ステイヤーズステークス2020【予想】|過去結果や有利な枠順傾向と最終追い切り
目次
ステイヤーズステークス予想と最終追い切り後のデータ分析になります。
激走が想定される狙い目の牝馬を含めたフルゲート16頭の出走予定馬が揃いました。
歴代の過去傾向から見ても穴馬の出る荒れる展開が期待される本レースを予想オッズや外厩情報をチェックしながら過去配当を超える払い戻しをシュミレーションを立てながら狙っていきます。
レース名 | 第54回スポーツニッポン賞ステイヤーズステークス |
グレード | 重賞(gii) |
日程 | 2020年12月5日(土曜) |
発走時間 | 15時25分出走 |
開催場所 | 中山競馬場 |
距離 | 芝3600m |
コース | 右回り(2周) |
賞金 | 6200万円 |
レコード | 3:41.6 |
ステイヤーズステークス2020の出馬表(馬柱)- 出走予定馬の馬体診断と想定騎手(枠順確定)
枠順 | 出走予定馬 | 騎手 | 斤量(負担重量) | 馬体重(前走) | 調教タイム | 脚色 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | オーシャンビュー | 嘉藤 貴行 | 56.0kg | 458kg | 88.0-72.3-57.3-42.6-13.2 | 馬也 |
2 | シルヴァンシャー | 戸崎 圭太 | 56.0kg | 472kg | 53.1-39.5-25.8-12.8 | 馬也 |
2 | ポンデザール | C.ルメール | 54.0kg | 500kg | 53.3-38.7-12.8 | 馬也 |
3 | アルバート | 岩田 康誠 | 56.0kg | 488kg | 54.3-39.6-25.9-12.7 | 馬也 |
3 | ボスジラ | 横山 武史 | 56.0kg | 506kg | 51.4-37.4-24.4-12.5 | 馬也 |
4 | メイショウテンゲン | 池添 謙一 | 56.0kg | 454kg | 88.1-71.2-55.3-40.6-12.6 | 馬也 |
4 | リッジマン | 古川 吉洋 | 56.0kg | 464kg | 68.9-52.4-38.3-11.5 | 馬也 |
5 | アドマイヤアルバ | 大野 拓弥 | 56.0kg | 482kg | 53.5-38.8-25.3-12.5 | 馬也 |
5 | ヒュミドール | 吉田 豊 | 56.0kg | 462kg | 55.2-40.6-12.8 | 馬也 |
6 | オセアグレイト | 横山 典弘 | 56.0kg | 494kg | 68.4-53.9-40.6-13.0 | 馬也 |
6 | タイセイトレイル | 坂井 瑠星 | 56.0kg | 490kg | 53.0-38.6-25.1-12.7 | 一杯 |
7 | ステイブラビッシモ | 江田 照男 | 56.0kg | 464kg | 71.2-55.0-41.3-12.9 | 馬也 |
7 | タガノディアマンテ | 津村 明秀 | 56.0kg | 470kg | 53.7-38.7-25.0-12.4 | 一杯 |
8 | ゴールドギア | 田辺 裕信 | 56.0kg | 482kg | 68.3-53.4-39.6-13.1 | 一杯 |
8 | ルミナスウォリアー | 黛 弘人 | 56.0kg | 474kg | 70.2-54.8-40.1-12.4 | 強め |
ステイヤーズステークス予想2020 - 過去10年傾向とレース展開
ここ1年では今年の2走のみ、昨年秋からと括ってカウントしても、京都大賞典に2度登場して共に好走したのと、スローになりすぎた後方グループの動き初めの段階で、全体の流れについていけなかった春の天皇賞のみ。
シルヴァンシャーはいかにも、ディープインパクト産駒であるということに限らず、よくいるいつまで経っても体質強化が図られない良血馬であった
。
ところが、中7週とはいえ、連続して使えそうな状況。
G2→G2のローテは、まだまだ実績不足の馬には過酷な面もあるだろうが、秘めるステイヤーとしての資質は見逃せないとして、隠れ長距離重賞巧者<特に関東圏>の戸崎騎手との一発を期待し、これを本命に推すとする。
一番の買い材料は、何と言っても母がUSAブランドの誇りともいうべき、3年連続カルティエ賞選出の超名牝・アゼリであるということなのだが、筆者はそこに、ジャパンCで学んだ、「普通のレースでは普通の流儀で対処すべし」という勝手な解釈によって、やや斜に構えた視点での推挙すべき材料を加えてみたくなった。
ステイヤーズステークス予想2020 - 出走予定馬の血統分析
ポイントとなるのは、母系に配された種牡馬の構成であるとしつつも、アゼリの略歴くらいは、しっかりと記しておかねばなるまい。
- アゼリ<Azeri> 1998年産 24戦17勝/G1 11勝
デビューが3歳シーズンの終盤で、また西海岸育ちの馬だったため、東海岸で行われる北米を代表するクラシック戦線には全く縁がなかった一方、サンタアニタを中心にせっせと勝ち星を積み重ね、
初の長距離輸送となったアーリントンパークのブリーダーズC(BC)ディスタフ<ダート9F>で、
堂々1番人気に推されて、ここで生涯最高のパフォーマンスとなる5馬身差圧勝を決め、北米圏最強牝馬の座を獲得。
