エプソムカップ2023の予想 過去10年のデータ傾向と有利な枠/出走予定馬の最終追い切り

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エプソムカップ2023の予想 過去10年のデータ傾向と有利な枠/出走予定馬の最終追い切り

読了までの目安時間:約 16分

 

エプソムカップの予想と出走予定馬の最終追い切り評価を行っていきます。
過去結果を見ても荒れる傾向のある中、有力な登録馬の中から鉄板軸馬とされる外厩仕上げの本命馬や消去法で消すべき馬、本命をも超える可能性のある穴馬をデータ分析!

 

歴代勝ち馬のサインを見逃さず、予想オッズを見ながら過去配当を超える払い戻しを狙っていきましょう。

レース名第40回 エプソムカップ
グレードG3
日程2023年6月11日(日)
発走時間15時45分
開催場所東京競馬場
距離芝1,800m
コース左回り
賞金4,300万円
レコードタイム1:44.1

 

エプソムカップ予想2023 - 過去10年のデータ傾向

4歳の好走馬は、マーベラスサンデータイプからルージュバックタイプにシフト

1996年にこのレースを制したマーベラスサンデーは、秋にはG1戦線に乗り込んで、暮れの有馬記念でサクラローレルの爆発的末脚に屈するも、翌年の宝塚記念制覇への足掛かりとしたが、サクセスストーリーの始まりはここから。

しかし、重賞でようやく勝負になると言える立場になった4勝馬が、昨年のジャスティンカフェがいい例であるように、いい線止まりが関の山といった近年傾向には、少し気を付けたいところ。

今年で言えば、ライン上にある重賞経験馬で中身のあるオープン2着を前走で記録したマテンロウスカイ以上の重賞実績が欲しいところで、5頭以上は出てきそうなところ、近年最大の勝ちっぷりで魅せたオークス2着のルージュバック級の実績はどれも持ち合わせてはいない。

5、6歳は、一旦、成長が止まったような馬であるとか、これ以上の発展をG1で求められるような感じではない専門家の出番となりやすい一方、それを負かす4歳馬こそ狙い目という傾向はずっと続いているから、中心はそこに据えないといけないが、主力になれそうでも、重賞実績に差のあったジャスティンカフェとノースブリッジ<勝ち馬にはラジオNIKKEI賞3着に実績があった>の違いには、留意しておきたいが、それはみんな当てはまり…。

ある意味、オープン全敗で条件戦4戦全勝のルージュエヴァイユ・秋の東京では連勝 なんかに、様々な可能性を一手に引き受けてもらい、あとはオープンなり1800適性で押さえるのが常道。
NHKマイルC好走馬も出てくるが、それなら、怪しいショウナンマグマの方が脈ありで、ここを消すともう、東京の実績で買うことになってくる。
皐月賞トライアル勝ちで東京不適の印象を受けたサトノフラッグは、人気薄で1800適性を示す好走をして見せているから、それほどの実績がない以上は、東京の特別で好走していることが条件となる。

6歳以上の穴馬は、距離短縮の重賞常連か東京1800にツボを持つリピーター

6歳だと、意外にキャリアの浅い馬もたまに混じっているので、馬券になるが、季節の変わり目でタフさは完全にG1シーズン級のモノが問われるから、7歳以上となると好走条件がかなり狭まってくる。
例外のダークシャドウは、2011年のこのレースを圧勝している。
秋の天皇賞の大レコード決着で2着という実績も同年に残していたから、来るのは当然。

新潟大賞典や近年ならば大阪杯、ちょっと前の春開催時代の中日新聞杯組は、今の金鯱賞掲示板の狭間グループと同格であるから、そのうちに誰か勝つことになる。

この組は前走の着順は兎も角、勝てないまでも惜しい内容だとか、少し前にここに人気で出てきて凡走後、忘れた頃に雨馬場<近年はほぼ毎年荒れ馬場になるレース>で逆襲の重賞初制覇となったダイワキャグニーが、レース特性の全てを伝えてくれている。
何しろ、判断材料は来そうなタイプか否かしないのである。

