伝説の終焉「最終話は平穏に」 – キタサンブラックを分析
キタサンブラックをきっちり分析し、その栄誉を称えるという普通のことをしてみたい。
戦績 20戦12勝
重賞10勝<GⅠ7勝>
3歳:8戦4勝<1勝>
4歳:6戦3勝<2勝>
5歳:6戦4勝<4勝>
血統 父ブラックタイド 母シュガーハート(母父サクラバクシンオー)
主なクロス:リファール4×4 ノーザンダンサー5×5×5
半兄:ショウナンバッハ(父ステイゴールド)6勝<中央4勝、地方2戦2勝>
スタミナの根拠
・雄大な体躯<古馬になってからは524kgが最低体重>
→最後の4走は全て540kg台で、一度スピードに乗せると止まらない。
ということは、スピードがあまりない場合、先行して粘りこむ中距離型に出やすい。
・常に4角2番手以内
新馬戦(今後を見据えた戦法)と菊花賞(潜在的な距離不安を考慮した作戦)以外、4騎手全てが同じ乗り方をしている
→ちなみに、最初のコーナーでも9割近く2、3番手を確保している安定先行型。
・上がり3F1位は生涯2度のみ
抑えてイン強襲の菊花賞とスタート失敗で3、4角イン進出の秋の天皇賞だけ。
→実質、これが決め手勝負で出番なしの証拠。
これはあくまで、客観的視点で捉えた名馬の素晴らしい実績である。
この辺りで実体に対する結果との整合性において、最大のイレギュラーさを成す要素を確定させておきたい。
それは理想の成長曲線、ではないだろうか。
普通はそれができない。
彼はスピード型配合ながら、そういう走りは最初は全くできなかった。
ところが、総合力がついてきて、もっとハードなトレーニングを日常茶飯事のごとくこなしていくと、ミホノブルボンの逆現象というか、遅い馬が速くなったのである。
最初から速い馬が一流になれるのが、一般常識なのに対し、5歳になって距離ごとのベストタイムをガンガン更新できた理由はそれしかない。
そんな馬は過去あまり多くなかったっし、クラシックホースとしては異能の持ち主である。
有馬記念が平穏だったのは、それが最大の理由だと筆者は考える。
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