産経賞オールカマー予想【2020】|過去データと最終追い切りを評価
目次
2020年9月27日(日)中山11R 芝2200m:産経賞オールカマー2020(gii)の予想です。
過去10年の傾向と予想オッズを調べ上げて高配当な払い戻しを狙います。
オールカマー過去10年データ
予想していく上で過去データは必須。
ここでは重要な箇所を選定してまとめた。
オールカマーの過去10年傾向
開催年 | 1着 | 性齢 | 斤量 | ○人気・父 | 2着 | 性齢 | 斤量 | 人気 | 3着 | 性齢 | 斤量 | 人気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2010年 | シンゲン | 牡7 | 57kg | ⑤・ホワイトマズル | ドリームジャーニー | 牡6 | 59kg | ① | トウショウシロッコ | 牡7 | 57kg | ⑥ |
2011年 | アーネストリー | 牡6 | 59kg | ①・グラスワンダー | ゲシュタルト | 牡4 | 57kg | ⑥ | カリバーン | 牡4 | 57kg | ② |
2012年<重> | ナカヤマナイト | 牡4 | 56kg | ②・ステイゴールド | ダイワファルコン | 牡5 | 56kg | ④ | ユニバーサルバンク | 牡4 | 56kg | ⑥ |
2013 年 | ヴェルデグリーン | 牡5 | 56kg | ⑨・ジャングルポケット | メイショウナルト | 騸5 | 56kg | ② | ダノンバラード | 牡5 | 57kg | ① |
2014年*新潟 | マイネルラクリマ | 牡6 | 56kg | ②・チーフベアハート | ラキシス | 牝4 | 54kg | ⑦ | クリールカイザー | 牡5 | 56kg | ⑫ |
2015年 | ショウナンパンドラ | 牝4 | 55kg | ③・ディープインパクト | ヌーヴォレコルト | 牝4 | 55kg | ① | ミトラ | 騸7 | 56kg | ⑦ |
2016年 | ゴールドアクター | 牡5 | 58kg | ①・スクリーンヒーロー | サトノノブレス | 牡6 | 56kg | ③ | ツクバアズマオー | 牡5 | 56kg | ⑥ |
2017 年 | ルージュバック | 牝5 | 55kg | ⑤・マンハッタンカフェ | ステファノス | 牡6 | 56kg | ① | タンタアレグリア | 牡5 | 57kg | ③ |
2018年 | レイデオロ | 牡4 | 57kg | ①・キングカメハメハ | アルアイン | 牡4 | 57kg | ③ | ダンビュライト | 牡4 | 57kg | ② |
2019年 | スティッフェリオ | 牡5 | 56kg | ④・ステイゴールド | ミッキースワロー | 牡5 | 56kg | ③ | グレイル | 牡4 | 56kg | ⑥ |
オールカマー2020の出走予定馬(枠順確定)
枠順 | 出走予定馬 | 騎手 | 前走・馬体重 | 斤量 |
---|---|---|---|---|
1枠 | クレッシェンドラヴ | 内田 博幸 | 498 kg | 56.0kg |
2枠 | サンアップルトン | 柴田 善臣 | 470 kg | 56.0kg |
3枠 | ミッキースワロー | 横山 典弘 | 478 kg | 57.0kg |
4枠 | センテリュオ | 戸崎 圭太 | 472 kg | 54.0kg |
5枠 | ジェネラーレウーノ | 三浦 皇成 | 514 kg | 56.0kg |
6枠 | アウトライアーズ | 丸田 恭介 | 494 kg | 56.0kg |
7枠 | ステイフーリッシュ | 田辺 裕信 | 462 kg | 56.0kg |
8枠 | オウケンムーン | 北村 宏司 | 440 kg | 54.0kg |
8枠 | カレンブーケドール | 津村 明秀 | 466 kg | 54.0kg |
オールカマー2020の傾向から予想していく
全くもって非常識な印だがここでも敢えて成長間違いなしで期待十分の格上馬・カレンブーケドールを軽視という、無駄な決断をしている。
ディープらしさ皆無の先行ズブタイプの牝馬なら
この手のみんな最後は止まる馬場質などぴったりなのだがその辺りを全て、充実一途のクレッシェンドラヴにカヴァーしていただくとして、茶を濁すこととした。
狙いはサンアップルトン。
彼が前走で4着に終わった日経賞のレベルは、混戦模様のレース展望に反し、想定以上のハイレベルだった。
何せ、諸々レースレベルの肝要な部分を東の前哨戦としてのプライドを保つために
次走に挑んだ天皇賞の2、3着馬が、日経賞の3、1着馬。
仲間はずれになった日経賞で不利アリ、
