2020年弥生賞【ワーケア】滑る馬場云々は東京で楽々クリア、タフな展開こそ向くタイプ
今年の弥生賞もどうも天気は良くないらしい。
昨年は一度崩れないとされた予報が、前日段階で悪い方に修正され、結構な道悪競馬になって、人気馬がみんな飛んだ。
結果的には、こういうトライアルに見合った格の馬ではなかったから、それに応えられなかっただけという話に収まるわけだが、若駒の争いである。
こういうことは大いにデリケートな問題となってくる。
しかし、ハーツクライだ、ステイゴールド軍団だ、中山実績のあるディープだ、という組み合わせだから、今年はあまり細かいことにまで気を遣う必要はない気がする。
主力級となる前走ホープフルS組は、断然支持のシャイニングレイが飛んだ時から、これまで素晴らしいという結果を残せていないので、あまり重視されることはなかったが、昨年の展開は、どこでも通用する馬を選定する正しい2000MのGⅠらしいそれであった。
前後半は60.9-60.5であり、極めてバランスの整ったラップ。
実力断然も、小回りが未経験などもマイナス材料とされたコントレイルが、万全の抜け出しで快勝するのは、至極当然の事。
だから、完成度ではさすがに見劣る大物候補だったワーケア、オーソリティ、ブラックホールらは、消耗戦の側面もあったこの展開で、色々と粗相もあって、速さの面で見劣るという死角を露呈したのだ。
しかし、もう年が明けてからは、完成度よりも上昇度の方が重要。
ステイゴールド産駒はフェノーメノが東京で勝ってきて、揉まれて戦意喪失の完敗の後、東京で2度快走したら、もう秋にはセントライト記念圧勝である。
その時より大分、中山2000で戦う準備がしやすくなった番組の充実もあって、ハイレベルの同コースでの実績を持っている彼らが崩れるといった展望は、よほどの仕上がり不安を除けば、想定する必要もない。
サトノフラッグは、東京の重の新馬でズッコケた後、東京と中山の2000で快勝だから、全く見劣るわけでもないが、配合はディープ×ノットフォーセイルで、ダノンファンタジーと同じ。
秋華賞やオークスでの完敗の結果を踏まえると、スピード優先のパワー型で、滑らない程度の良馬場だったところで、GⅠ組にねじ込まれてしまう可能性はある。
スムーズに行ければ快勝も想定内だが、味わいという面に物足りなさも感じる。
◎ワーケア
○オーソリティ
▲ブラックホール
△オーロアドーネ
道悪実績とこのコースでの実績を天秤にかけたが、スタート直後のおしくらまんじゅうで大いに被害を受けた彼らは、一方はかかり、もう一方は位置取り争いで出遅れたことになるが、直線で伸びたかどうかは、スケール感の差にも思えた。
ワーケアは重厚な欧州血統の組み合わせであり、サンデーサイレンス以外は完全な芝向きの性質を持つ種牡馬ばかりという組み合わせ。
それは一見すると、もうコントレイルとは勝負付けが済んだとなって、用なしにも映るわけだが、3頭2着に入った弥生賞好走のハーツクライ産駒の中で、昨年のシュヴァルツリーゼと相似点も多い血統構成で、かつ、東京の内容が良かったというのは、他の2頭との違い。
ワーケアは、今回もルメール騎手が騎乗し、例の不利に関しての問題はあまり敗因に挙げていなかったように、問題点は右回りの経験としていたが、メンバー中唯一後方からの追い上げを成功させた馬。
そもそも、ダービー以降に展望を持っていた馬が、ここまで上出来のスタートをしてしまっただけのことで、オープン実績ではシュヴァルツリーゼと比較にならないワーケアの凡走は、現状考えづらい。
滑る馬場云々は東京で楽々クリアした。タフな展開こそ向くタイプ。
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