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ＧⅢ１勝で５７Ｋ、別定重賞参戦時と据え置きは厳しいが、軽い馬が買いやすいという組み合わせではないから、血統の力でどうにかできてしまうのではないかと思い、レイエンダを推すことにした。

言わずと知れたダービー馬の全弟であり、デビューからの３戦で、筆者も含め大いに夢を見た者も多かったはずだが、ジェネラーネウーノに一捻りされて以降は、かなりパフォーマンスに差が出る馬という認識を共有することとなった。

調べてみると、４カ月で３走すると、３走目は絶対にコケる。

叩き台では負ける。なかなかややこしい。

秋から継続して使われているが、×○××ときて、レース間隔は前走で空いていたから、一応走り時。

その前走の惨敗は、ブリンカー効果を改めて確かめるための、丸山方式をとった押して出すという好位付け狙いが全くハマらなかったもの。

それをあえて、大幅体重増の時にやったのだ。

故に、自然な先行策だったエプソムＣとは違う条件ばかりで、最後はタレた。

やけに自信満々の藤沢師のコメントが出た理由に、水曜日気が付いた。

ミスプロ系とは相性が悪く、春のマイル戦になって２４回で、ピカレスクコートの１勝のみ。

驚きと共に、ロベルトの血が目立たないことでも知られ、それも直系ではモーリスだけと死に筋配合ながら、いずれも在来牝系出身の良血馬で、ノーザンダンサーの血が濃かった点は心強い。

ミスプロの３×４を持つレイエンダは、ディープインパクトの一族として括るべきか、レイデオロの愚弟扱いを継続すべきか難しいが、キレないというか時計勝負はそれほど歓迎ではないことでも、東京向きには思えないので、狙いは立つ。

父キングカメハメハのような堂々の仕掛けで勝負に出たい。

５９→５６で良化気配の同僚ムーンクエイクや血統から５歳秋復活は納得のボンセルヴィーソなど、実績の割に軽いベテランはしっかり押さえておきたい。

◎レイエンダ

○ムーンクエイク

▲ボンセルヴィーソ

注ケイアイノーテック

△プリモシーン、ジャンダルム、マイスタイル