京王杯2歳ステークス2020【予想】|有利な枠とリフレイムの刺客は?
目次
京王杯2歳ステークス予想の特徴と激走が想定される出走予定馬を分析!
予想オッズや過去結果、歴代優勝馬のコメントや外厩成績を見ながら登録馬の中から軸馬や穴馬を選定していきます。
レース名 | 第56回 京王杯2歳ステークス(JRA) |
グレード | 重賞(gii) |
日程 | 2020年11月7日(土) |
発走時間 | 15時35分 |
開催場所 | 東京競馬場 |
距離 | 芝1400m |
コース | 左回り |
賞金 | 3800万円 |
レコード | 1:20.8 |
京王杯2歳ステークス2020の出馬表(馬柱)- 出走予定馬の馬体診断と想定騎手(枠順確定)
枠順 | 出走予定馬 | 騎手 | 斤量(負担重量) | 馬体重(前走) |
---|---|---|---|---|
1 | リメス | 三浦 皇成 | 55kg | 450 kg |
1 | ロンギングバース | 石橋 脩 | 55kg | 452 kg |
2 | マツリダスティール | 内田 博幸 | 55kg | 487 kg |
2 | リンゴアメ | 丹内 祐次 | 54kg | 420 kg |
3 | ニシノガブリヨリ | 松山 弘平 | 55kg | 470 kg |
3 | モントライゼ | C.ルメール | 55kg | 482 kg |
4 | オリアメンディ | 杉原 誠人 | 54kg | 450 kg |
4 | プルスウルトラ | 江田 照男 | 55kg | 500 kg |
5 | ジャガード | M.デムーロ | 55kg | 422 kg |
5 | ファルヴォーレ | 横山 武史 | 55kg | 430 kg |
6 | タマダイヤモンド | 津村 明秀 | 54kg | 484 kg |
6 | リフレイム | 木幡 巧也 | 54kg | 496 kg |
7 | クムシラコ | 嶋田 純次 | 55kg | 454 kg |
7 | ストライプ | 斎藤 新 | 54kg | 504 kg |
7 | レガトゥス | 戸崎 圭太 | 55kg | 562 kg |
8 | ブルーシンフォニー | 田辺 裕信 | 55kg | 468 kg |
8 | ユングヴィ | 柴田 善臣 | 55kg | 448 kg |
8 | ロードマックス | 岩田 望来 | 55kg | 450 kg |
京王杯2歳ステークス2020 - 過去10年のデータから想定(一部ピックアップ)
新馬勝ちから連勝はほとんどない
1着馬 | 騎手 | 人気 | 前走 | 父名 | 2着馬 | 人気 | 前走 | 3着馬 | 人気 | 前走 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2015年 | ボールライトニング | 蛯名正義 | 2 | 新馬① | ダイワメジャー | アドマイヤモラール | 6 | 未勝利<1> | シャドウアプローチ | 1 | ききょうS① | ||
2016年 | モンドキャンノ | C.ルメール | 3 | 函館2歳S② | キンシャサノキセキ | レーヌミノル | 1 | 小倉2歳S① | ディバインコード | 4 | 1勝① | ||
2017年 | タワーオブロンドン | C.ルメール | 1 | ききょうS① | レイヴンズパス | カシアス | 5 | 函館2歳S① | アサクサゲンキ | 4 | 小倉2歳S① | ||
2018年 | ファンタジスト | 武豊 | 2 | 小倉2歳S① | ロードカナロア | アウィルアウェイ | 1 | ダリア賞① | カルリーノ | 6 | 函館2歳S③ | ||
2019年 | タイセイビジョン | C.ルメール | 1 | 函館2歳S② | タートルボウル | ビアンフェ | 3 | 函館2歳S① | ヴァルナ | 4 | 未勝利① |
