阪神ジャンプステークス 結果【2020】レース回顧
2020年9月19日(土)中京8R:阪神ジャンプステークス2020の結果速報とレースを振り返ってのコメントです。今後の参考にしてください。
阪神ジャンプS2020のレース展開と感想
逃げたプラチナアッシュが、うまいこと2周目からグイグイ行ったので、下手に溜めた組が出番なしの展開となった。
休み明けのタガノエスプレッソと内枠から無難に立ち回ったブレイクスピアーが、事実上の主導権を握るポジション取りだったことになる。
一方で、中団以下のグループは平地競走でいうところのハイレベルなバランスラップで
かつ、置き障害の競馬だけに、ブレーキをかけるようなアンジュレーションがないから、人気馬もろとも置いて行かれてしまった印象。
そういう中で、自分で動いていったタガノエスプレッソ<牡8>が、直線では後続をドンドン突き放して、障害での初重賞制覇を果たす結果となった。
レコードで障害レースを制したタガノエスプレッソ
勝ちタイムの3:33.3は、普段は障害の重賞が行われない中京コースで、実質的には参考記録となるが
前記録保持者のスマートリバティーが塗り替えたした時は、3.5秒の更新だったから、しばらくはタガノエスプレッソの作ったこの記録は残されることになるだろう。
ちなみに、新潟ジャンプS<今年はフォイヤーヴェルクが優勝>が行われる新潟の3250Mのレコードは、改修後初年度の夏に記録されたヒカルボシの3:28.7というタイムがずっと残っている。
レース概要は、単純にスピード勝負に持ち込んだ者勝ちの流れであったとできるが
同時に、本質的な障害競走への適性については、本来の阪神ではなかったというだけで
それほどまでに低レベルの方向に引っ張られるかと言われれば、重賞レースだけにそれはない。
地道に障害馬としてレベルアップしてきたタガノエスプレッソが、若い頃は出来ていた、先行グループからの抜け出しを思い出したからこその芸当だから、そこには、平地での屈辱の日々も影響しているはずだ。
芝でもダートでもオープン勝ちの実績も、持続力勝負の障害戦では大きな武器だった。
次走への期待と今後の反省
平地時代のモタモタ感がこの日はフルで出てしまった大本命のフォイヤーヴェルクに関しては
スピード負けでもあるし、元来持ち合わせた揉まれ弱さなど
普通の障害戦ではもう少しバラける展開になることが一切なかった今回、タガノエスプレッソのようなスピード勝負に持ち込めないという死角までもクローズアップされてしまった。
馬に囲まれると、まだキャリアも浅いから、飛越と着地のリズムに悪い影響を与えるのだろう。
小柄だけど、決め手に乏しい…。
期待の馬だっただけに、ディープっぽさがいい方向に出ていると思っていたのだが、普通のディープとは違うフォイヤーヴェルクのキャラクターが、凡走の最大要因となってしまった。
内面から強くならないといけない。
もう少し中身の濃いメンバーと思っていたが、そんな本命馬の凡走もあり、その他の扱いもさすがに下方修正が必要か。
ケイブルグラムはよく頑張って伸びてきたが、これは大型のディープ産駒。
敢えて、新潟、中京に絞って使われているような馬だから、長期展望までは望めない。
半姉のルージュバックが最後は中山をこなした…、と期待するのは勝手だが、ステイゴールドの仔だから変わり身を見せたようなところのあるオジュウチョウサンとは、劇的なフレーズの類がまるで違う。
そもそも、人気のフォイヤーヴェルクが勝つべきレースだったのだから。
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