ローズステークス2021【予想】過去10年のデータ傾向と有利な枠/出走予定馬の最終追い切り
ローズステークスの予想と出走予定馬の最終追い切り評価を行っていきます。
過去結果を見ても荒れる傾向のある中、有力な登録馬の中から鉄板軸馬とされる外厩仕上げの本命馬や消去法で消すべき馬、本命をも超える可能性のある穴馬をデータ分析!
歴代勝ち馬のサインを見逃さず、予想オッズを見ながら過去配当を超える払い戻しを狙っていきましょう。
レース名 | 第39回 関西テレビ放送賞 ローズステークス(GⅡ) (秋華賞トライアル) |
グレード | 重賞(G2) |
日程 | 2021年9月19日(日曜) |
発走時間 | 15時35分 |
開催場所 | 中京競馬場 |
距離 | 芝2000m |
コース | 左回り |
賞金 | 5200万円 |
レコードタイム | 1:58.3 |
ローズステークス予想2021 - 過去10年のデータ傾向
あまり荒れないレースになってきたから、半端に2勝した勢いを買うくらいなら、クラシック本流組の底力に期待の一戦
10年やって、昨年の中京戦含めて、8度は春のクラシック参戦馬による勝利。
軸はその中の馬に限られるとなるし、では、他の2回で勝った馬はといえば、
・2015年 タッチングスピーチ/ 次々走のエリザベス女王杯で3着、翌年の京都記念2着
・2017年 ラビットラン/ 翌年のブリーダーズゴールドC優勝、その次走であるJBCレディスクラシック2着
叩き台であったミッキークイン<秋華賞を勝って牝馬二冠>、リスグラシュー<翌秋以降大ブレイク>らを自慢の豪脚で葬った阪神外回りの使者のようで、実は、小回りやコーナー4つの競馬にも対応の馬。
つまり、そういうポテンシャルのあった面々が、コーナー4つのレースを経験したオークス組とたまに戦える状況になるというだけのこと。
酷い成績になることもあるが、概ね、自分らのフィールドに持ち込める普段の阪神外回り戦との違いは、昨年の結果に顕著な形で出たわけだが、オークス組の不発が目立ったシーズン。
オークス最先着馬であるリアアメリアが快勝の結果もまた、事実としてはしっかりと受け止めねばならないから、勢いはある感じの昇り馬にだけ傾注するのはよくない。
世代レベルは順当な見解として、押し並べて高水準は証明済みの状況。
勢いの夏競馬参戦組だけでなく、オークス組も狙いたい。
ここができるだけ多く押さえたいから、軸はどうしても、連続5着のアールドヴィーヴルになってくる。
十分にここではエースといえるだろう。
恐ろしく、新潟参戦組が勝ち切れない不思議
上位に絡んだのは、
・2011年 キョウワジャンヌ <3着/ 秋華賞では2着>
・2012年 ラスヴェンチュラス <3着/ 以降2勝止まりも3番人気と高評価>
・2017年 カワキタエンカ <2着/ 秋華賞は5着、桜花賞も逃げて7着>
力だけなら、勝ち馬とそれほど遜色ないようで、ホエールキャプチャとジェンティルドンナ相手の約10年前の好走馬は、いっぱいいっぱいだったし、このくらいの格が合うカワキタエンカは、武器の差でリスグラシューらに先着しただけで、小倉から転戦のタガノエトワール、サラキア的快走2着とは少々意味が違った。
いずれにせよ、クラシック級レースのトライアル戦なのだから、楽にいい勝負するだけではどうにもならない。
新潟はその点で、若い馬のスピードやキレを引き出しやすい舞台だから、なかなか他のコースよりも価値を見出せない面があるのだろう。
もっと長い距離になり、直線での溜めも重要な菊花賞トライアルはそうでもないのだから、ちょっと難しい。
きっと、設定の距離に対する基準能力のターゲットのようなものが、根本的に違うのかもしれない。
今年は中京の2000だから、より重視しがたい条件となっている。
買えるとしたら、小倉で3勝目を挙げた面々にも戦いを挑めそうな、春のクラシック戦直結レースの参戦馬であるタガノディアーナだろうか。
忘れな草賞1番人気。アンドヴァラナウトがいかにも、パロクサイド系が得意そうな平坦馬場向きの適性に機敏な特性が武器という感じで、武骨さがあったほうがいいとなると、ディアーナより上には取りづらいが…。
