毎日王冠2022の予想 過去10年のデータ傾向と有利な枠/出走予定馬の最終追い切り
毎日王冠の予想と出走予定馬の最終追い切り評価を行っていきます。
過去結果を見ても荒れる傾向のある中、有力な登録馬の中から鉄板軸馬とされる外厩仕上げの本命馬や消去法で消すべき馬、本命をも超える可能性のある穴馬をデータ分析!歴代勝ち馬のサインを見逃さず、予想オッズを見ながら過去配当を超える払い戻しを狙っていきましょう。
レース名 | 第73回 毎日王冠(GⅡ) |
グレード | 重賞(G2) |
日程 | 2022年10月9日(日) |
発走時間 | 15時45分 |
開催場所 | 東京競馬場 |
距離 | 芝1,800m |
コース | 左回り |
賞金 | 6,700万円 |
レコードタイム | 1:44.2 |
毎日王冠予想2022 - 過去10年のデータ傾向
4歳のG1馬は苦戦傾向と言えるが、参戦数が案外少ない
今年も出てくれば買うしかない状態の3歳馬がいない。
一方で、期待の黄金4歳世代も、全馬重賞で人気になるか連対しているとはいえ、そこは毎日王冠。
ダノンザキッドが買えないとなった時に…、という組み合わせにはなった。
その唯一のG1勝ち馬・ダノンザキッドが、着外の5頭に含まれるのか、その反対か、やや際どいところ。
勝ったのはNHKマイルCを優勝した翌年のアエロリットのみで、イスラボニータやキセキなど、春は怪しいところを見せた面々で、順調だったというのは、着外はなかったというアエロリットくらいなもの。
どこかスネに傷を持ったというか、一旦低空飛行に入った馬が、戻ってきたという秋緒戦の構図になりやすく、ちょっとこれによって、G3あたりでもムラの出る若手が多いというところで、ダノンザキッド以外も少し怪しいとなってくる。
ダノンザキッドは戻り切っていないという面と、成長が緩やかなのか早熟なのかまだ判然としないところで、秋を迎える。
狙いの立つ組み合わせとしたとき、いくらか5歳G1馬の復調が結果で出ていることもあり、ここは少し手控えたいと考える。
古馬勢に関しては、もう前哨戦という見方をしなくていい
サリオスとレイパパレ、今年のG1制覇となると唯一の存在となるポタジェなど、A級タイトルを持つ5歳馬が揃った組み合わせ。
近年、宝塚記念の勝者は全く縁がないレースになってしまったが、負けている組は、若い頃のキセキが来たくらいで、これもほとんど用なし状態。
札幌記念から秋天への直行のローテに悪いことなど何一つないという時代でさえなくなって、宝塚記念の有力とされた組は、ここでは消える。
そうなると、怪しげなタイトルホルダーとなるポタジェは、距離短縮という点で、拾えないわけではないと言える。
宝塚も好走はしていない。
一方、レイパパレはヴィクトリアマイルから、復活の兆しを見せた安田記念でのサリオスなど、1800以下に良績のある組には、非常に駆けやすい条件。
レイパパレが今年も大阪杯を勝てそうな勢いで復活走を見せたことで、二度目のG1連対を果したから、ここ最近よく来る、フロックではないことをG1で証明したグループの強さ、ここ数年のアエロリットやダノンキングリーなどのような馬がちょうど2頭<サリオス、レイパパレ>出現したことになる。
両方とも来ることは珍しいが、ここも3歳がおらず、4歳も怪しいとなった時、もっと上の世代にG1の常連もおらず、自然な流れで、買いとなる。
いずれの根幹距離の阪神G1ウイナーも、1800では楽勝の星しかない。
消す要素がないのであれば、軸で買えばよい。
人気になったら、何が必要なのか問題
1番人気に応えた7頭に共通することは、開幕週の馬場を味方につけられるような先行力のある重賞勝ち馬なのか、あとは、2000M以下のG1タイトルを持っているかのいずれか。
一方、消えた3頭はというと、
2013年・ショウナンマイティ/6着
→前走安田記念2着も、近2年で1勝のみという安定した戦績よりは信頼度の低いタイプ
2014年・ワールドエース/13着
→長期休養明け2戦目のマイラーズC勝ち、前走安田記念は不良馬場で善戦と、叩き台の意味合い強く
2017年・ソウルスターリング/8着
→3歳牝馬、G1を2勝するも、古馬初戦で逃げたことのない馬が逃げて、古馬の迫力に呑まれて惨敗
ノースブリッジやジャスティンカフェなど、おなじみのエプソムC組が人気薄なら、東京の近走内容から大いに買いであるが、レイパパレの次であるとか、ダノンザキッドと一緒に5歳馬より買えるという一般的評価に引っ張られたような支持で、妙なオッズになった時は、さすがに怪しい。
荒れることも多い大レース群の共通前哨戦という微妙な立場ながら、格は極めて高いレース。
順当に来そうな馬が来ると仮定すれば、G1馬4頭のいずれかが最大支持を受けることで、レースの質は一定担保される。
古馬タイトルのある大阪杯連対の2頭に対し、2歳時無敗の2頭が伍して評価される舞台設定が望ましく、それが崩れるようなレッドベルオーブの展開利を買われた過剰人気やG2向きでも2000未満は今はもう怪しいキングオブコージの変に高い支持がない限り、極端な結果は考えづらい。
いずれも左回り実績のあるG1馬。
斤量を買われるサリオスとダノンザキッドに、実質負担斤量を足される大阪杯組とで、この点での有利不利はないから、4頭が全て4番人気以内なら、少なくとも2頭は入ってくるように思う。
『レッドベルオーブという危険な存在にザワつかないのは、マイペースを貫くサリオスだけなのかもしれない』
予想2022 - 出走予定馬の血統/成績/タイム
