中日新聞杯2019 回顧 – ブレずに追い込み続けるサトノガーネットの強みが乱戦には活きた格好乱
時計が掛かることの多い中日新聞杯だけに、前半が超スローでなかったことで、何頭かピックアップされていた期待の差し馬のどれかが上位争いに加わりそうな展開だとは、その時点で感じ取れた。
斤量に一切の利点がなかったノヴェリスト産駒のラストドラフトが、期待の春くらいの出来であれば、何とでもなりそうなところで、見事に中団から末脚を見せた。
マーフィー騎手の騎乗に問題はない。
しかし、こういう上も下もあまり信用されていないような斤量設定で、伏兵の付け入る隙はいくらでもあった。
それは最初、理想の位置取りで自慢の決め手を繰り出しそうだった54のアイスストームにも思えたのだが、こういうレース、勝負に出るその思考回路に、かなりの期待値を込めた戦法をとれる伏兵の方が、有利に立ち回れるケースは多い。
気づけば重賞を沢山勝つ年になった坂井瑠星騎手のサトノガーネットが、期待をずっと上回る追い込みで、前のグループをすべて面倒見てしまった。
ここ3戦してずっと相手関係も、レースの格もまるで違う中で、ブレずに追い込み型の持ち味を見せつけていた、関係ないところで豪脚を使っていた馬の強みが、乱戦には活きた格好だ。
母系を辿ると、フランスの馬が多数登場する系統で、サイモンズシューズにまで行き着くと、そこからの分岐で世界的に発展を遂げたラフショッド系の牝祖となる重要なポジションにある名牝系の傍流と言える。
底力型に出やすい芝向きの性質で、アメリカで発展していない分だけ、リスグラシューと似た奥行きの深さを持つサトノガーネットには、今後求められる繁殖牝馬としての役目で、大変に名誉なタイトル奪取となった。
キングカメハメハのラインとは何とでも合わせられる。ルーラーシップなどは理想の配合相手だろう。
完成してから、牡馬を破るという構図には、名牝系を支える資格が生まれたという意味合いもあったように思う。
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