ダリア賞2020の予想です。ジャカランダレーンは1着は取れない？

2020年8月8日（土）新潟9R：ダリア賞（2歳オープン特別）の予想です。

過去の傾向や馬体重、想定までを分析。オッズに絡むジャカランダレーンやアスコルターレの近況も調べてみた。

ジャカランダレーンの評価は？福永騎手も絶賛！

6月以降はどこも道悪ばかりだから、2歳馬だけでなく古馬だって苦しんだ。

そんな中、

古馬になって真の実力を発揮した両親から誕生したジャカランダレーンの新馬戦におけるハイパフォーマンスには皆が目を惹かれたところがある。

揉まれるような展開にはならなかったのも良かったのだろうが

重馬場の阪神1400メートル戦を好位から最後外に持ち出して

坂上から突き抜けてみせたジャカランダレーンを歴史的名馬の背を知る福永騎手も絶賛。

時計より何より最後は勝負所を手応えよく通過しどの場面で最大能力を発揮すべきなのかという、

競馬の本質論で行けば父ラブリーデイが5歳になってから示せた才能を

彼女は新馬戦から発揮していると言える。

ジャカランダレーンの血統！

母は活躍馬ウリウリ。

その弟に歴史的ダービーをハナ差で制したマカヒキがいる。

この金子ブランドの究極形が、早くも次の段階に入ったという印象の配合。

この馬の素晴らしいところは

サンデーサイレンスの4×3というブームが始まった時代にあって

その父ヘイロー、
ヘイローと従兄弟のノーザンダンサーにも関わるアルマームードコネクションの強さが際立つということ。

ヘイロー3本、ノーザンダンサーは父5本母4本で計9本。

8代内のアルマームードの数はそれらの合計以下となるものの、

内包する主要種牡馬の一族が豊かな発展を見せている点で
6代外ナスルーラクロス多数で父タニノギムレットがナスルーラと同族のシラオキ系・ウオッカと似ていなくはない。

彼女は新馬戦で逃げていた。

早期の完成か否かは、まだ見えないからこそ

配合の奥深さやある意味で走る競走馬が抱える近親交配の闇にも目を配りながら

彼女の今後の活躍をこの一戦で確信させてもらいたい。

闇という点では、エネイブルの執拗な近親交配は、6歳現役の道を逆説的にアシストしている。

相手にはノーザンダンサーが濃い馬と、両祖母が福永騎手と縁のあるマルスを推す。

敢えて、今週一番堅そうな2歳戦を推してみる。