両方余裕があればの押さえに止める。
オークス大敗でも、あまり問題にならないことが多いのは、桜花賞の辺りで頂点になった状態が、この辺りで戻ってくるから
裏の傾向の読みとして、連続して馬券外になった春二冠戦両方に参戦の馬の逆襲をどう解釈すべきかというところ。
2歳女王のダノンファンタジーに続いて、3着であったビーチサンバが着順に変わることなく、それでも強気のスパートで2着になったことがある。
元をただせば、そうした実績がありながら、クラシックに合わないようなイメージの影響で6番人気に落とした中での好走だった。
他にも、当然リアアメリアなどがいて、本流組には近走着順とは違った観点で攻めるべき、違った側面があるもの。
特に、直行ローテが一般的になった現状、トライアルは年ごとにスケールダウンの傾向ながら、次戦は敗れるという現象がよく起きている。
水準を大きく上回る才能を持った実力者は除き、無理にトライアルを避ける手はないのだろう。
今年二冠戦両方使った馬は、前記のアールドヴィーヴルとフラワーC2着の後はダメダメのエンスージアズムという、小柄な2頭が参戦予定なのだが、クイーンCで大きく減った分が戻らず減り続けたアールドヴィーヴルとわずかながらでも使われても馬体重を増やし続けたエンスージアズムとでは、初っ端の出来というところで、ちょっと差が生ずる気がする。
エンスージアズムの場合、あまりにも体たらくの結果であるため、人気も含め、どうしても死角は多い存在となるが、フラワーCそのものは後のフローラS勝ち馬とオークス馬が参戦していたようなレース。
かなり無理筋のオークス殿負けの馬の推挙ではあるが、本来は距離が短くない方がいいタイプのエンスージアズムだけに、時計勝負になりづらい中京での一変を期待したい。
ローズステークス予想2021 - 出走予定馬の血統/成績/タイム
近親には甥にあたるデュードヴァン<父デクラレーションオブウォー>がいて、母ゼラスキャットと全く同じ配合の従兄に、最近よく血統表の母系の欄で見かけるCat Thief<父ストームキャット>が見つかる。
この馬がまた不思議な馬で、ガルフストリームパークのブリーダーズCで、その年のドバイワールドCを制したアルムタワケルや同期でベルモントS勝ちのレモンドロップキッドらが苦戦を強いられたクラシックを制した馬。
これがまた恐ろしいことに、たかが20年前だというのに、そのBCクラシックが3歳馬ながら、実に19戦目のレースという馬。
ケンタッキーダービーは年明け5戦目だった。<二冠馬になるカリズマティックの3着>
ディープインパクトを入れようとも、2歳時まではただの女の子に過ぎなかったスノーフォールのような変わり身を見せるクラシックシーズンとはなりづらい面はあるにしても、激しい戦いの中で、自分を見失わなかった才能はきっちり受け継がれているように感じる。
ノーザンダンサーが薄っすらとクロスする以外、あとは北米圏のマイル以上に向きそうな配合という以外の特徴は、そのキャットシーフさんの近親であるという以外にはあまりないのだろうが、ディープインパクト×ストームキャットの重賞勝ち馬というのは、基本的には重賞初参戦から2回以内に、しっかりと内容のある結果を残さないと出世しない。
その上で、このエンスージアズムは新馬・デビュー勝ちの法則から、かなりそれるような条件戦4戦2勝の記録しかない平凡な馬だったのに、初めてのコーナー4つの競馬となったフワラーCでしっかりと2着に入っている。
1勝2着1回の身で、同じように未勝利勝ちだったリスグラシューとアルテミスSで当たって敗れてからずっと重賞を勝てなかったフローレスマジックとも違いがみられるため、意外にも、見え見えの血統馬のようで、キャットシーフのような粘り強さが売り物の才能のように見えてくる。
速い馬ならば、とっくの昔に結果が出ているはずの快速配合。
息長く活躍しそうな才能の持ち主だからこそ、クラシックでは不発に終わった?説を敢えてぶち上げてみたくなるような、特徴的な血統背景が不気味である。
