奇祭・有馬記念考
<ゴールドシップ≠オグリキャップ> 芦毛であるということ、去年のジェンティルドンナ同様、春にタイトルを獲ってから、尻すぼみの戦績になって、叩き3戦目で一変して、引退戦を勝利で飾って、大団円で直後に引退式をやって、みんなで…続きを読む
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2015年有馬記念 展望
競馬学<スローペースのGⅠ> – 途中でペースが異常に遅くなると、中団待機組の出番?
菊花賞の近年の傾向から見た場合で感じた今年のスローペースの中身は、 「60.2-64.4-59.3」 中弛みがある以上、有馬記念などでも途中でペースが異常に遅くなると、全体の流れに歪みが生じ、人気薄の組が動き出すと直線は…続きを読む
血視点<渋いサンデー系が大活躍する意味> – 速い血が生き残る
時計が少し掛かることが、チャンピオンレースでは足らない種牡馬の産駒の活躍する条件だ。 最近は特に、関東圏の重賞がかなりの荒れ具合になっている影響もあって、毎週のように大穴をあけている状況にある。 人気不人気に関係なく、渋…続きを読む
鬼が笑った日 – 宝塚記念といえば、ステイゴールド
宝塚記念といえば、ステイゴールド産駒である。 09年にドリームジャーニーが勝って以降、グラスワンダーの代表産駒であるアーネストリーがレコード走をした11年を除けば、快刀乱麻を断つが如きどこからでも来い状態にある。 ナカヤ…続きを読む
2015年 POG反省会
ダービー、オークスが終了後、今年の思い残しはないだろうかと、昨年のPOG関連の記事を見返して、クラシックホースの1年前の姿を再確認してみることにした。 「やっぱり」 今年大当たりだったマンハッタンカフェ産駒のほとんどは、…続きを読む
競馬学 – レコードクロニクル
「2:23.2」 ドゥラメンテ 2015.5.31 東京芝2400M<ダービーレコード> この数的根拠は、一体何を裏付けるものなのか。 GⅠ勝利はままならないだろうと思わせる彼の底知れない本性の部分において、どうも疑うだ…続きを読む
ダービー雑文
雨予報が2週続けて裏切られても、キングカメハメハの流れはまだまだ続いていた。 こちらも相変わらずなのだが、ディープがどんな展開になろうとも壊滅することもなく、昨年のハーツクライ旋風を思い出せば、目黒記念だって簡単だった。…続きを読む
ダービー・変化の30年史
岡部幸雄がシリウスシンボリに乗れる状況にあったならば。 当時の関係性から言えば自然な流れでも、大調教師・二本柳俊夫は、鞍上加藤和宏の固定を条件にした。 前年ビゼンニシキを捨て、シンボリルドルフに乗り続けた伏線もある。 競…続きを読む
ダービー・月と太陽
サンデーサイレンスとブライアンズタイムは光の影という関係にはなり得ない。 ダービーで劇的シーンを何度も演出している三冠馬の父同士なのだから、共にビッグファーザーである。 ただ、太陽のおかげで輝ける月のような存在もあるのは…続きを読む
ダービー・血のロマン
アンバーシャダイ-メジロライアン-メジロブライト・ドーベルの内国産3代GⅠ級レース制覇が代表格。他にもメジロ3代連続3200M天皇賞制覇や、最近はダイナカールから4代続けて主要競走を制する快挙を成した。 ダービーも皐月賞…続きを読む
競馬学 -疑わしき定説-
「死んだ馬の仔はよく走る」 何となくではなく、生物科学の側面からも遺伝力や変異の蓋然性を高める状況というのは、決まって繁殖期間の最初か最後だとされる。シンボリルドルフやディープインパクトは、名種牡馬の最晩年で誕生した傑作…続きを読む
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2015年日本ダービー(東京優駿) 展望
タグ :お知らせ 日本ダービー 日本ダービー 2015
競馬学<逃げ切り美> – セイウンスカイ、イングランディーレほか
思い返せば、暴走王・ドゥラメンテ以外の今年のGⅠ馬は、皆主要競走で逃げた事のある馬だった。 ダートや短距離なら当たり前のそれを、京都の長距離戦で大逃げから2度も押し切った横山典弘騎手の手腕は素晴らしい。 セイウンスカイと…続きを読む
競馬学<遠征の価値> – シーキングザパールの海外初GⅠ制覇からの記録を考察
海外重賞を制した日本産馬は、どの競馬主要国にもいるからそれを含めて今更考える意味はない。 内国産の日本調教馬の方が、海外では圧倒的にいい結果を残している状況に鑑みて、 フジヤマケンザン ハクチカラ らは除き、ひとまずシー…続きを読む