翌5歳シーズンも連戦連勝を続け、故障により敗退のBC前哨戦まで4歳春からG18勝を含む重賞11連勝を成し遂げ、翌年も元気に走り、牡馬に挑むなど果敢な挑戦を続けながら、6歳時もG13勝を挙げて、BCクラシック5着を最後に引退した。
猛烈な女と言えば、先達て引退レースをJCと指定し、三冠馬両斬りの偉業を加えて颯爽と駆け抜けたアーモンドアイのイメージが先行するが、21世紀最初の頃の名牝と言えば、このアゼリ。
何故か日本に来て、相性がどうかはともかく、サンデーサイレンス系との交配を試みるも、正直パッとしない感じで、ハンディキャップホースだったジェイドハンターを父に持つことで、あまり充実の中距離パワー型の理想形を体現する産駒は出てこなかった。
シルヴァンシャーは、よく言えばそれなりに仔出しのいいアゼリの産駒らしく、何とかかんとかオープンにまで上がってきたものの、これまで3戦のみ。
ところが案外長距離適性を示して、京都大賞典では連続好走中。
条件戦でモレイラと連勝した時も、阪神の2000M超えの2戦だった。
どうしてなのかと思案してみたのだが…。
ジェイドハンターを除いて、アゼリの母ゾディアックミスの血統構成を書き出してみると、
- 父アホヌーラ<クラリオン系>・・・ トウルビヨン系
- 母父トライマイベスト<ノーザンダンサー直仔>・・・ ノーザンダンサー傍流
- 母母父ラインゴールド<プリンスリーギフト系>・・・ 日本で発展のナスルーラ直系
これ、あの馬の母と同じ構造なのである。
- 父メジロマックイーン<マイバブー系>・・・ トウルビヨン系
- 母父プルラリズム<ノーザンダンサー直系の孫>・・・ ノーザンダンサー傍流
- 母母父トライバルチーフ<プリンスリーギフト直仔>・・・ 日本で発展のナスルーラ直系
自身も活躍馬だったポイントフラッグは、紅梅S−エルフィンS−チューリップ賞と3連続2着の記録を持っている。
同じ時期に惜敗を重ねた代表産駒のゴールドシップは、皐月賞から本領を発揮して、6歳春の天皇賞を勝つまで、ずっと一線級でいた。
構造上、ノーザンダンサーを持つ者同士の配合でそれはクロスするものの、こんなものは特徴でも何でもないわけで、ステイゴールドならばプリンスリーギフトもクロスするから、破壊力が足されるイメージも湧くが、それもない。
代わりに、キタサンブラックと似たようなリファールクロス持ちのプリンスリーギフトインの配合だから、しかし、いずれにせよ、意外な長距離適性が出てきて不思議はないとできる。
この配合が成功例なのかは、兄弟もディープインパクトの産駒が多いから何とも言えないのだが、昨年の京都大賞典を見る限りでは、誰よりも長く脚を使って、後に香港が爆走するグローリーヴェイズより遥かに目立つ内容の3着だった。
休み明けで春の天皇賞を使った池江調教師の発想には、十分に理解を示すことが可能である。
同時に、下級戦時代には遥かに軽い競馬を経ている中で、今と目方も変化ないのに結果が出なかったのは、粘着質な先行力が、近年の日本の長距離重賞に適した性質を高める効果をサンデーサイレンス系とプリンスリーギフト系との取り合わせでもたらすと出来る傾向からも、G2と本気で思っている人は少ないこのステイヤーズSで、大いに輝きを放って何ら不思議はないだろう。
ステイヤーズS予想2020 - 血統や追い切り状態で最終予想
戸崎騎手は、ファタモルガーナに長く乗っていたくらいで、意外と長距離重賞での好走実績が多い。
だからって、勝っているわけではないから、ジェンティルドンナのイメージだけでは弱々の推し材料に止まるものの、日経賞以外は、目黒記念もアルゼンチン共和杯も、ファタモルガーナで好走のダイヤモンドSなど、しっかりと上位入線の記録があるから、もっとベテランの2000勝ジョッキーたちとも、十分に伍していると言える。
そういうスタンスであるというわけではないが、極端な競馬はあまり好まない騎手の性質も、そういう結果に繋がっているのだろうと思える。
アゼリがようやく4歳秋になって重い腰を上げたのに対し、2戦目の百日草特別で遠征経験のあるこの馬は、遠い昔の記録とはいえ、ゴーフォザサミットやその後対戦のユーキャンスマイルとの評価における優位性で、人気だけでは上だったという特に意味はないが、期待だけは大きかったという魅力だけは残っている。
早くから出世できなかったアゼリの血を引く宿命の血統馬の歴史は、5歳の暮れから新たな扉が開かれる可能性はある。
気性がどうこうはないから、去勢もされていない。
長く走るしかない立場だが、これがわずか12戦目の実戦。
思われているより若いというより、まだまだ未完成の5歳馬というのは、アーモンドアイの5歳シーズンになぞられるのかもしれない。
長い距離に縁のある馬も、ここからリスタートの馬も多いが、ここにも3歳馬がいない。
休み明けの馬ばかり勝っている近年の傾向は、しっかりと踏まえねばならないとしても、元来は一つくらいのステップレースは入れておきたいところ。
本来差し馬のオセアグレイトが、アルゼンチン共和杯ではオーソリティの前にいたくらいで、元気は良さそう。
4歳馬でこちらもプリンスリーギフト系を持つサンデーサイレンス系のオルフェーヴル産駒だから、ここでは面白い。
母の半姉はこのレースでデルタブルースの2着に入ったことのあるエルノヴァである。
言わずと知れた、騎手の腕で買いたい長距離重賞で、長い距離でも自在脚質の横山典弘騎手で、変な売れ方はしないでもらいたいが…。
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