2020年フィリーズレビュー【ヤジが皆無の阪神】は番狂わせ傾向だが…
中山競馬が極めて順当な結果が続くのに対し、ヤジが皆無の阪神競馬の重賞は、結構な番狂わせが起こっている。
必要以上に人気を集める可能性があるアヌラーダプラの実力が、シビアに問われる一戦となるか。
如何せん、ここは18頭立ての競馬。
阪急杯でもトラフィックというより完全に事故が発生したのと同じ舞台でもある。
元気な三浦騎手が戻ってきたことには、何とも心強い推し材料を持っていると感じつつ、肝心の馬自身の能力や血統面の魅力を押さえない限り、安易に才能がありそうという形で本命にするのは筋違い。
ところが何を思ったか、殊の外、GⅠ前哨戦などではキワキワのラインから人気馬が崩れるシーンを想定した穴狙いをする筆者のスタンスが、無観客競馬になった瞬間、大いに揺らいでいる。
おまけに恥ずかしい惜敗を重ね、性懲りもなく、ここでもそのアヌラーダプラを推すことに。
それがいいか悪いかはともかく、いいイメージをもった伏兵の候補と、3歳牝馬重賞独特の参戦予定の1勝馬が多すぎることによって発生する予測不能の18頭の組み合わせとのミスマッチにより、ならば、人気馬の方から正しい能力発揮を期待できる実力者の選定を…、とした結果が彼女を推すという結論であったのだ。
至極単純。新馬の勝ち方はクラシック級のそれであり、相手をなめたような2戦目の東京も、直線一気とかではなく、速く走らせないための最善策をとった中で、馬自身が少し抵抗感を示した結果の追い込み。
いずれもスケール感抜群の候補であり、2勝すれば出走容易の3歳重賞も、敢えてのフェアリーS選択で、実績面も考えたファンの支持も厚く、断然の支持となったが、スマイルカナ以下伏兵のマイル適性に完全制圧された6着は、残念至極。
ところが、この手のタイプが一番しっくりくるというのがフィリーズレビューであり、そもそも、JF勝ち馬などまず出てこない舞台だからこそ、牡馬相手に重賞連対のアイムユアーズやベルカントのように、その後もクラシックで今一つの後の別路線組向きの馬に寛容な傾向があり、直前に2勝目を挙げたメイショウマンボや1400初めてのクイーンズリングが、本流の阪神マイル連戦組に伍して戦えた理由が体力面の余裕だったと仮定すれば、アヌラーダプラのような才能の持ち主には、やはり合うとも言える。
特異な母の配合は、グロリアスソングの2×3、それによるヘイローの3×4が生む、サンデーサイレンス系種牡馬との圧巻の適性として、グロリアスソングから4代、ノーザンダンサーとその母ナタルマ、ヘイローの祖母であるアルマームードとの密接な絡み合いから産まれたヴィルシーナとその弟妹たちの活躍から、一定の早熟性と豊かな成長力の伏線が見て取れる。
どことなく、ここで一発勝負型の性質はあるが、強い時の根幹距離戦における突き抜け方は、アヌラーダプラが一層期待されるようになった中山の新馬戦の内容とリンクし、本質がどこにフィットするかは見えづらいものの、中距離以上に向く配合でもないから、叔母のシンハライトのような出世の仕方はないか。
どう成長を見せようとも、期待されたからには結果を出す真面目な面のある血統馬であるアヌラーダプラが、ちょっとくらいのわがままを覗かせたところで、本質の面から普通ではないとは思えないのだ。
軽くはない本物の芝血統ながら、ラーイもシングスピールもその舞台は問わずの自身と産駒の傾向がある。
ダート馬も好走するレース。尚のこと、アヌラーダプラに向いたレースに思える。
如何せん、阪神14002戦の内容があまりにも圧巻だったカリオストロと、1戦ごとに強くなっていっている印象のヤマカツマーメイドが相手本線。
渋残りなら、雨馬場と洋芝経験がある例年の穴候補と合致するパフェムリも、本当は実力上位なのでしっかり押さえたい。
◎アヌラーダプラ
○カリオストロ
▲ヤマカツマーメイド
注パフェムリ
△ケープコッド、ヴァラークラウン、マテンロウディーバ
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