穴であるから、近走内容はパッとしないわけだが、古馬は斤量耐性があるから、58で買うなら、インダストリアよりもガロアクリークだろうし、両方当然怪しいので、そうなると新潟大賞典組は中距離路線のベテランというだけになっている7歳馬と、必ずしも主力になれない5歳馬。
そういう話であるなら、1800で年明け2、1着、東京ではいつも粗相をしてきたエアファンディタに期待するのもいいか。
決め手は確かで、タフな中京の重馬場で快勝の実績もある。

人気馬を追って行っても、違う馬が勝つレース

何しろ、ルージュバックが勝った以外だと、その前は2010~12年の3連勝があるくらい。
元々、混戦であるはずのG1で足らなかった馬や、秋以降に頑張りたい組の対決の構図であるから、上がり馬には荷が重く、実績上位馬には死角が生じて不思議ない季節外れのジレンマが、結局、定番化して付きまとってくる。

1番人気が4度しか馬券に絡まないというのは、7月以降のローカル中距離重賞の特性にも似ていて、大いにそうした面を孕む危険な性質も見え隠れていている一方、ジャスタウェイもサトノアラジンもここでは負けていたという、東京のG1を勝つ馬にも厳しい条件というのは、一旦、考え直す要素に加えておきたい部分。

重賞馬が勝つレースではないという特長が、最大のポイントである以上、その勝利が1番人気で可能か否かが重要。
4歳馬でさえ、近年の重賞実績が問われてくる以上、中穴を確実な軸馬絞りの中で、一つの回答にする手法が合理的。
雨降りであるとか、極端な外差しバイアスも当たり前のレースで、時計も読みづらい。
ひどい波乱は近年はほとんどないので、前走で上位人気だった凡走馬を探しておきたい。
メイS組の2頭は、総合的に考えても、適性で重視したいタイプに当てはまる。

エプソムカップ予想2023 - 出走予定馬の血統/成績/タイム

モーリスのためのレースになっているのかを、ちょっと再確認してみたくなったエプソムC

マテンロウスカイの血統

大いにモンスター級にパワフルなスターホースだったモーリスは、2015年に初めて挑んだG1レース・安田記念で連勝を5に伸ばす、正攻法での完勝を決めた。
以降の活躍は、種牡馬成績を振り返るまでもなく、素晴らしいの一語。
親仔制覇を目指したジャックドールは、名手の巧みなエスコートもあったが、直系の祖であるグラスワンダーとは違い、わずかな隙を見せたような安田記念ではなかったので、良しとするしかない。
グラスワンダーとその取り巻きに散々やられてきた武豊騎手が跨った一戦は、種牡馬としての価値を考えた時、父とは逆の戦略である中距離からマイルという、グラスワンダーに近い型を取ってきたスタイルは、この直系の発展において重要な挑戦であったと思う次第だ。

翻って、2番目の世代となるマテンロウスカイの場合、日本の中長距離戦を得意とした名馬を送り込んだ牝系から登場のラーグルフ、カフジオクタゴンらに遅れ、去勢後最初の重賞挑戦が、このレースになる。
似て非なるロベルト系・エピファネイアの産駒からも、ここにエース級を目指す昨年はここで差し遅れたジャスティンカフェを送り込んでいるが、いくらかマイルにシフトしている印象で、モーリス産駒のノースブリッジに僅差敗れたことも含め、非根幹距離的な適性で、一日の長があるのがグラスワンダーなのかもしれない。
祖父スクリーンヒーローは、このモーリスを出すと同時に、同時期に同期でもあるゴールドアクターというグランプリホースを出している。
グランプリ3勝のグラスワンダーの直系、受け継ぐものに共通項があって不思議ない。