サリオスの血統
今更、何もトピックの存在しない有名馬であるが、強いて、この血統の強みをここで挙げるとするならば、自身がこのレースを勝っているというほかに、昨年は同族のシュネルマイスター、ドイツの血ということでの共通項を持つダービー馬・エイシンフラッシュなど、重厚な中距離向きのタレントは、最上級のG2競走であるこの毎日王冠では、高確率で好走している点だろうか。
また、トニービンの血を持つ馬では、ジャスタウェイが3、4歳時に連続の2着、直仔のダービー馬・ジャングルポケットの産駒もエアソミュールが制し、現役のサンレイポケットは一昨年サリオスが勝った時の3着という記録を持つ。
サンデーサイレンス系が目立つ傾向のようで、母父ストームキャットのディープインパクト産駒が、数が多く活躍馬は多いものの、ここで好走する確率が最も高いのではと思わせるほど、リアルスティール・サトノアラジンがワンツーしたり、2度の出走とも見せ場十分のダノンキングリーなど、2000ではちょっと足りない馬にはフィットする面もあるから、今年この血を変則的にディープ×母母父ストームキャットというまるでキャラの違う危険な男に振り回される<好走する確率は、血統的構成上かなり高いという意味も含む>可能性もあると仮定した時、トニービンを持った馬は有利だろう。
母母父ウイニングチケットのレイパパレ、ハーツクライの直系孫・ダノンザキッド、ファミリーにエアグルーヴがいるドゥラメンテの仔・キングストンボーイなどは、実績というだけでなく、サリオスと準ずるクラスの適性を持つ馬・トニービン持ちの括りでは、そういうことになるが、G1馬ばかりが好走する近年の傾向からは、この点で、実績順にランク付けは可能であり、G1馬三者とも死角を各々が打ち消して、2000以下の適性だと、ハーツクライ産駒のサリオスと考える。
ダミアン・レーン騎手とは通算【1・2・2・0】、ムーア騎手などを含めた他のA級騎手は誰が跨っても【3・0・0・5】となる傾向は、何も求めずとは思えない面を示しているようにしか思えないサリオス。
そんな彼が、他の古牡馬と同斤56で、酷斤ともなる安田記念の58から2kg減での出走が可能となった。
それだけでも買いなのに、レイパパレは実質1kg斤量の多い55、同じレースを今年勝って宝塚に引き続いて58のポタジェと、厳しいところで格の差が更に大きな違いを生む最高クラスのG2戦において、勝利経験のあるサリオスが、3歳時も54で恵まれたが、今回もまた好機を得たとなる。
毎日王冠予想2022 - レース展開と最終予想
本来、一昨年の毎日王冠から連対のないサリオスを買うのは、ほぼご法度に近いわけだが、以降は全て芝1200~2000Mの根幹距離G1のみ。
好メンバーのマイルチャンピオンシップや大阪杯、左回りというだけで使ったようなところもある高松宮記念など、そんなに簡単なメンバー構成でないところで、安田記念だけは何とかしたかったところがあるが、連続の不発。
体が大きすぎてドタドタ馬場は合わないし、前走のようなスローだと、相手の目標にされやすい。
中型で自在の戦法をとれたコントレイルに三冠への道を誘ったようなところのあるサリオスに、没個性のレッテル張りではさすがに可哀想ではあるが、いつまでも憐れみを漂わせる超少年のままでは、ただの問題児である。
ところが、この斤量利と前走急に絞り込んだダービー仕様の馬体に<馬体重は共に528kgで自己最小馬体重>戻ったのか、減ってしまったのかは兎も角として、結果は悪くなかった。
ダービーの後に使ったこのレースは、大きく増えたというほどではないが、朝日杯制覇時の538kgになった。
大したことのないメンバーと称された2020年毎日王冠では、しかし、7着までに入った馬がほぼほぼその後の重賞で好結果を出している。
大きく差をつけたはずのトーラスジェミニなど、翌年の安田記念では、不覚にも先着を許してしまった。
自分の問題は色々あっても、何かを取り戻した今のサリオスに、普通を求めることは可能。
グランアレグリアもシュネルマイスターもいないここで、自分の通常のパフォーマンスができた時、まだマイルチャンピオンシップにも香港マイルにも再チャレンジの資格が生ずるのである。
問題はレッドベルオーブの逃走方法。
小倉で暴走気味ながら、馬場が軽かったことと、そうした激しい時計の勝負をものともしないタフな展開を好む性質が、今想像できる開幕週東京の優位性と見事にマッチする一方、小回りでなければ、いずれ止まるという死角もまたあるから、瞬発力はいくらか必要。
ただ、安田記念の差し決着の際、若い頃にだけ記録した33秒台前半の快速の上がりを見せたことが、結果的に3着に繋がった側面はある。
安田記念は46秒代後半から59秒を少し切る展開であったが、中弛みなどを考慮した時に、上がり3Fが34秒を少し切ったくらいであるなら、十分に勝ち負けだろう。
一番キレるのが、もしかするとジャスティンカフェ<重賞は未勝利>ではないかという組み合わせ。
今の堀厩舎との関係性で、ここは松山騎手であろうから、失意のデアリングタクトやレーヌブランシュ惨敗を打ち消した日曜のウインマーベル2着・スプリンターズSで調子をまたいい感じに戻した勢いで、勝てそうな馬を立ち直らせる仕事をしっかりしておきたい。
キレないが止まらない本来のサリオスにとって、このレースで大崩れする、また叩き合いに敗れる図は想像しがたい。
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