そもそもが短距離重賞のカテゴリーなので、2歳重賞の大半がマイル以下の競馬であるからこそ、フレッシュさにアドヴァンテージは出しづらい。
未勝利勝ちも同様で、軽い競馬の後に重賞の流れやリズムというのに乗れずに敗れる馬は、いつの時代も登場する。
オープン未勝利のオルフェーヴル、新馬レコード勝ちのモーリスらも、競馬にならなかった。
いつも妙味のある1200m重賞の特注馬がいない
1着 | 2着 | 3着 | 4着以下 | |
---|---|---|---|---|
函館2歳S勝ち馬 | 0回 | 2回 | 0回 | 3回 |
小倉2歳S勝ち馬 | 1回 | 1回 | 1回 | 3回 |
1200mのG3の2着馬 | 2回 | 0回 | 0回 | 4回 |
ききょうS勝ち馬 | 1回 | 0回 | 1回 | 2回 |
面白いのは函館の2着馬と小倉の勝ち馬という2歳Sの法則がありながら、2歳戦も例外なく牝馬が強いから、必ずしも東京に来る必要がないので、面白味は小倉2着のモントライゼでも、勝ち切るという感じまではない。
だからこその本命馬の指名であるから、オープン実績が重要ではないだろう。
特に、リフレイムが飛んだ時ほどそうなりそうだ。
京王杯2歳ステークス2020 - 過去データと追い切り評価
時代は牝馬である。
アーモンドアイがちょっと危ないようなゴールシーンも、最後の手前のスイッチで乗り切ったことで、日本における芝の古馬混合G1での牝馬の勝利の連続記録は、有馬記念大楽勝のリスグラシューから延々続いて、ワンシーズン押し切る勢いとなっている。
次は阪神で史上初の開催となるマイルチャンピオンシップ<CS>だが、グランアレグリアが出てくれば確勝級で、サウンドキアラが大いに怪しい出だしとなったが、これもまだ有力。レシステンシアもレースを盛り上げてくれるはずだ。
実は、連対記録の継続性では、そのマイルCSでは牡馬が上位独占だったものの、翌週のジャパンCでは3歳のカレンブーケドールが2着に頑張っているから、もうその記録ではとっくに1年を超えそうな勢いである。
そもそも、牝馬の機動性や速力のアドヴァンテージは、短距離でこそ活かさせるともされてきたし、恐らく、芝でもダートでも、短距離GⅠに牝馬専用のカテゴリーが登場することは、金目のことには目敏いJRAの主催である以上慎重になるから、最後の最後。
きっと、競馬の中身が大きく変質しようとしている状況に至った際に、仕方なく作るという形になるだろう。
今世紀中という保証はない。
京王杯2歳Sは2歳GⅠにも直結しづらく、後の発展性でもやや怪しい分野の重賞レースと区分されて、特殊なポジションを成している。
牝馬の流れにも我関せずで、同時進行のレースとなったファンタジーSが全く同じ距離であるからこそなのだろう、牝馬の勝利はオークス馬になった1998年のウメノファイバー以来なし。
つい最近、目覚めそうな気配を大舞台で魅せたアウィルアウェイが僅差の2着だったのは2年前の話だが、それ以前となると、
- レーヌミノル <2017>
- アニメイトバイオ <2009>
- コイウタ <2005>
これら全て、後にGⅠを勝つかクラシック戦線で活躍する牝馬のトップホースである。
もっと上を目指すために、敢えて厳しい戦いに挑む牝馬たちは、早熟牡馬を苦しめた刹那、もう未来を占うカードに負の側面を孕むものは排することができると、歴史が物語っている。
ちゃんとレースをできる保証はないが、2013年にここで惨敗する1番人気馬は、堀厩舎に所属する遥か前のモーリスだった。
人気に推されるだけでも名誉なわけではなく、実力を認められた証。
ウメノファイバー以降の好走牝馬は全て、上位人気であり、結果を出せなかったエフティマイアも、惨敗を繰り返した後、春に生き返った。
リフレイムにもう、死角はない。勝ちたいが、勝たなくてもいい。