尚、このマテンロウスカイは騸馬であった、覚醒寸前ながらオルフェーヴルも負かしてみせたレッドデイヴィスの甥にあたり、大砲・デルタブルース<菊花賞、メルボルンC>の他に、世界最強であった時代が確かにある伝説のダンシングブレーヴも一族にいる、行くところまで行けてしまう血統背景がある。
もう走るしかないマテンロウスカイにとって、この実質的には初挑戦のような格好となる重賞レースで、何を見せられるか、非常に気になる要素が多いというところに、魅力を感じる。

新馬戦は圧巻だった…、などと、もう2年も前の小倉の話を引き合いに出すことも、今は必要なくなったというのが、現状のマテンロウスカイ評であろう。
そういう立場になろうとしている、傍から見てもわかるだけで、陣営の努力がいよいよ実ろうとしている雰囲気が十分に感じ取れる。

とりわけ、去勢後2戦のアゲアゲモードのノリスペシャル連発は、かなりの確変モード状態とみる。
逃げ馬ではないが、新馬戦で囲まれたところからあっさりと抜け出し、後に3勝していくシホノスペランツァを置き去りにした、小倉2000の新馬戦でも傑出した内容で制した内容を、ようやく乗り越えた成長の一端を見せつつ、同時に、2戦目以降はずっと横山典弘騎手が騎乗していることでも判るように、どうにも話を聞いてくれない面が多分に、そのパフォーマンスに影響を及ぼしているという姿が、何度となく見られた馬だけに、逃げで1度成功し、去勢後初戦、2月の2勝クラス・須磨特別のおっかなびっくりのイン差しで、どうも揉まれる形に常識の型をハメる好位差しの戦法は、もう求めるべき段階にないと、鞍上が結論を出したような経緯があって、前々走の格上挑戦・難波Sがある。

その際のラップの概要は、3F目から35.6-47.4-59.3、ここから45.6秒で上がられたのでは、差し馬にチャンスはない。
管理する騎手学校時代から知る仲でもある松永幹夫調教師は、横山騎手がどういう狙いでレースを組み立てるかをよく知っているし、相当にコアな部分まで深く理解しているはずで、馬乗りの技術で他の追随を許さない名手の考えに、少頭数と阪神のワンターン、その他問わずという希望の舞台を十分な形で、ただ自身のクラスではないという以外の全てを調整し、鞍上が馬にそれとなく伝えたオーダーに、あとは勝手に馬が応えたという内容ではあることは確か。

ちょっと前にエイシンヒカリを好き勝手に走らせて、5戦5勝とした、旧アイルランドTにおけるリフレイム戦法先取りの外ラチへの来襲未遂も、計算外ながら、無駄はあっても結果は同じで、馬の走る気に邪魔をしなかっただけ、というのが本当のところ。
一見、馬に任せているようで、巧みにレースをコントロールしていることが、よりパワーアップした内容の前走・メイSで明らかになる。
まあ、知っている人はよく理解しているいつもやつではあるのだが、経験が浅いファンや記者、データ重視の予想を組み立てる識者などには、取っつきにくい人物ではある。

ああ見せておいて、知識豊富な名手だけに、難しい注文がつかないのであれば、再現することはあまり手間取ることもない。
前走のメイSではまた内枠で、今度は少し促した前走より自分から逃げようとしたマテンロウスカイを、上記同地点で35.2-46.8-58.4と、理想のバランスラップを刻み、46.3秒で上がったが、元より天才的な似たものと言う印象のサクラトゥジュール<3歳春に東京1600を1:31.7で制し、その時と同じレーン騎手がアシスト>が、より巧みに上手な立ち回りを見せただけで、あのマテンロウスカイが…、という感じで、最後は交わされた後に負けは悟ったものの、何かやる気満々で、差し返そうというか、襲い掛かろうという気配も漂わせたから、これなら強気になれる。

