新馬勝ち「ヘイルメリー」の問題点? ~ 父や母とは違う、すでに重厚さを身に纏った逸材
2020/2/29 土曜 中山 新馬戦 芝2000M
1角に入る前の時点で、既にAグループとBグループに色分けされた地方交流重賞的展開になった一戦は、静かな場内の雰囲気そのままに、実力のありそうな面々が、順当に力を発揮する結果に終わった。
勝ったのはオルフェーヴル×クーデグレイスという血統もあり、断然の支持を集めていたヘイルメリー。
いかにもやらかしそうな血統だけに、500kgを優に超す未完成の馬体を自ら制御できるか、向こう流しではやや不安な面も見せたが、芯のある牡馬ということだろう、直線の伸びは一頭違った。
順当に勝ち上がったから、この時期の新馬戦のデビューウインの良血馬とはいえ、一気に注目を集める存在となりそうなところ。
ただし、両親に付きまとう負の面は復習しておくべきだろう。
2戦目でホエールキャプチャに中山で負けてから、どこを使っても強い馬が出てきて、3戦完敗を連ねた後に阪神のスプリングSで力を見せた時から、馬から漲る自信のようなものが溢れ出して、あの阪神大賞典を迎える日まで勝ち続けたのが、父のオルフェーヴル。
早くから結果を出しながら、3歳になって急に線の細さが目立ったその兄・ドリームジャーニーとは似て非なる傾向。
暮れのホープフルSでも、似たような傾向を示した互いの産駒のコントラストがくっきりと表れていた。
一方で、母のクーデグレイスも、後に登場する甥のラブリーデイがそうであったように、早い段階では短距離戦などを使って、現に初勝利は中距離戦を使われた後の中山1200だったような馬で、そこから使われて、ローズS3着までは良かったが、以降は伸び悩んだ。
早い段階で結果を残すことがいいわけではない両親だけに、馬場がいいとはいえ、2:03.4とまずまずのタイムで快勝のヘイルメリーは、どこかで再び成長期間に時間を要する懸念材料を秘める。
ただし、そこは待って待って新馬戦の最終開催でのデビュー。
重厚さを最初から身に纏っていることは、両親のデビュー時にはなかった要素でもある。
好調の木村厩舎の期待馬に名を連ねた。
阪神の快速欧州血統・トリンカデイラは、皐月賞攻略の競馬で勝ち上がった牝馬で注目。
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