ローズステークス予想2021 - レース展開と最終予想
小さな体だから、エイシンヒカリのように豪快に先行することも出来ず、だからといって、差す形をとったとしてもラヴズオンリーユークラスの末脚を秘めるような爆発力もこれまでは見られなかった。
行く末は、ローズS勝ちのラビットランを京都のJBCで破ったアンジュデジール<ディープ×フレンチデピュティ>の後継者のようなイレギュラーな才能と言う扱いに転じていくのか、その辺りも含め、この一戦の結果、内容次第といったところだろう。
しかし、クラシックでは案外上手に運べる能力は活かせなかったたものの、昨年の上位勢から推察するに、この中京2000でローズSを行ったとするなら、牝馬限定戦だけにハイペースは少なく、いくらか渋めの性質が目立つタイプでも、ちょっとだけ位置取り争いで見劣ったところで、最後は消耗戦になってしまって、混戦になるような気もする。
フラワーCまでは、好位抜け出しが決まっていた、それをクラシックでもどうにか引き出そうとした岩田望来騎手の狙いは、馬の性質からいって正解であったはずだ。
フレッシュになった時、秘める瞬発力が突如目覚めるようなことはなくとも、上手さで他を上回れる可能性は大いにある。
後にフローラS、オークスを勝った馬を接戦で封じ、うまく立ち回ったホウオウイクセルに見劣っただけのフラワーCは、この馬のフィールドを明解にした一戦であったように思う。
外に出した瞬間、もう少し弾けそうな手応えで、2番人気でもあり望来騎手としてもついに重賞を勝ったという手応えだったはずだろうか、その前走同様、最後は差し馬勢と横並びになってしまう。
先週のセントウルSをはじめ、まずまずの時計の決着にはなっていたが、スローになること以外考えにくい組み合わせのこと。
ソダシマークまではよかったオークスの再現さえ叶えば、かなりの混戦が予測される今回は、夏の伏兵の強烈な才能爆発のもらい事故に巻き込まれる以外では、少し設定として長い条件になるこの距離でもあり、オークスで人気になりすぎた馬たちや、高速の阪神ではなく重い芝に近かった中山での好走馬などに、大いに巻き返しの好機が訪れた気もする。
東京で好走の馬がことごとく消え、小倉や夏の阪神で好走止まりだった面々がリアアメリアに続いた昨年のような展開は、今年に当てはめると、人気とは全くリンクしない結果の予測となるだろうくらいの算段はつく。
無論、今年は古馬を負かした馬がかなり多いため、そちらが目立つのは致し方のないところだが、降級のなくなった夏の条件戦勝ち上がり組の質は、ここ数年は決まって、過剰人気に注意と出ている。
時計のファクターではかなり馬場質が良くなかったことで測り切れない面を秘めると、人気で勝ったことがここでの支持に反映されがちだが、みんな来ることは稀。
ハイレベルであれば別だが、普通は重賞好走馬が強いのグレード競走というもの。
今年はわずかに、4、5頭いったところだが、その全てがG1の直前のレースで連に絡んでいる。
意外と、このくらいのやってみないと分からないような組み合わせの時に、実は本領を発揮しそうなタイプばかりが主流路線から登場の流れ。
きっと、本番に繋げられるのは上がり馬の方だろうから、紫苑Sが初の実績馬の独走だったことからも、こちらも普段通りに考えたらいいように思う。
少しどの馬も長い印象だから、気持ちズブさを武器とできそうな組み合わせのエンスージアズムには、やや偏った狙いを立てやすい。
ただ高速決着となれば、間違いなく小倉か新潟で勝ち上がってきたグループの台頭。
きっと、それでは重賞好走馬には出番がないように思う。
アールドヴィーヴルはデビュー時の450kgを切るか切らないかのところに最低でも体を戻し、増やした感じにすれば、この馬の一強が濃厚だが、やや無理をし過ぎたきらいもあり、自信を持って推せなかったから、エンスージアズムでも足りると踏んだ。
オヌールも期待だが、姉同様に少し長いと思う。昨年の敗因の一つであることは、今春に自身が証明していた。
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