フェアリーステークス2024の予想 過去10年のデータ傾向と有利な枠/出走予定馬の最終追い切り

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フェアリーステークス2024の予想 過去10年のデータ傾向と有利な枠/出走予定馬の最終追い切り

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フェアリーS2024の予想と出走予定馬の最終追い切り評価を行っていきます。
過去結果を見ても荒れる傾向のある中、有力な登録馬の中から鉄板軸馬とされる外厩仕上げの本命馬や消去法で消すべき馬、本命をも超える可能性のある穴馬をデータ分析!

歴代勝ち馬のサインを見逃さず、予想オッズを見ながら過去配当を超える払い戻しを狙っていきましょう。

レース名第40回フェアリーステークス(GⅢ)
グレード重賞(G3)
日程2024年1月7日(日)
発走時間15時45分
開催場所中山競馬場
距離芝1,600m
コース右外回り
賞金3700万円
レコード1:30.3

フェアリーステークス予想2024 - 過去10年のデータ傾向

人気になって持ち堪えられるほどの、真のオープン級はまず、レース前には評価を受けていない場合が大半

速いからといって、必要以上に人気になる馬もいるし、本当に実力のあったアエロリットやスターズオンアースのようなキャラの立った大物も潜んでいるから、何もわからないというのが、本当のところ。

スターズオンアースとアヌラーダプラ<2020年6着・ルメール騎手>だったら、今でも、買いたいのはアヌラーダプラという感じもある。

レースは荒れたり荒れなかったりだが、1、2番人気合わせて、10年で4度しか馬券内がないというレースに、平穏という名の本命党歓迎の決着は存在しない。

単複を買うためのレースという組み立てで入るのも悪くないから、波乱前提で考えるのも全く筋違いではないものの、信用できる実績を持っていない上に、その実績が中山にあったとて、人気になるとまるでアテにならない実績になってしまうことからも、無敗制覇を期待するような、少し手堅く行き過ぎて、拾うべき伏兵を買えなくなるまずい外し方は避けていきたい。

中山特有のリズムに、関西馬は悪戦苦闘

関西の重賞はやはり関西馬、関東だとそれが半々。

そういう組み合わせが圧倒的に多いJRA勢力図は、上から順に崩壊の図式であり、坂路の大幅充実化による格差是正は、ある意味自然淘汰の形で入れ替わりがあって然るべき厩舎の新陳代謝に合わせ、いずれはかなりの小差になり、東京競馬場というパワースポットにより近い美浦のサークルが、少しずつ優勢の流れになっていく可能性はないこともない。

実質的なパワーバランスの変化は、厩舎の実入りの差が平準化されない限り、まだまだ絶対的に自立している数が多い関西勢が強いままであろうが、結局は、人材の問題でもあるから、若いグループに昔の関西の厩舎はパワハラまがいの調教師が多くいて…、などという非生産的なスパルタ調教がまかり通っていたなどという話さえ知らない時代に移行したのだから、いい馬を持っている厩舎にそんな無駄なアピールは必要ないわけで、合理的なカリキュラムをそれぞれに適応して、走る馬から順に出世願うという今の形であると、本当にこれからは、差もなくなるのであろう。

と言いつつ、騎手の技量と経験が結果に影響を及ぼす中山の重賞だから、ほぼ偽外国人と言えるほど、普通に日本人化したミルコとクリストフを除く、その他8人の勝利騎手<見事にバラバラで騎手買いができない>と各厩舎は全て関東所属。

世代の注目レースにドンドン出ていたスカーレットカラーと、ハイペースの2000Mで前走初勝利という特異なキャリアを持ったローデッドしか、関西勢は来ていない。

今年は多くて4頭。消すことはないが、わざわざ穴だから押さえる必要もない

大物が必然的に多くなるアルテミスS出走馬は、大物になれないまでも、ここでは本来格上

ライジングリーズンが、中山での新馬勝ちの実績を活かしきり、ハイペース好位受けの抜け出しを試みるアエロリットに対し、豪快な差し切りで重賞初制覇なる、という一つの成功例があるだけ。

完全主流のようで、ワンターンで桜花賞を展望するのか、もっとその後のスケール感で中長距離を目指す馬のためのステップとするリスグラシュー的な発展的挑戦をしていた場合、わざわざ路線から外れたようなところの中山マイルに登場してくる理由はない。

