阪神カップ2020【予想】|内枠有利!過去データと最終追い切り
目次
枠順発表後の阪神カップ予想と最終追い切り後のデータ分析になります。
歴代の過去結果を見ても荒れる傾向のある阪神Cを過去10年のデータや外厩情報を基にシュミレーションしていきます。
登録馬の中から激走が想定される鉄板軸馬や大穴が狙えそうが穴馬、そして消去すべき馬をピックアップ!
予想オッズや枠データを見ながら過去配当を超える払い戻しを狙っていくためにも勝ち馬のサインを見逃さず、早速予想をしていきましょう。
レース名 | 第15回 阪神カップ(JRA) |
グレード | 重賞(gii) |
日程 | 2020年12月26日(土曜) |
発走時間 | 15時45分 |
開催場所 | 阪神競馬場 |
距離 | 芝1400m |
コース | 右回り |
賞金 | 6700万円 |
レコード | 1:19.3 |
阪神カップ2020の出馬表(馬柱)- 出走予定馬の馬体診断と想定騎手(枠順確定)
枠順 | 出走予定馬 | 騎手 | 斤量(負担重量) | 馬体重(前走) |
---|---|---|---|---|
1 | クリノガウディー | 幸 英明 | 57.0kg | 490kg |
1 | レインボーフラッグ | 岩田 望来 | 57.0kg | 464kg |
2 | イベリス | 酒井 学 | 55.0kg | 476kg |
2 | ヤマカツマーメイド | 斎藤 新 | 54.0kg | 476kg |
3 | クラヴィスオレア | 木幡 育也 | 57.0kg | 478kg |
3 | ダノンファンタジー | 藤岡 佑介 | 55.0kg | 470kg |
4 | ステルヴィオ | 池添 謙一 | 57.0kg | 494kg |
4 | フィアーノロマーノ | 団野 大成 | 57.0kg | 554kg |
5 | サウンドキアラ | 松山 弘平 | 55.0kg | 456kg |
5 | タマモメイトウ | 藤岡 康太 | 57.0kg | 490kg |
6 | インディチャンプ | 福永 祐一 | 57.0kg | 472kg |
6 | ジャンダルム | 荻野 極 | 57.0kg | 500kg |
7 | キングハート | 小崎 綾也 | 57.0kg | 498kg |
7 | ブラックムーン | 和田 竜二 | 57.0kg | 498kg |
8 | マルターズディオサ | 田辺 裕信 | 54.0kg | 446kg |
8 | ミッキーブリランテ | 松若 風馬 | 57.0kg | 474kg |
阪神カップ予想 - 過去10年の傾向
スワンSと阪神Cは別物
1着 | 2着 | 3着 | 4着以下 | |
---|---|---|---|---|
スワンS5着以内 | 1回 | 0回 | 1回 | 19回 |
3歳馬 | 2回 | 2回 | 3回 | 21回 |
キンシャサノキセキのイメージがあるせいで、同じ1400MのG2だから、同一線上にあるようで、近年は京都よりも阪神の方が時計が速い年が多かったので、来年以降ならともかく、今年に関してもコネクションは弱いだろう。第一、京都の方が遅い年でも、こちらにその結果が繋がったということはない。
当然、大敗していればいいというものでもないから、扱いは難しい。
出走の割合を考えたら、ちゃんと拾っておきたい3歳馬。
年に2頭くらいが普通で、斤量設定が短距離戦でもあることで、牡馬は1kg分しかアドヴァンテージはない。
裏を返せば、それだけ力量差がないとなるから、相応の走りを見せることは可能になる。
複勝回収率がそれなりのレベルにあるから、複穴狙いが常套手段。
