2020年中山記念【真の実力を示すべき舞台】ソウルスターリングには、敢えて重い印を。
無敵の状態になりそうな馬、そうなってくれると嬉しい馬がいるという組み合わせではない。
出来ることなら、ここを勝って自信をつけたサクラローレルや昨年まで連覇のウインブライトのような飛躍の仕方が望ましいという馬もいる。
同時に、実績十分のGⅠ2勝馬も多く顔を出した一戦。
インディチャンプ 安田記念・マイルCS
ウインブライト QEⅡC・香港C
ラッキーライラック 阪神JF・エリザベス女王杯
これらが香港組で、
ペルシアンナイト マイルCS
という2年前に飛んで痛い目に遭った人続出のその張本人も、同じく香港組。
加えて、
ソウルスターリング 阪神JF・オークス
というジョーカーに等しい、昔取った杵柄でそれらと同じ括りにされるやや燃え尽きた感のある名牝も顔を出した。
申し訳ないけれども、恐らく引退レースのマルターズアポジーやエンジニア、ゴールドサーベラスといった面々に、優勝のチャンスがある一戦とは思えない。
一方、忘れてはならない存在もあったりする。
ダービー2着、左回りはほぼパーフェクトで、そのダービー以外東京不敗のダノンキングリーも、メンバー屈指の実力馬に数えられる。
天皇賞で好走のアエロリット、マイルCS快勝後、実質的には勝てていたように思える香港マイル中心馬だったインディチャンプを、自慢の決め手で強烈に撫で切ったのが毎日王冠。
時計の出る馬場であったが、1:44.4を3歳馬が叩き出したことは異例中の異例。
恐らく好勝負と思った大半のファン、関係者が、主戦の戸崎騎手が全てを悟ったように、まるで前半は走らせずに、直線だけで勝負に出た大胆な競馬は、着差以上のスケール感を示した内容に思えた。
が、その戸崎騎手はマイルCSで乗れず、馬場が荒れかけた京都の外回り戦で内枠を引いてしまったから、テン乗りの横山騎手も、外に出すことよりも、いい脚を最大限使わせようとしてインで溜めたが、結局、うまく外に出せたインディチャンプだけが目立つ競馬に。
新馬戦から詰めて使ったのはこのレースと、ダービーだけ。
中6週以上開いていれば、新馬以外でも3勝。
相手に関係なく、どこでも強い。新馬で負かしたのはカレンブーケドール。
マイルは相手は合わないのだろうが、僅差ながら、毎日王冠同様、格の差のようなものを感じさせる快勝だった。
注目は、その後使われた中山マイルのひいらぎ賞だろうか。
旧中山朝日杯ではよく見た厳しいラップで、旧2歳500万条件では異例の34.7-46.0-57.6→1:33.7というタフな展開を、三分三厘から楽々の押し上げで、坂上からリラックスしてストライドを伸ばしてからは、その昔のナリタブライアンやグラスワンダーを思い起こすような勝ちっぷり。
その後の右回りのGⅠでは連外しで、先述のローテもあるから、様々条件かみ合わずの内容だったが、皐月賞の内容からも、2000M未満でのパフォーマンスは既に超GⅡ級。
歴代の大物たちが羽ばたいた舞台と考えた時に、ジャスタウェイもドゥラメンテも箔がついた状況で中心視された中勝ったのというのは違うかもしれないが、この頭数で手前が云々という馬がGⅠで勝負できるはずがない。
言わずもがな、改めての試金石の一戦となるわけだが、誰もそういう評価はしていない。
それが理解できていた横山騎手が、無理に勝ちにいかなかったマイルCSでの消耗が少ないことが、それに上増しされる好材料。
萩原調教師である。こういう時に信頼するからこその臨時スイッチからの継続騎乗ではないことは明らか。
作戦自在だけに、マルターズアポジーとの距離感だけが問題。
この馬が逃げると、案外、追い込みが決まりにくかったりするが、やはりあと8頭の争いに、位置取りや相手の実績は重要ではない。
真の実力を示すべき舞台である。ついに使えそうなソウルスターリングには、その願いを込めて、敢えて重い印を打っておく。
リスグラシューもディアドラも、少し前までは全く歯が立たなかったのが彼女である。
◎ダノンキングリー
○ソウルスターリング
▲ウインブライト
注インディチャンプ
△ラッキーライラック
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