しかし、よく振り返ってみると、NHKマイルC快勝のアエロリットに、日本で2番目に強い牝馬なのか、ホープフルSの結果で怪しくなったスターズオンアースなど、2着までは来ている実力と人気が一応リンクしている組だけでなく、プリモシーンやスマイルカナ、ファインルージュだとか、有馬記念にスターズオンアースと一緒に出てきたライラックなど、勝っている馬は比較的活躍馬ばかり。

勝てる馬のレベルが、明らかに上級とできる存在であると、しっかりと担保されるのであれば、前走もそれなりの格のレースであるか、高水準の条件戦の内容でなければ、まず相手にしてもらえない。

昨年はそんな感じで、新潟で連闘の2歳S制覇を決めたキタウイングがドカンとイン強襲で魅せたが、その前は必ず条件の勝ち馬が連勝していたので、背伸びの挑戦には、一定の配慮が必要。

ライジングリーズンの時は、勝ったのはリスグラシュー。

今年の世代は、チェルヴィニアとサフィラに敗れた組ということで、時計も上々で、後ろの組に出番なしだったとすると、中山実績でキャットファイトが買われたら、ペースアップもある程度期待できて、厳しいマイル戦の経験を積んだラヴスコールとエリカリーシャンは十分に足りる可能性がある。

赤松賞組はスターズオンアースだけでなく、前からよく来ていたので、ステレンボッシュに差されただけのテリオスサラも、売れすぎないのなら、軸でもいいくらいの時計を持っている。

フェアリーステークス予想2024 - 出走予定馬の血統/成績/タイム

ジュベナイルフィリーズで不発だったキャットファイトを倒せるのは、やはり、あの娘たちに敗れていた面々だろうという見立て

ラヴスコールの血統

スターズオンアースと同じドゥラメンテ産駒ということで、人気になって不思議ない馬だが、全姉のスコールユニバンスが、2000Mの札幌未勝利という押し迫った頃合いの殺伐としたレースを勝ち上がったのに、早々に、管理する矢作調教師が1400あたりのスピードレースに転じ、好時計で連勝するくらいだから、決して、長い距離に向くタイプではない。

グレートブリテン産の母・カレドニアレディは、そんな姉のキャリアに対し、自身の足跡をまさに地で行くように誘ったような、リステッドを主戦場とするような、G3級の芝短距離を得意とするタイプであったと踏まえたら、東京で仕掛けのタイミングに迷うのは仕方ない。

血統ながら、サドラーズウェルズ系種牡馬は入り込まず、母父のまた母父に含まれるくらいで、その他には大概、ダンチヒ系のデインヒルかグリーンデザートかの2択という部分で、一切の存在がないという特異な配合は、母父はウォーニング産駒とテューダーミンストレル系の組み合わせで、ダルシャーンやニジンスキーなど…、日本で直系に入って役に立つ配合ではないから、牝馬であるからこその狙いが立つというくらいで、あとはドゥラメンテの底力頼り。

大種牡馬・ノーザンダンサーが全て6代目以降という、ありそうでない、代をしっかりと重ねることで積み上げたリスクの軽減は、確かな継続性をもつこのクロスこそ有するが、限りなくドゥラメンテのような…。

ミスプロのクロスこそあっても、その他に大きなズレを生む弱点を抱えなかったスターズオンアースの強さは、今更語るまでもない。

よく似ているが、距離には限界がある。

フェアリーステークス予想2024 - レース展開と最終予想

スタミナがあるタイプとは思えない一方で、札幌の新馬戦の内容は、軽快なスピードレース向きのそれとは一線と画したような、一定以上の底力が問われる場面でこそ、本領発揮のクラシック候補に見えたラヴスコールだったが、東京のアルテミスSでは敢え無く撃沈。

横山武史騎手もこれは敵わんと、途中で前を追いかけるのもやめてしまった。

ただし、勝ったのはクラシック候補筆頭にも目された血統馬のチェルヴィニアで、サフィラはそれに続いた結果、本番のジュベナイルフィリーズで1番人気に推されたほどで、水準以上のクラシック前哨戦だったことは明らか。

コースも一変し、新馬戦の内容を吟味する中、ある意味で必然の東京での敗戦の理由が見えてきた。

何より、断然支持に応えることが至上命題であった札幌1500の新馬戦では、目の前に父である典弘騎手のラーンザロープスが終始危ない動きをしそうな怪しげな雰囲気にあって、ラヴスコールも前向きさを抑え込むのに必死と、ただならぬ展開も予期された序盤となってしまった。