昨年の例に倣えば、グランアレグリアから入るより、メイショウショウブをどう押さえて、フィアーノロマーノのような力のある古馬をしっかりと馬券に絡められるかがよっぽど重要なのだ。
断然人気の馬が勝ったから、三連単は3万円台。
でも、メイショウショウブが人気薄だったからハネたとすべきで、穴から入った方が作業効率はいい。
改めてこのレースで評価しておきたい馬が、高松宮記念で変な暴発の仕方をしてしまったクリノガウディー。
力はあるが、その出しどころが難しい。
どうも、幸騎手が乗りそうということは比較的早くから分かっていたので、様々思案を重ねた結果、当初の狙いに合わせて、本命指名を取り下げないとした。
最大の注目点は、そのG1馬になり損ねたあの一戦の内容分析から、ここでの適性を判断して、十分に吟味した上で推すべきか否か決めるのが一般的なのだが、フジキセキとその直系が強いレースとなると、そもそも、1400M戦に対する適性が抜きん出ていることが重要で、きっと、その手のスペシャリストがいたら、絶対に勝てないとなる。
ところが、連続して好走した馬が最近は減っている。
キンシャサノキセキにサンカルロ、同時期のリアルインパクトなどなど、阪神に親和性を見せた関東の刺客が、マイルチャンピオンシップ以上に活躍してきた舞台。
その時点で、考え方の柔軟性が求められるのである。
阪神C連覇達成者
キンシャサノキセキ
- 09年 1番人気
10年 2番人気<すでにG1馬になっていたが、前走で惨敗で人気落ち>
サンカルロ
- 11年 4番人気
12年 3番人気<この前の2年も出走し、09年は2着/14年まで毎年参戦>
リアルインパクト
- 13年 8番人気
14年 8番人気<11年は1番人気に推されるも10着>
彼らは得意条件でしか走らなかったようなところがあって、どの馬も早くから活躍していたが、3歳秋からの低迷期間があった。
どことなく、年に一度しか重賞で馬券に絡んでこなかったクリノガウディーと似た感じ。
大舞台で1位入線取り消し処分など滅多にない上に、一応、G1好走実績がなかったわけじゃない馬としてはなかなかの失態だが、サンカルロには降着の記録がある。
後に、高松宮記念でカレンチャン<京阪杯2着・カレンモエの母>の2着に入って、元はサウスポーと言われた適性を改めて示したような馬が、肝心のNHKマイルCで揉まれて暴発。
リピーターがいなくなったと言いながら、そこの好走要因があるのではという頓珍漢な筆者が推す最後の一手となる材料が、何と言ってもミラクルな年の掉尾を飾るに相応しい血統の持ち主であるという点か。
阪神カップ2020 - 出走予定馬の血統予想と脚質
7代母鶴藤があのクリフジの全姉であり、伝説の無敗三冠<変則ではあるが史上唯一の12F以上のクラシックレース完全制覇>というのはあまりにもタイムリーだったから、先走って、中京でやらかしたとも取れなくもないが、正規の牝馬三冠は日本競馬史上、クラシックではないエリザベス女王杯・秋華賞の勝者は除外すると、クラシック三冠の牝馬はクリフジのみ。
ただし、それに続く唯一の無敗三冠馬がデアリングタクト、父も無敗、仔も無敗で三冠のコントレイルが同時に登場なら、あまりにも美しいドラマである。
それらが無敗の三冠・牡馬で初の達成者であるシンボリルドルフのG1勝利数を超えたアーモンドアイに屈したのだから…、とまるで関係ないところに行ってしまった。
もとい、クリフジ由来のアストニシメント<鶴藤・クリフジ姉妹の4代母>から連なる超名牝系は、時代時代のスターとのコラボで、その血の存在感を示してきた。
スター性では、同時代のトウルビヨン系を牽引した和製スタートのガチンコ勝負で、先んじて競馬界をリードしていたメジロマックイーンか<G14勝>。
クリフジとは全く違う性質だが、意外なスピード勝負での強さで、最後のレースで伝説のレコードを叩き出した名ステイヤー。
