内容にも普通の調教師よりかなり気を遣うように、あまりはみ出たような策を打つことはしない木村哲也調教師としては、思われているよりは賞金加算が楽になりそうな組み合わせと踏んでの出走の判断だろうが、本音はうまくいかなかったという口惜しさが先行している気もしないではない。
自分から動けるようになってほしい馬だが、如何せん、軽いサドラーズウェルズ系など存在しないわけで、ダーリントンホールには期待が大きい分、物足りなさを一気に返上するような逞しさを示してほしいところ。
だからこそのルメール鞍上であり、上位人気間違いなしのこの中で、相手に関係なく、ハイレベルなパフォーマンスが彼には求められることになる。
一族には、自身が進路選択で生じた不利で3着に敗れた札幌2歳Sの後、一気にGⅠ馬の誇りを取り戻したマジカルがいて、従兄弟には一昨年のメルボルンCを制したクロスカウンター、日本の代表馬の一頭にダーリントンホールの5代母と3代母が共通のオークス馬・ヌーヴォレコルトがいる。
底が浅い薄さを武器とした牝系ではないし、1800M戦はこういうタイプにこそ向く面もある。
同時に、平成以降の1勝馬の勝利は、彼と同じように重賞未連対馬でも4頭存在するが、ビワハヤヒデを負かしたマイネルリマーク、ドゥラメンテを負かしたリアルスティールと共に、人気過剰の1番人気が消えた時に勝ったヤマニンアクロとメイケイペガスターらも含め、皆ネアルコ系同士の配合。
何かを武器にするかと問われた時に、絶対能力以上の可能性を引き出すものが、激しさを持つ配合だったりする。
マイネルリマークはテスコボーイの4×3を持ち、ダーリントンホールにとって絶妙なスペシャルのクロスを作るのに必要なヌレイエフの血を、あのリアルスティールも母系に持っている。
無理に強気に行かずとも、策に拘りがない方が吉と出るのが東京の1800Mコース。
その割に、必ずしも実力通りとはならないレースだからこそ、ダーリントンホールにもぴったりだったりすると思うわけだ。
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