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今年は堀宣行厩舎出身の豪傑２頭に、まずは注目だろう。

・モーリス ／ スクリーンヒーロー＜ＧⅠ-６勝＞

・ドゥラメンテ ／ キングカメハメハ＜'１５クラシック二冠＞

ヘイルトゥリーズンとノーザンダンサーのそれぞれ継続クロスがある濃い血が持ち味のメジロボサツ系・モーリスは、シーザリオ・ブエナビスタ・シンハライトら母オークス馬の男馬や、０８・１２クラシック世代のトップホースの娘がいる豪華ラインナップ。

エポカドーロの半弟やスイープトウショウの娘もスタンバイしているドゥラメンテは、それよりは垢抜けた配合のパロクサイド系であり、キンカメにＳＳ、ＴＢとＮＴなど欲しい血の集積体だから、ディープ肌だとＳＳクロスが濃すぎるので、少し配合に工夫がいる。

３歳までに結果を出した面々

・アジアエクスプレス ／ ヘニーヒューズ＜'１３朝日杯＞

・リオンディーズ ／キ ングカメハメハ＜'１５朝日杯＞

・トーホウジャッカル ／ スペシャルウィーク＜'１４菊花賞・ＷＲ勝ち＞

エピファネイアほどの期待ではないリオンディーズには、奥行きのある産駒を出してもらいたい。そういう血筋だ。

同期のあと２頭は、本質的にはダートの中距離が合う血統。

古馬になって活躍した面々

ラブリーデイ ／ キングカメハメハ

ミッキーアイル・エイシンヒカリ・ダノンシャーク ／ ディープインパクト

負けたレースは多かったが、時計勝負に強い平坦巧者が出そうな配合なら、大物が出そう。

気になる男

ハクサンムーン ／ アドマイヤムーン

ペルーサ ／ ゼンノロブロイ

ダノンレジェンド ／ マッチョウノ

ひとまず、芝のスピード型登場をじっくり待つとしよう。

輸入種牡馬

マクフィ ／ ドバウィ＜英２０００ギニー等＞

クリエイター ／ タピット＜ベルモントＳ等・初年度＞

ディスクリートキャット ／フ ォレストリー＜ＧⅠ-１勝／根岸Ｓ勝ち・エアハリファの父＞

一定の繁殖実績のある２頭より、よくわからないところがあるクリエイターの意外性に注目。

自身の母系がダマスカス系×プリンスキロ系で、ミスプロ・ノーザンＤ・シアトルＳら根幹種牡馬が５代目以降なので、一頭でも活躍馬が出れば、配合相手が続々登場というバラ色の未来が待っている、かも。

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