2020年阪急杯 回顧 ~ 休み休みの末、満を持してたどり着いた舞台でベストアクターが制す
東京で快時計連発の上、連勝中だった関東馬のベストアクターに、不屈のダービージョッキー・浜中俊というコンビ。 東京で連勝中の鞍上は、この日日本にいなかったルメールと武豊。 満を持しての重賞・阪急杯挑戦は、休み…続きを読む
2020年阪急杯【ライラックカラー】このGⅠ前哨戦参戦はマーフィーで能力再確認の結果
大戦末期の天皇賞やクラシック戦の能力検定実施時以来となる、場内発売なしの競馬。 事実上、人間側の都合で人間に規制をかけるのは、日本の競馬界では初の出来事に近い。 馬に何もないことは何よりだが。 木幡巧也騎手…続きを読む
2020年ダイヤモンドS回顧 ~人気タガノDはステイゴールド系独特の事情か?
人気のタガノディアマンテは捲るところまではできたが、オルフェーヴルらしいというかステイゴールド系独特の事情があるのだろう、連続して長い距離を好走できないという死角が出てしまった。 きっと、それに加えてまだ線が細く、長距離…続きを読む
2020年ダイヤモンドS【左利き?メイショウテンゲン】ダービーで見せた豪快な決め手
フェブラリーSとは違い、絶妙な長距離実績がある4歳馬が人気になりそう。 ただ、前走のステイヤーズSで4角逃避ではなく、しっかりと接触等の不利を受け吹っ飛ばされたメイショウテンゲンは、これまでの戦績の不安定さから、過剰に支…続きを読む
2020年共同通信杯回顧「マイラプソディに細かい敗因を求めるのは筋違い」という話
動き出しのタイミングと勝負所の見極め。 思えば、こんなことが初夏の同じ東京稍重の1800重賞でも起きたなと、ふと記憶の一片に触れる機会となった。 マイラプソディに細かい敗因を求めるのは筋違いであり、武豊騎手…続きを読む
2020年クイーンC回顧【武器を隠すことができた】福永ミヤマザクラ
思ったより派手な展開で、好位抜け出しとなったミヤマザクラは正直、ちょっと苦しい展開にも思えたが、牡馬のクラシック有力候補とチャンピオン距離で対戦した経験が活きた。 インザムービーの軽快と言うよりか、目的意識のない暴走が、…続きを読む
2020年共同通信杯【ダーリントンホール】自分からは動かないサドラーズウェルズ系だが…
◎ダーリントンホール ○マイラプソディ ▲フィリオアレグロ △ビターエンダー、ココロノトウダイ 思ったより回避馬が多かったのは、先週のきさらぎ賞と同じ。 13頭の登録数に対し、出走馬は9頭となった。 特段、…続きを読む
2020年クイーンC【ミヤマザクラ】このレースと因縁があるクロフネの血は見逃せない
翌日行われる京都2歳S覇者マイラプソディが出走する共同通信杯の展望において、このレースの結果がオッズに与える影響は大きいのかもしれない。 2着馬ミヤマザクラは完封されているからだ。 彼女がデビューした札幌1…続きを読む
2020年東京新聞杯回顧【超出世レース化の流れ】に乗って存在感を示した人馬
出たなりで好位の外を狙える位置につけたプリモシーンと、最初から間隙をついて内の方が脚を使わせる狙いが横山騎手にあったように思えたクリノガウディーの好位のイン獲り成功で、筆者、左団扇のゴールシーンを期待したが、気持ち、理想…続きを読む
2020年きさらぎ賞回顧 ~ スロー見え見えの舞台で差しに拘ったアルジャンナ不発
人気馬がパッとしなかったというより、持っているスケール感の違いみたいなものが大差なかったとすべきだろうか。 前走で改めて差して結果を出しても、全く支持が集まっていなかったコルテジアは、未勝利戦の勝ち方がそれまでと一変であ…続きを読む
2020年東京新聞杯~プリモシーン【ここ2戦の大不発】を説明しよう
事実上の最重量となる56Kのプリモシーンのここ2戦の大不発を、何とか説明できそうな感じなので、ここは東京での一変に期待するとしよう。 府中牝馬Sは、この馬としては普通の2か月以上の間隔で且つ、5か月は空けな…続きを読む
2020年きさらぎ賞~このメンバーで1:45.3で持ちこたえられそうな馬は他にいない
◎アルジャンナ ○ギベルティ ▲グランレイ 注サトノゴールド △コルテジア デアリングハートの孫とオルフェーヴルの人気のない方がいなくなったこともあり、今年もお馴染みの一桁頭数での争い。 しかし、昨年にも一昨年にもなかっ…続きを読む
2020年シルクロードS 【回顧】大外強襲もOKなトラックバイアスが生んだ豪快決着
想像されていたような差し競馬になり、残り200を切ってからは、完全に外を見た方が待ち望んだ答えがよく見える展開となった。 前走で驚きの決め手を発揮した上り馬の4歳馬エイティーンガールとナランフレグは、申し合わせたような直…続きを読む
2020年根岸S【回顧 】左回りで短距離であればと満を持していたか?モズアスコットが制す
2020年シルクロードS~エイティーンガール、名血たる証明は、名手との思い出と共に。
ダービー連覇達成1人目の武豊で準オープン快勝後、2人目の四位洋文で重賞初制覇に挑む。 ダンスパートナーやトゥザヴィクトリー、あのウオッカもそう。 彼らが乗った時に輝いていたイメージのある名牝の…続きを読む