セントライト記念 – 結果【2020】回顧|重賞連勝したバビットの次走に期待!
2020年9月21日(月)朝日杯セントライト記念2020の結果速報と次走情報です。
内田博幸騎手騎乗のバビット(牡3)が2.15.0で逃げ切り勝ち!
菊花賞トライアルを制したバビット、次走はG1!
セントライト記念2020のレース展開
サトノフラッグとダノンファストが、道中とてもいい感じの中団からの追走で
とてもいい結果を期待したのだが、行く一手のバビットが62秒台で序盤を先行したのでは
もはや、他馬に手の出しようがなかった。
福島で道悪を味方につけたとはいえ、人気勢を全く相手にせず、直線ではむしろ突き放していたのだが
ベースにある適性の範疇のようなものがほぼ同質の中山2200Mにおいて、不完全燃焼などあり得なかった。
セントライト記念2020結果Youtube動画
そう思えば、人気馬で行く気を見せても、グイグイ行けるわけではないと気づくわけで、今更ながら、ファンたちは反省を始めるのであった。
前日のローズSも、最初のコーナーまでに揉まれないところに出してあげた川田騎手のエスコートがあったからこそ
リアアメリアは自分を取り戻すことに成功したわけだが、団野騎手よりはさすがに引き出しが多い内田騎手のバビットは、相手の戦闘意欲を、どういうわけだかうまいこと抑え込むようなオーラでもあるような勝ち方に見えた。
第一、有力馬のガロアクリークは、前日そのローズSで完勝の川田騎手が、ダービーと同じくらい理想の好位付けで
簡単な逃げは許さないと構えたのだから、フロック視されたようなところのあるバビットとて、マイペースを貫けたわけではない。
しかし、適性だとか勝負所の追い出しであるとか、
それぞれに中山2200への魅力を求めてのセントライト記念参戦なのだから、個性派が台頭するのは必然。
バビット+内田騎手の速さ
内田騎手はレース後のコメントにて
「なかなか良いスタミナで最後も渋太く粘りを見せてくれました。」と語っている。
己の武器をより良いものにアップデートしたバビットは、楽逃げというペース判断は出来なくても、そういう展開こそ自分の理想のリズムと思える底力が備わっていたのである。
お陰で、ガロアクリークの方がジリ脚になった。
ヒューイットソン騎手で中山2戦でキレたのに、そこから距離そのものが延長の2戦で、ペースに対して合理的な川田騎手の策はハマらず、進まなかった感じだろう。
これでは中途半端なので、きっと、本番ははっきりと自分なりのポジション取りをするはずだ。
捲って好内容の2着とすべきか、追って、最後は止まっているように見えたとすべきか。
断然の能力のはずのサトノフラッグは、現状、能力以上のものを出せる精神状態ではないように感じる。
これまでのパートナーの中で、一番優しくアシストしてくれる戸崎騎手を背に、流れを考えたら、少々控え過ぎなのだろうが、弥生賞の時と大差はない位置取り。
馬体もシャープに映し、少しずつ大人になってきたパドックの印象と、坂を上り切った後の走りには、想像以上の乖離があったように思う。
セントライト記念2020のレース結果
着順 | 競走馬 | オッズ | タイム |
---|---|---|---|
1着 | バビット | 5.9倍 | 2.15.0 |
2着 | サトノフラッグ | 3.7倍 | 2.15.3 |
3着 | ガロアクリーク | 4.4倍 | 2.15.4 |
4着 | ラインハイト | 21.4倍 | 2.15.6 |
5着 | ヴァルコス | 7.8倍 | 2.15.6 |
セントライト記念2020の払い戻し
指定券種 | 馬番 | 払い戻し |
---|---|---|
単勝 | 6 | 590円 |
複勝 | 6 | 190円 |
複勝 | 9 | 140円 |
複勝 | 7 | 160円 |
枠連 | 5-7 | 580円 |
馬連 | 6-9 | 1,460円 |
ワイド | 6-9 | 550円 |
ワイド | 6-7 | 540円 |
ワイド | 7-9 | 340円 |
馬単 | 6-9 | 3,090円 |
3連複 | 6-7-9 | 2,000円 |
3連単 | 6-9-7 | 12,600円 |
心を病む原因は色々あるが、この状態で、強引に仕掛けたというわけでもない以上、そういう見解しかないサトノフラッグは、東京と中山で寒い時期に頑張りすぎたこと以上に、皐月賞の4角まで自信満々だったプライドが、何故か急に外から襲い掛かる天才の出現によって、楽しく走れる気持ちまでもが失われてしまった感じがしてならない。
それはコントレイルが側にいたからこそだろう、という見立ては大いに正解だが
同時に、短期間で2度その姿を目視した時に、どういう感情が湧いてくるのかと想像すると
人間だって同じではないかと考えるのが普通である。
菊花賞に九分九厘登場し、余程コントレイルのやる気がない限り
まず三冠間違いなしの状況において、再スタートの舞台は、リメイク作業の必要性に気づかされる、マイナスからの再始動にもとれる。
勝ったハビットは強いが、それはコントレイルでも、サリオスでもない。
万が一にでも、バビットが菊花賞を制したとして、サトノフラッグが参戦したなら、またもっと自信を無くしてしまう。
なまじ、名の知れたレースを制してしまった馬は辛い。
自分から動くことに躊躇うものがあったかのように
ずっと大人しい競馬に終始したダノンファストと違い、外枠が不利ではないだろう性質のヴァルコスの不発も含めて
本物探しのフィルターを通過してしまうような小さな器の馬<そうなってしまった馬>ばかりだったとすれば、バビットには何とも不愉快な初GⅡ勝ちとなってしまう。
もう、そんな比較など必要のないステイゴールド系の継承者にはなっているのだろうが、もうちょっと頑張って好結果を積み重ねないと、虫が収まらないだろう。
休み明けのラインハイトは、名の知れたステークスウイナーたちにも見劣らない魅力を感じさせたが
目一杯の仕上げには見えず、ハーツクライの仔ということもあって、極限の底力を秘める伏兵として
案外、目標にされないことの強みが出せる可能性はある。
母系にパントレセレブル、ベーリング、サドラーズウェルズが居並ぶ、
狙いは来年のオールカマー的存在ながら、妙にワクワクさせられる存在感がパドックではあった。
2勝クラスの馬だが、彼を追いかけるファンが増えるかもしれない。
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