毎日王冠2020【予想】|過去10年の傾向と対策
目次
2020年10月11日(日)東京競馬場11R「毎日王冠2020」の予想です。
予想オッズを確認しつつ穴馬&鉄板馬で高額払い戻しを狙います。荒れる重馬場対策としても当たる予想をお探しの方は是非チェックしてみてください。
グレード:重賞(gii)
発走時間:2020年10月11日(日)15時45分
賞金:6700万円
毎日王冠2020の出走予定馬と馬体診断(枠順確定)
毎日王冠2020の出馬表
枠順 | 出走予定馬 | 騎手 | 斤量 | 馬体重(前走) |
---|---|---|---|---|
1枠 | コントラチェック | 丸山 元気 | 54.0kg | 472 kg |
2枠 | ワンダープチュック | 柴田 大知 | 56.0kg | 512 kg |
3枠 | アイスストーム | 石橋 脩 | 56.0kg | 516 kg |
4枠 | ザダル | 田辺 裕信 | 56.0kg | 494 kg |
5枠 | ダイワキャグニー | 内田 博幸 | 56.0kg | 500 kg |
6枠 | サンレイポケット | 荻野 極 | 56.0kg | 476 kg |
6枠 | トーラスジェミニ | 木幡 育也 | 56.0kg | 476 kg |
7枠 | サトノインプレッサ | 戸崎 圭太 | 54.0kg | 482 kg |
7枠 | サリオス | C.ルメール | 54.0kg | 528 kg |
8枠 | カイザーメランジェ | 武藤 雅 | 56.0kg | 470 kg |
8枠 | カデナ | 三浦 皇成 | 56.0kg | 476 kg |
毎日王冠の過去10年と歴代データ
近2走、東京でGⅠ5着以内か重賞3着以内に好走の重賞勝ち馬
1着 | 2着 | 3着 | 4着以下 |
---|---|---|---|
6回 | 5回 | 2回 | 20回 |
→毎日王冠2020ではサリオス、サトノインプレッサ、ダイワキャグニーが該当している。
5着以内に入った重賞未勝利馬
1着 | 2着 | 3着 | 4着以下 |
---|---|---|---|
0回 | 1回 | 3回 | 2回 |
外厩の成績と最終追い切り
ここで矢作厩舎のサトノインプレッサにやられたのでは目も当てられないが、
裏路線を進むもう一頭の厩舎の看板であるカフェファラオは、自慢の高性能持続力型エンジンの使い方に再びの死角を見せながら、強引なくらいに腕白な不完全さを感じさせる未知の魅力を残して、シリウスSを完勝して見せた。
彼が大丈夫ならば、歴代の2歳王者と比しても全く引けを取らない内容で、暮れの阪神で圧巻の3連勝戴冠を果たしたサリオスにも期待できる。
いや、期待する以前に、負ける道理などないだろう、とは思う。
普通のサラブレッドというのは、どこかに山があって、必ずその先にはてっぺんはあるのだが
同時に、そこに留まることは息を止めるに等しいくらい苦しいから、すぐに下降線に入っていく。
勝負はその段階から、いかにスムーズに、同じくらい大切なのが下降するスピードを上げないように、その角度を急にしないように努力することだ。
それこそ、陣営の日頃の仕事の質が大切になってくる。
逆パターンの成功例、即ち、矢作厩舎ならば昨年爆発的な活躍を見せたリスグラシューであり
堀厩舎なら4歳になってからの再始動で見事な助走のためのアシストを行って大成功のモーリスのようなことも経験している。
だから、ライバルのような関係であり、意識せず過ごすなどできない存在になってきたのだ。
毎日王冠2020のレース展開予想を分析
ダービーを制するまでの紆余曲折も、また、いとも簡単に勝ってしまったようなこともあったが
互いが誇れるのは、キングカメハメハと言ったらロードカナロアだったものを、彼が現役引退をした年にダービーレコードウインのドゥラメンテをターフに導いたという堀厩舎の実績と、ディープインパクトと言えばコントレイルという流れを父が死んだ年のデビューで、より印象付けた功績であろう。
関係性は色々あっても、競馬界におけるスタンスでこの名伯楽の共通項はあまりに多い。
今回に関しては、現状<これまでのと言うべき場面ではあるが>力の差もあるだろうし、G1でのパフォーマンスはあまりにも違う。
サリオスはこれに加えて、クラシックディスタンスの1600、2000、2400の重要戦全てで連対、皐月賞に関しては休み明けということも踏まれるとほとんど勝っていたとできるので、完全連対以上に素晴らしい実績を残している。
牝馬戦線に挑む馬では、2400の経験は出来ても、2000mの経験をする本流路線の馬はいない。
無論、それは3歳馬だからそうなるのだが
簡単なことは同期同士なら難なくクリアの「秋華賞馬になる馬はオークス連対馬が圧倒的に多い」という傾向からも
左回り適性だけを重視しての牝馬の挑戦は、翌週の府中牝馬Sの方がより楽だから、2017年のオークス馬・ソウルスターリングしか3歳牝馬で人気になるような馬は登場していない。
その前はもうスティンガーくらい。
どちらも東京の実績があるオークス組だが、結果は出せなかった。
グラスワンダーとリアルスティールに負けている。仕方ないところだろう。
