2020年青葉賞回顧【本番は道悪要員に思う2頭が権利獲り】
フィリオアレグロ以外はだいたいイメージしたような位置取りといった展開で、人気馬のどれが勝つのかという直線の攻防となったが、坂上からゴール板までで求められた能力は、ここまでのパフォーマンスを反映したものというよりは、こういう条件でこそ本来の底力を発揮する馬であることの証明に必要な適性そのものだった。
比較的有力馬が外に出てくれたので、レーン騎手のフィリオアレグロはスムーズにイン強襲、あの時のシンボリクリスエスのような競馬になるかと思いきや、どうにもこの馬、渋といけれども鋭さに欠けるようで、距離も少し長かったか、迫力ある末脚という感じではなかった。
一方、わざわざ先団を見る好位から、隣に併せる馬を求めるようにヒューイットソン騎手が坂の辺りで大外へと誘い、フライライクバードとの叩き合いに持ち込もうとしたオーソリティは、初の東京以外に死角が見当たらない実績最上位の馬であり、オルフェーヴルとエピファネイアの一つ下妹であるロザリンドとの配合から生まれた血統馬らしい、力でねじ伏せる素晴らしいタフさを誇示し、最後に前を捉え切った。
最後はそれと併せたヴァルコスも、ディープ一族のノヴェリスト×ダンスインザダーク。
無論小物ではないし、思い切り力勝負に持ち込んだ時こそ全能力発揮の欧州型血統らしいパワフルさを見せ、小差の2着は立派。
一方、ギリギリ持ち堪えられそうな状態に見えたフライライクバードのみが、最後はお釣りを失ったような伸びで、馬群へと消えていった。
外枠からダービー制覇の陣営だから、やれることはやったが、ここに挑む前にもう、力尽きていたのだろう。10F近辺で正攻法が合う馬に育っていくのかもしれない。
大レコード決着も本番は道悪要員に思う2頭が権利獲り。
だが、そのパワーでさえ、コントレイルには及ばない雰囲気であるから、万事を尽くし、自滅待ちしかないか。
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