馬券の資金と理念 – 国外GⅠの馬券発売
2016凱旋門賞から始まった国外GⅠの馬券発売。 マカヒキの支持率、それに関連した買い目の売り上げ等々、今後に向けた課題であり教訓であったりという、ある意味で最も憂慮された、心情だけでは動かされてはならないコアな部分の影…続きを読む
戸崎と牝馬とMVJ
中央移籍直後から、日本競馬の中心的存在になった戸崎圭太。 いい時というのは何でもうまく回っていくもので、今は人気のあるなしに拘わらず、ベストポジションからのスムーズな抜け出しで、極端な策をとらずとも結果を残し続けている。…続きを読む
ロイヤルサッシュ系
夏に縁あり・ロイヤルサッシュ系 ・サッカーボーイ ・ステイゴールド、レクレドール兄妹 ・ドリームパスポート ・ショウナンパンドラ ・バランスオブゲーム、フェイムゲーム兄弟 ・タマモホットプレイ、ナイスプレイ、ベストプレイ…続きを読む
ユタカマジックを振り返る~ディープインパクトとの別離を経て
ラニは、乗りにくいけど、後ろからマークされずに動ける馬。 ドバイに行くと決めた陣営は、同脚質のキズナへの騎乗依頼から、武豊騎手と濃密な時間を共にしてきた。 エイシンヒカリは、トップジョッキーからの乗り替わりで、昨春から手…続きを読む
競馬と世相 2016
有馬記念では、よくサイン馬券の話で盛り上がったものだ。 落馬に競走中止。3歳馬が騒がしい競馬で途中リタイアした87年のレース結果については、(2着)ユーワジェームス-(1着)メジロデュレンで枠連万馬券の大波乱となったこと…続きを読む
ステイゴールドの遺産
アジアの中とはいえ、異国での競馬で青服のデットーリを見ると急に活力が漲ってきて、今まで使ったことのない末脚を使えるようになった。 お陰で、種牡馬入りにもGⅠ勝ちの箔もついて、ハッピーエンドを迎えたのがステイゴールド。 中…続きを読む
2016年 POG反省会
例年比3割増しくらいなところで収束し、上位勢の組み合わせに破綻は生じなかった今季の牝馬クラシック戦線。 ただ、メジャーエンブレム、ジュエラーが主役になるクラシックは想定されていなかったのか、200頭余りピックアップされた…続きを読む
ダービーブレイカー<異色の挑戦者>
20年で、裏路線組の覇者は6頭のみ。 第一関門の皐月賞は、ルールを守る陣営のために用意された重要トライアルなのである。 前走で関西のオープンクラス勝ち フサイチコンコルド アグネスフライト キズナ NHKマイルC1番人気…続きを読む
2016年 新種牡馬考察
血統の重要度を考慮すれば、最初に紹介すべきは彼らであろう。 ・ディープブリランテ<父ディープインパクト> ・ルーラーシップ<キングカメハメハ×エアグルーヴ> お互い、活躍した年齢が違うため、奇しくも2012年に活躍した同…続きを読む
オルフェーヴル、2012年・阪神大賞典激走 – その後の事件
2012年・阪神大賞典。 暴走気味に向こう流しで先頭へ→2度目の3角で真っすぐ外ラチ沿いへ疾走→方向転換して、猛然と捲り上げて2着。 最初の凱旋門賞、楽勝気配の大外一気→ゴール前内ラチに接触して2着、の歯がゆいレースぶり…続きを読む
高速ダートのパラドックス
今年のフェブラリーSは、レース史上で最高の時計が叩き出された。 ダート1600Mの日本レコードは、よく知られる2001年武蔵野Sでクロフネが独走した際に記録された1:33.3。 時代は進み、34秒台で決着することもよくあ…続きを読む
藤田菜七子騎手 – 女の子の事情
藤田という名前は、長らく男気のある頼れる兄貴のイメージが競馬人に深く浸透していたが、今は、若きアイドルジョッキーのそんな苗字だったっけ?という軽い感じの印象へと変化した。 故に、おじさんたちの嫉妬を買ったのか。 土曜日に…続きを読む
2016年 3歳裏路線
新馬戦は土日で1鞍ずつ、ダート1800Mのレースが行われた。 土曜の中山、稍重の一戦は、渋めの血統の馬ばかりが集まった印象のレースを、2番人気クインズプルートが超スローからの逃げ切りで制した。 バランスよく色々な系統が織…続きを読む
時代・有馬記念考
<歴代牝馬覇者との相違点> 14年 ジェンティルドンナ 08年 ダイワスカーレット 71年 トウメイ 恐ろしいほど強かったというよりは、レースをすることで勝つために必要なものをしっかりと心得ている名牝である。 牝馬は、よ…続きを読む
逆風・有馬記念考
<チャンピオンの苦悩> 古馬の大将は、レース後お色直しを控える全身真っ白の新郎さんではなく、GⅠ2勝で新チャンピオンとなったラブリーデイである。 が、1番人気になるかどうかまでは、直前になるまでわからない。 そもそも、彼…続きを読む