自滅の内モタれの2着だったモズベッロも、天皇賞こそ、自慢のラチ沿い走行への固執で自滅したが
有力馬バタバタの宝塚記念では、低評価を覆して3着と健闘。
人気にならなかったから良かったのでは?という評価は当然頂戴したわけだが
勝てはしないでも、他のレースを使っていた組の方がよっぽど評価が高かったのだから
この結果は望まれている以上の好結果とするに止めるべきではないはず。
そんな連中相手に、まだ4歳で行きっぷりも今一つだったサンアップルトンは
いくら外差し傾向の馬場だったとしても、十分すぎる直線の追撃で
堂々、後のG1好走馬に上がりの脚で最上位の結果を残した。
オールカマーの過去レースを分析していこう
陣営の狙いはその次にあったのだろうが、年明け3戦を1か月半でこなした上の好走の連続で
目黒記念などにも挑めない状態になったのは、重傷ではなかったということも含めて
かえって良かったのではないだろうか。
何せ、父はあの拗らせ王の【ゼンノロブロイ】である。
ちょうど今のサンアップルトンの年齢、この季節に開眼するわけだが
この親仔両方に跨る柴田善臣騎手も2度騎乗し、どうお伺いを立てていい走りをするまでに止まる惜敗の連続。
父・ゼンノロブロイの全成績
GⅡ2勝馬ながら、京都大賞典でナリタセンチュリーの一撃に屈したところまでと
秋の古馬タイトルコンプリート後の各戦績はコチラ。
デビュー戦~京都大賞典2004
1着 | 2着 | 3着 | 4着以下 |
---|---|---|---|
4回 | 4回 | 2回 | 2回 |
宝塚記念2005~引退戦・同年有馬
1着 | 2着 | 3着 | 4着以下 |
---|---|---|---|
0回 | 2回 | 2回 | 1回 |
トータルで7勝しているのに、あくまで一瞬最強だったという馬だったから
その産駒もまた、GⅠ馬はオークス勝ちのサンテミリオンなどがいても
アニメイトバイオやペルーサに感じるもどかしさのようなものが、その本質と言える。
勝ち切れないのがある種の武器。
どこかで強いという雰囲気を漂わせたときに、ワンチャンスをモノにできるかどうかが予想のポイント。
サンアップルトンの狙いは、一本釣りを短期的に、かつ重点的でないと、具合が悪いことになる。
こういう背景があるから、休んだことそのものをプラスではないが
どの道、相手なりに走るという逆さに見た時の強みを、穴評価の際に活かすのが
ファンの狙い目であることに間違いはないわけで、かなり本番前だと怪しいトップホースたちの死角をつける馬は、実は限られるような気もする。
それらに勝たれてしまっても、いい武器はある。
善臣騎手が乗ってから、末を活かす策がハマるようになった。安定している。
血統面がその後押しになるだろう。
サンアップルトン | ゼンノロブロイ | サンデーサイレンス | ||
ローミンレイチェル | ||||
シナル | キングカメハメハ | |||
イブキスタイリスト | トニービン | |||
アンバーネックレス | ||||
シヤダイマリア |
名血【クリアアンバー】の末裔ながら
4代母シャダイ<シヤダイ>マリアは、ノーザンテーストの代表産駒・アンバーシャダイの姉であり
クリアアンバーの長女に止まらず、イブキマイカグラの母ダイナクラシック、末娘サクラハゴロモはプリンスリーギフト系の存在価値をより高めたサクラバクシンオーを産むなど、偉大なる系統の初手を担ったサンプルとして、地味にその役目を果たした。
無限に気ムラなトウルビヨン直系のアンビオポイズの仔であるクリアアンバーに
リボーと途中まで同じ流れに入っているセントサイモン系のワイルドリスクの血を引くマリーノが入ったシャダイマリアに、あまりにも取っつきにくい性質があったのは間違いなく、時代の流れに反したような血を入れた後にノーザンテーストを入れても大きく発展することはなかった。
代を経て、中間にトニービンとキングカメハメハが挟まり、サンデー系の中では個性派に入ってしまったゼンノロブロイの底力は、和製と化したファミリーとの組み合わせにより、新たな魅力を引き出されようとしている。
軽い馬場は合わないタイプ。有馬に向けたステップにできれば、これ以上ない秋緒戦になる。
↓【注目】今週の無料買い目はこちらで公開します!
人気ブログランキングへ
Follow @Baken_Meijin * * * * *
馬券名人考案!誰でも簡単に【少点数で万馬券】を的中させる方法
無料で利用できる実力No.1の競馬指数を「裏ワザ的」に使うことにより、点数を絞りながら誰でも同じように300倍以上の馬券をコンスタントに取りつつ、1000倍(10万馬券)以上の配当をGETしていける最強の競馬予想サイト。
>>2ヵ月間におよぶ実力検証記事を公開中。
こちらの指数を使うことにより、前回も中山12Rにて3連単94.4倍がまたも的中しており、2ヵ月検証の間にトータル収支は197万円を超えました。