ダービー出走の3歳馬の主な成績
2019年 | ①ダノンキングリー | ダービー2着/1番人気に応える | 後のGⅠ1番人気馬 |
2012年 | ①カレンブラックヒル ②ジャスタウェイ | 共に左回り重賞の好走実績あり/人気馬と大穴 | GⅠ馬と翌年のGⅠ勝ち馬 |
2010年 | ①アリゼオ ②エイシンアポロン | *⑤ペルーサが1番人気/ダービー2番人気で共通 | 皐月賞トライアル好走馬のワンツー |
1995年 | ⑥ジェニュイン | ダービー2着/1番人気も重馬場で初の着外 | 皐月賞馬でこれが古馬とは2戦目 |
脚質やラップ、距離適性を加味しながら消去法で走る馬を見分ける
ダービー連対馬でもたまに出てくる牡馬に関しては
古くは1600m、2000mの重賞を制していたオグリキャップを初め、その少し前のニッポーテイオーや安田記念勝ちのリアルインパクトもそうなるが、古馬との対戦済みの馬も来るし、エルコンドルパサー、エイシンアポロン、ジャスタウェイのようなこの後覚醒するNHKマイルC経験馬も頑張る。
そういう傾向が出ている中で、バブルガムフェローや昨年のダノンキングリー、両者の下の格に入るアリゼオらに、歴代3歳牡馬の好走馬の共通項を求めたいサリオスは、とっくの昔にそんなものを超越している一方で、1800Mの重賞は前哨戦もトライアルも2歳GⅢも根幹距離戦でしか走っていないので、未出走。
そういう馬がいるのかと確かめてみたが、1986年にニッポーテイオーが2着に入ったのがグレード制導入後初の3歳の出走馬、好走馬だが、ざっと振り返っても異様なローテのオグリキャップやリアルインパクト、勝っていないという論理だと間違いのような気がする伝説のサイレイススズカの2着だったエルコンドルパサーもいて、エイシンアポロンもいる。
十分に根幹距離実績だけで足りる。
そもそも、秋の天皇賞やマイルチャンピオンシップに向けた足ならしの一戦。
負けるのは、G1実績と1800m適性に乏しいどちらも古馬である。
サリオス攻略と血統表
怖いのは府中巧者のダイワキャグニー、左回りだとキレが増す印象のザダルとなるが、ここはもう一度狙いたい馬としてコントラチェックを挙げておきたい。
強い馬がいようがいまいが、自分の型でしか勝負できないこの牝馬は、逃げたことのないレースで全敗。
無論、逃げたら全勝などという都合のいいこともなく、3歳になってからは1着か惨敗しかない。
意外な感じでジョディーに気合負けのオークスは、その中ではましな方の9着だったが、よく考えてみたら、これほど彼女のリズムに合わないレースはない。
中山1800とかマイペースの同じ中山の1600が合っているようで、ワンペースなのに、コーナーごとに落ち着くことができるとリズムが取れる不思議な徹底先行型だから、ダラダラの中山マイルでは前掛かりのバランスラップになって、1800の方では本当のワンペース。
最近はハイペースにも慣れているから、トーラスジェミニの読み切れない逃げ脚に無理に乗せられることはないはず。
邪魔は邪魔だが、牝馬のいないレースなど最初の2戦くらいだから、牝馬の反応の良さで今回は勝負できるかもしれない。
猛ペースになったらごめんなさいだが、各陣営の狙いは、サリオス潰しである。
サリオス | ハーツクライ | サンデーサイレンス | Halo | Hail to Reason(サンデーサイレンス系) |
Wishing Well | Understanding | |||
アイリッシュダンス | トニービン | Zedaan(ゼダーン系) | ||
ビューパーダンス | Lyphard | |||
サロミナ | Lomitas | Niniski | Nijinsky(ニジンスキー系) | |
La Colorada | Surumu | |||
Saldentigerin | Tiger Hill | Danehill(ダンチヒ系) | ||
Salde | Alkalde | |||
毎日王冠2020の最終予想
今更説明するまでもないが、重厚なノーザンダンサークロスの積み重ねで成功の、スピード型に出ないとまずポンコツという配合。
奇跡的に、母方に入ったニジンスキー、デインヒルのラインに重さを過剰に積み増すネヴァーベンドやダマスカスを経ないヨーロピアンテディが少なくとも5代内にはないからリファールという難儀なノーザンダンサーが絡む父方の血筋のスピード能力に、無駄な重しを加えていない印象。
無論、こういう血統で手先の軽い小柄な馬では、変にパワーが足らないから、牡馬は大型化でマイラーに特化の方向で生き残るしかない。
その上で、早熟性も兼ね備えたサリオスは、ハーツクライの傑作に他ならない。
ジャスタウェイもリスグラシューも2歳から大活躍だったが、2歳チャンピオンではないのが、その証左である。
成長力は彼らより上であって、こういう身体能力を持つなら、全く不思議ではない。
完成遥か前の3歳秋でもジャスタウェイは2着に頑張った毎日王冠に、ハーツクライ産駒のアドヴァンテージがあるのだろう。
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