とはいえ、直線に入って勝ちに出る場面で、他が苦しいから、自分が楽に回ってきた分、舌をこしていた部分は、ある意味で危険信号点灯でもあったか。
緊張感というか、まだ馬自身に不安もあったのかもしれない難波S快勝の際は、一切、そのような悪さというか、隙のようなものは見られず、ある意味で、余裕がありすぎた前走は気を抜いてしまったのだろうが、結局、1:44.7で駆けているのだから、かなりの能力があることは証明された。

 

エプソムカップ予想2023 - レース展開と最終予想

モーリスの産駒は、ピクシーナイトや安田記念でまずまずやれることを尽くした5着のジャックドールなど、ゴーイングマイウェイで、ツボにハマった時の破壊力が見ものというタイプが、父のような成長曲線で、完成された後にしっかりと才能を見せつけることが多い。
まさしく、宝塚記念で逆襲を誓う良血のジェラルディーナも、福永元騎手が丁寧に競馬を教え込んで、あの雨馬場の差し切り<昨秋阪神のエリザベス女王杯>があるのだ。
偶然ではなく、適性をゆっくり絞り込んでいくことで、才能開花に伴い、ようやく既定路線に乗ってくるという段取りが必要なのだろう。

ジェラルディーナは前走オールカマーを勝っていたが、牡馬のエース級2頭は、G1初制覇の前走で強い馬に抑え込まれていた。
まだまだその段階にはないが、適性の部分で、何一つ死角を持たないこのマテンロウスカイは、ここを突破しておきたいが、まだ3勝なので、結果求めずという余裕まではない。
前走勝っていたら、それこそ、新星誕生と皆の目に留まるが、それが限定される。
何しろ、鞍上が鞍上だけに、戦法として逃げを選択するとは限らない。

同時に、馬自身がやる気になって、ようやく走る方向に気持ちが向いてきた面がある。
どことなく、昨年の混戦を制し、今年はG1戦線に顔を出したノースブリッジとよく似ている。
奇しくも、同じモーリスの産駒であり、巧みにパートナーをリードすることを理想とする馬乗りとしての信条も似ている岩田康誠騎手のお手馬だった。
昨年は道中抑えて勝利。アメリカジョッキークラブCも見事なイン強襲であった。<いかにも岩田康誠だった>

走る気のコントロールとリズムの作り方は、時に武豊騎手の緻密な計算式に基づくそれをも凌駕する横山典弘騎手は、ダービーも安田記念もうまくハマらなかった<特に、マテンロウオリオンの場合は、少しずつ前に行かせていったところで、高速化しすぎた馬場状態で下げるいつもの策をとるしかなくなったのは無念ではあるだろう>から、はっきりとした策を取ってくる確率がかなり高い。

元より、下げる手は合わないタイプではあり、ジャックドールほどではないにしても、ラップをよく言えばバランスよく踏む、死角ともなるワンペースの本質を、早くから見抜いていただろうから、下げる時点でほぼノーチャンス。
近年のエプソムCの平均勝ち時計を大きく上回るタイプを叩き出し、どう考えても、道悪で極端なパフォーマンスダウンは考えにくい、母の配合・スペシャルウィーク×トニービン×ディキシーランドバンド×アレッジドから、良馬場でのハイパフォーマンスは本格化の証と読み解き、引かねば、かなり有力の説を唱えておこうと思う。

ちなみに、複勝内に6割の騎乗馬を連れてくることで、未だ、4着以下が100を超えないエース・川田騎手は置いておくとして<ルメール騎手でさえ、先週までで130近く着外がある>、この大ベテランは、乗りまくって勝ち星も重ねる若手たちは別枠で、武豊騎手や柴田善臣騎手らのように、危ない面をしっかりと補正するような仕事を求められる中で、次世代エースの子息・武史騎手や坂井瑠星騎手らには及ばずも、未だ勝率は12%台をキープしている。
結構勝っている武豊騎手も14%そこそこ。
見た目は怪しいが、しっかりと仕事をしている横山典弘を、いつまでも放っておくわけにもいかない。
痛い目に遭う前に、先手を打つ必要がある。(笑)




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