ペースは4コーナーの勝負所まで上がらず、そこからまだ息が続くと父が動いて、見事にラヴスコールをフェアな形で進路を塞ぎ、かなり仕掛け遅れに繋がる状況を作られてしまった。

決め手に自信があったはずの武史騎手は、しっかりと立て直し、ほぼ新馬戦としては合格点のラーンザロープスの勝利目前の好位抜け出しをねじ込むように、肉食獣のような追撃で、決勝点わずか手前で捉え切った。

内容はひやひやものであったが、断然支持に推されるべくして推されたという自負が鞍上にあったのだろう。

早くからこの馬の才能を買っていた武史騎手とすると、どういう過程であれ、勝ったことに価値があったというデビュー戦だった。

しかし、明らかに兄弟のというか、母馬の芝のスピード型という血統背景が、ドゥラメンテの持つ危険な性質と混ざり合い、どうしても危うい一面を前面に出してしまいそうな若馬特有のポカの可能性を併せ持つ才能と理解したことで、東京のアルテミスS参戦は、試金石であると同時に、背伸びした挑戦の中で、持ちうる才能の全てでなくとも、人気に推される衆目の一致する本命級とどこまで戦えるのか、アグレッシヴにまさしくアタックしていくところで、何が武器になるのか、期待の一頭をA級馬へと育て上げる過程で、差しを選択したことが、結果に大きな影響を与えることとなった。

半マイル48.0秒から12秒を一つ踏んで、11秒台前半がラストまで続く上がりの勝負で、後方にいたラヴスコールは完全に置かれて、上位勢と大差ない上がりでも、同じ上がりも使えず、立ち遅れたエリカリーシャンの追い上げをわずかに凌いだという内容は、いったん後退に等しい完敗。

ただし、自分の型はまだはっきりと決まっていない一頭だけに、妙に後方でも折り合いがついたところで、今後位置をとりに来る可能性を感じた。

スピード能力でも若干見劣るとなったら、マイル近辺で大一番は、1分32秒台前半が当然の時代に至って、スピード型かどうかを再確認するための策を、今回は講じてくるはずだ。

無論、危ない一面があるから、差して勝負するしかない苦しい序盤になってしまう可能性はあるが、東京のスローとは違い、いくらか4コーナー辺りから動きが出る中山だと、そうなったところで、極端な上がり勝負にはならないだろうから、間に合う可能性もある。

新馬戦の内容は、末脚全開ならずとも、前までしっかりとらえたという好内容。

接戦を経験していないと、いざ、大きなレースにほぼ無傷で挑んでいくときに、大きな死角となる可能性はあったが、前回の不発と本質に対する理解を深め、まだここまで420kgでしか走っていない、いかにもバンビちゃん体型でも中身はチーターかもしれないという狂気も孕むこの牝馬が、少しでもボリュームアップした時、一気に才能は開花し、今度は本格派への道も夢ではない。

前受けでも勝負になりそうな、本格的な芝血統のこのラヴスコールは、パワーさえついてくれば、立派な仕事をしてくれる、ドゥラメンテ産駒らしいクラシック候補である。

伏兵評価の内に、是非とも、きっかけを掴むような好走をしておきたい。

スタートさえ決まれば、途端にヴィクトワールピサ一族の自在性が発揮されるはずのエピファネイア産駒であるエリカリーシャンも、同じアルテミスS組。

ステレンボッシュに敗れたものの、東京で正攻法のスピード勝負で僅差ならば、アルテミスS3着のスティールブルーよりも走破タイムそのものが速いテリオスサラも、人気が集まりづらい組み合わせなら、アルテミス組と大差ない。

受けて立つ立場のキャットファイトも、これらをマークできるほど器用なタイプでも、またそうしたことが自在にできる血統的特性でもないので、また揉まれると結果は前回と変わらないだろう。

普通に出た時、どこまでやれるのか。

案外、屈辱の一戦を経ている、一旦挫折したかのような馬が、ここ2年のウイナーの共通項であったりする点でも、アルテミスS好走叶わずの組の逆襲は、極めて濃厚のように思う。

とは言いつつ、相手の絞り込みが困難にも等しい組み合わせだけに、買い目の総量を適度に抑え込むために、3連複を活用したい一戦と考える。




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