鬼脚の謎 ~ コントレイル、サリオス、ガロアクリークの末脚を分析
グランアレグリア デアリングタクト ガロアクリーク とその前にいた2頭 よく考えてみると、皐月賞の一騎打ちだった2頭だって、相当な脚だった。 1、2、3着がそれぞれ上がりの順序と比例しているのだが、 コント…続きを読む
名勝負の立役者 ~ 石橋脩、松山、和田竜二、そして蛯名(ディアマンミノル)、武豊(キセキ)は?
牝馬の活躍もさることながら、この春の競馬場内が全く盛り上がっていない状況とはまるで乖離するような形で、凄まじいまでの好レースが続いている。 やけに土曜のマイル重賞で気になる男となっている石橋脩騎手が、全てその進路が正しか…続きを読む
牝馬の価値【思えば牝馬がGⅠを3連勝】アーモンドアイがJCを圧勝したあの時から、何か当たり前の光景
牝馬重賞がずっと組まれていたとはいえ、チューリップ賞のまさかの結果から、直後のダノンスマッシュ圧勝の中山でもナックビーナスはしっかりと2着で、あれから1か月以上牝馬が重賞を勝ち続けている。 重賞連対の連続週ということで言…続きを読む
これから走る血統 ~ デアリングタクト、対極のポジションに属するリファールとノーザンテーストの血
サンデー直仔が消えた07クラシックは、在来牝系の血統馬が、当時忘れられた存在から威厳を取り戻した経緯がある。 直系からファミリーの時代へ。 当時からまた、牝馬の大物食いがよく見られ、宝塚完勝のスイープトウショウや天覧競馬…続きを読む
真の絆を目指して【非日常の競馬観戦記】社台 vs 非社台系など
長岡騎手が120%のエスコートをして、新たに、それでいてちょっと忘れかけていたケイティブレイブの能力をアシストしたのを皮切りに、色々あっても人馬一体で驚異の粘りを見せたモズスーパーフレアも松若騎手共々の初戴冠。 横山、デ…続きを読む
循環不完全の競馬界「サートゥルナーリアに有利?」「レーン騎手の再来日」など
風穴を開けるという言葉が日本にはあるが、そんな工事しないで勝手に開いた大穴が、今あっさりと埋まってしまったと思う。 レーン騎手がよく来てくれたが、本質論では、夏に来るのなら大歓迎なのだけど…、といった感じ。 そもそも、来…続きを読む
【ジャストナウ】春のGⅠに縁がない男の買い方 ~ 平場の穴狙いは岩田と内田?
GⅠを勝っている騎手は現役でも沢山いるが、ベテランになって、騎乗数が減っていくに連れ、気づけば全くGⅠに参戦することすらなくなっていることも多い。 そう言えば、岩田、内田両騎手の存在を一瞬ならずとも、あの大舞台を制するま…続きを読む
雨雪コロナと波乱 ~ 無観客競馬、G1の騎乗停止など
新型コロナウイルスの感染状況がパンデミックであるとWHOが宣言して以降、中止、延期をする競馬開催の主催者の判断が世界の潮流とするなら、フェブラリーSの前後から本格的に無観客で競馬をすることを徹底していった中央、地方ひっく…続きを読む
悪いことをしたわけじゃないけど…/ドバイ中止の予後
競馬関係者は、競走馬の特に、脚部に故障を発症した際に獣医師の診断を見聞きするから、予後という言葉には過敏に反応してしまう。 無論、レースの格に関係なく、その体調の良し悪しも両面で影響を及ぼす大きな故障に、関係者ならずとも…続きを読む
春の悪夢【競馬vs新型コロナウイルス】ドバイ国際競走、マーフィーはどこへ?現象など
馬にこそ直接の影響はないとされるcovid-19だが、競馬界におけるコロナ禍最初の事件は、日本で起こった。 それは2月の末、地方競馬から始まった無観客での競馬開催の実施であり、それに慣れ始めた頃、歴史に則した権威を誇る欧…続きを読む
2020年3歳世代注目血統 / キズナ / ハーツクライ / エピファネイア / ステイゴールド系
初年度のキズナ産駒が好発進し、重賞を3勝しているのだが、 ビアンフェ クリスタルブラック マルターズディオサ それがあまり目立っていないくらいに爆発的な活躍をする面々が、様々な角度から登場し、盛り上がりを見せている。 ベ…続きを読む
雨を経て春に咲く【重・不良の重賞】を経て一変したアルアイン、ホエールキャプチャなど
重・不良馬場の重賞を経て、春の内に一変を見せた実力馬は案外多い。 花は再び満開にならずというサクラホクトオーのようなこともまま起こる3歳戦や、個性がはっきり表れた古馬ならではの変化もあるというのが常の競馬なのだが、面白い…続きを読む
超える力・フランケル産駒の進撃 ~ モズアスコットとロジシャンの特性
モズアスコットだけを見ていても、父フランケルに似て、何かに導かれるように勝ち出すと止まらないという特性を持っていることがわかる。 それにしても、母が完全なダート血統だからと言って、では、ベースはダートのスピ…続きを読む
ディープと重馬場【軽視禁物】ディープインパクト産駒の道悪適性を調べ直した
サウンドキアラの快勝した京都牝馬Sを見て、ディープ産駒の道悪適性を調べ直した結果、GⅠ以外は軽視禁物の傾向が見えてきた。 芝の重賞に限り、道悪各条件での勝利、GⅠで上位人気<3番人気以内で、単勝5倍以上の支持>だった際の…続きを読む
2020年【3月に突然走り出す馬】狙い馬を血統・種牡馬から考察
リーディングサイアーランキングからではなかなか思いつかない「一変の種牡馬」みたいなタイプがいないかと近3年で産駒が年間重賞5勝以上しているトップサイアーについて考察したのだが、もう死んでしまった大物サンデーとキングマンボ…続きを読む