変な推挙理由だが、飛びぬけた人気薄での重賞勝利しかない木幡巧也騎手の耳に、きっと届かないこのデータは、何となく味方しそうな気がする。
京王杯2歳ステークス2020 - 勝ち時計は?ラップタイムを判断
先々週の東京では、2歳条件戦の1400Mながら、3コーナー辺りから緩んだ12秒台連チャンのラップから、終いは11.5−11.4−11.7の厳しいラップを後方一気。
おまけに、ラップが落ちた最後の1Fについては、一気に抜け出した後、あのディープインパクトのダービーを思い出すような独走時の華麗なフォームで、抜け出してから更に伸び続けた結果の数字なので、これはラップそのものを改造したくらいのインパクトがある。
本当なら、12秒ちょうどだったはずだ。
その前の新馬戦で、圧倒的に強烈なパフォーマンスで、鐙はおろか、新潟競馬場には大切な安全装置になる外ラチまでも破壊しつくそうとしたリフレイムのこと。
意味が分からないスケール感を誇るこのアメリカンフェイロー産駒は、事実上、同産駒日本初の芝のトップホースになろうとしている。
このレース。
長い歴史はあるが、芝専門に育つ可能性がある馬たちだけのために作られたレースではない。
リアルインパクトが2010年の2着馬で、その時勝ったグランプリボスと長く活躍して見せたわけだが、その母父のメドウレイクは、到底芝向きではない性質を誇った馬鹿っ速いアメリカン野郎だったのに、日本で唯一に等しい活躍馬がこのレースを制したシベリアンメドウだった。
インテント直系のオフィサー産駒であるアポロドルチェも、結果早熟で陣営はレース選択に後々困り果てたわけだが、唯一の重賞勝ちはこのレース。
タワーオブロンドンやタイセイビジョンのような芝のスピード型に出そうな配合の馬も、好時計決着に乗じて力を示してきたが、何もそれだけがレースの本質ではない。
京王杯2歳ステークス2020 - 血統予想で消去法
その昔、ヒシアマゾンという後の大出世牝馬も、ダートのレースを2つ使われた末に、ここで芝に目途を立て、2度とダートに脚を向けることはなかった。
何もかもが規格外の馬も数多く登場の2歳の名物競走から、また新たな怪物が登場しそうな現状。
牝馬の流れにも三冠馬の流れにも乗った上に、血統面の不安がないスピードスターに阻むものなど存在しないはずだ。
問題は半端にいいスタートを切った時か。
まともな競馬はしていないので、3角までの位置取りはマイペースでないと苦しい。
多少出しても問題はないが、外に馬がいて、それを弾かないで動いていける保証はない。
また、ドキマギするようなレース振りを目撃することになるのだろうけども、どんなに苦しいところにいても、最後に伸びてくるのは牝馬と3歳のあの2頭の牡馬しかいない日本の芝競馬で、リフレイムが苦しむというより、他のライバルが圧倒される結果が出そうな予感しかしない。
ストームキャットのクロスに加え、アンブライドルドも同じ代でクロスさせているのは、明らかに意図したものがありそう。
パワー全開を狙ったものであると同時に、母父に当たるタピットの属するボールドルーラー系にはない機敏さは、少しはある芝向きの可能性も秘める系統だけに、日本では初めてでも、すでに欧州圏の芝でもそれなりに走る馬が出ているくらいで、コントレイルとの共通項ではあっても、そういう要素だけで芝向きとは言えず、現状は決め手が若々しくて繰り出せるからこなしている段階ではあるだろう。
しかしながら、ダート10Fの牝馬G1圧勝歴のある母ケアレスジュエルの仔らしく、強い時はとことんのタイプだから、ソダシといきなりの好勝負でもおかくないし、並ばない時は圧勝か惨敗だろうから、そうした魅力や若さという武器を活かせる今は、まだ負けられないところだろう。
ダートでも強いだろうが、それでは国内で評価は上がらない。
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