ズブい王者 – オルフェーヴル
オルフェーヴルという馬は、歴代三冠馬との比較では異質であり、似た雰囲気もあるナリタブライアンとて、走破時計の速さは歴代屈指ということでも、その点で見劣る面があったことは否めない。 本番前に惨敗のある馬というのは、基本的に…続きを読む
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2017年有馬記念 展望
レコードクロニクル – 函館の芝コースレコード
1000M <2歳>79新馬 ハギノトップレディ 57.2 1200M 16函館SS ソルヴェイグ 1:07.8 → 函館SS ジューヌエコール 1:06.8<-1.0秒> 3歳牝馬特権 1800M <2歳>16新馬 タ…続きを読む
2017年 POG反省会
某雑誌のPOG企画に必須アイテムとなっている「別冊2歳馬写真一覧」を、それが目的で今年も購入したので、では昨年のはどうだっただろうかと、ちょっと見返してみたのだが…。 筆者はその冊子の中から、ソウルスターリングという才能…続きを読む
親仔制覇<ダービークロニクル>
先述のキングカメハメハ - ドゥラメンテ以外にも、この30年は親仔制覇を目撃することが多かった。 一応、これも除外対象か。 <72回>ディープインパクト - <79回>ディープブリランテ、<80回>キズナ、<83回>マカ…続きを読む
初制覇の瞬間<ダービークロニクル>
これは毎年、誰かが初制覇しているので、3パターンについて考えてみた。 ・クラシック初制覇がダービーというパターン<敬称略> 騎手:<54回>根本康広、<57回>中野栄治、<63回>藤田伸二 調教師:<54、57、66、6…続きを読む
ダービーレコード<ダービークロニクル>
87年以降に行われた過去30年のダービーを振り返り、この間に起こった様々な名シーンを回顧いていきたい。 まずは、期間中4度更新された「ダービーレコード」について、その思い出の記憶を辿っていくとする。 ・88年<55回>サ…続きを読む
偏り – 春に活躍するキングカメハメハ産駒
キングカメハメハは芝の一流馬ほど、春に良績が偏る。 上半期に二年続けて重賞を2勝したトゥザグローリーに、15年の同期間重賞4勝のラブリーデイ、初GⅠ勝利がシーズン末期の晩春の香港だったルーラシップ。 それに春二冠、秋はほ…続きを読む
春GⅠ注意報
■波乱必至の高松宮記念 誰がどうみても中心馬不在のメンバー構成。 前々週時点で発表された登録メンバーを見渡しても、軸にしたいと思う馬がほとんどいないというどうしようもない状態で、やる気が出ない。 アンパンマンと逆で、雨が…続きを読む
繋がる有馬とは – 有馬記念を勝って、翌年GⅠを2勝以上した馬は…
有馬記念を勝って、翌年GⅠを2勝以上した馬は、ここ30年で1頭たりとも存在しない。 テイエムオペラオーを筆頭に、春に1勝するのが関の山。 2着馬はどうか。 2015年までの20年で、GⅠ勝利の馬は、 マーベラスサンデー<…続きを読む
有馬からのスタート<ハーツクライとヴィクトワールピサの前例>
<ハーツクライとヴィクトワールピサの前例> ナリタブライアンもオルフェーヴルも海外GⅠには縁なし。出ようが出まいが、勝てなかったという事実は変わらない。 成功者の多い有馬ウイナーだが、ここを起点とするために必要だったもの…続きを読む
有馬は勝てたはず
ミルコには昨年の有馬2着の感覚があったから、ジャパンCでは思い切って下げて勝負したのではないのか。 昨年のレースを見て、そう確信した。 キタサンブラックの鞍上は横山典弘。 競馬が上手な馬を任されれば、99%の確率で、大舞…続きを読む
キレないディープの時代
エイシンヒカリ サトノダイヤモンド ミッキーアイル 正攻法で戦い、バテない強みを活かせればかなり渋といタイプ。 リアルスティール ディーマジェスティ マリアライト 末脚勝負は歓迎で、距離も不問。 ディープインパクトがどこ…続きを読む
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2016年有馬記念 展望
瞬発力というやつ
「逃げている競馬多いので、東京が合うかどうか」 「瞬発力を活かす競馬ができれば…」 中央に移籍後、土曜の東京スポーツ杯2歳Sで中村均厩舎所属の馬として初陣を迎えるトラストに対し、師はこう思いを述べた。 まさに、瞬発力とは…続きを読む