アストニシメントは9代母であり、このラインのサイクルが最も早い。
ブルーコンコルドという2歳重賞勝ちから、後にダートに転じた名馬がいたが、この一族にはサイレンススズカが散った秋の天皇賞でごっつあんですをしたオフサイドトラップもいる。
ちなみに、その時4着だったサイレントハンターも同じ一族に入る。
90年代は桜花賞勝ちのファイトガリバーもいるし、マックイーンと近い分岐点で別れた前回の東京オリンピックの時に活躍したヤマトキョウダイは、彼の勝てなかった秋の天皇賞と有馬記念を一気に制している。
4歳秋には色々ドラマがある一族で、ブルーコンコルドも含めたここに登場の牡馬連中は、4歳のこの時期になると目覚める傾向がある。
マックイーンはよくわからない感じになっていったが、一族の誰よりも長期間活躍した豪傑。
その他は、そこから先がなかった感じ。
ちなみに、オフサイドトラップの4歳秋は故障もあって1戦しかしていない。
元気すぎる坊やのクリノガウディーは、4歳秋に本格化のスクリーンヒーローを父に持ち、4歳秋に無敵状態だったタイキシャトルと同じ父を持つディアブロが母父。
母母父メジロライアンはマックイーンと同期で、ノーザンテースト系の威信を守った名馬であった。
関連するそれらの血は全てクロスし、アストニシメント系にいないヘイルトゥリーズン系の大物が、ついに誕生かとなった刹那、快速牝馬のグランアレグリアに茶々を入れるだけの男に甘んじた重賞絶賛未勝利継続中の彼が、ついに一皮むけるか。
約束の秋に、期待感は増す。
阪神カップ2020 - 展開予想
前走のスプリンターズSは、これまでの重賞好走時のスムーズな立ち回りとは異なり、三浦騎手が丁寧に乗ったとはいえ、同期のグランアレグリアやアウィルアウェイがパスしてから、ようやくスパート出来た感じもあった。
外差し傾向の馬場質に、かなりのハイペースでもあったから、もっと走れないといけないが、陣営の当初の狙い通りに馬はマイル近辺への適性を持っていることを改めて示したとも言える。
こういう結果だから、もうマイルで変な掛かり方はしないだろうし、良い競馬をする時目立つ上がりの数字も、ちゃんと上位だった。
同じコースの阪急杯は掛かったが、横山典弘騎手が乗った後、他の騎手が乗って簡単なことはない。
距離延長などほとんどないキャリアだから、根幹距離を好走した春先は、阪急杯という半端な距離を挟んでいたことが影響した気もする。
秋華賞込みの三冠を初めて達成の幸騎手<2003年のスティルインラブ>がどう導くかも楽しみ。
下げたから走るわけではないから、好位置を取れれば言うことなしだが、関東の刺客が減った現状、例年以上に関西圏の妙な実績を誇る馬が多いことで、怪しいことが起きないとも限らない。
関西馬がほとんどの年で1番人気になるが、昨年偶々関東馬のグランアレグリアが人気に応えたのではなく、過去10年で8頭の対象の関西馬は、1頭も連対していない。
マイルチャンピオンシップも関東馬はずっと強かったが、連覇達成の3頭は全て関東の名門厩舎であったとすると、下手に人気になる馬より、ダイアナヘイローやシュウジのような人気の盲点になっている前走重賞好走馬を狙いたいところ。
人気にならない、前走重賞5着以内になりそうな馬は、クリノガウディーくらいか。
叩き一変が怖い矢作厩舎のミッキーブリランテは、1400ではあまり走ったことはないが、クリノガウディーと同じような偏りがありそうで、上手に走れると意外と混戦向きのタフさがあるから、まるで人気がないだろうから、こちらのとっつきにくい方の馬も押さえておく。
阪神内回りの重賞は、定期的に説明の難しい穴馬の台頭を促す不思議な空気が漂うことがある。
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