富士ステークス2020【予想】|過去傾向からデータ分析した想定と消去法
富士ステークス2020の予想を徹底的に分析!
2020年10月24日(土)JRA東京競馬場11R:富士ステークス2020の最終追い切り後の予想をしていきます。
過去配当を見ていっても荒れる要素があり、払い戻しが期待できるこのレースで3連単を的中させるべく、
予想オッズを分析しながら大穴を狙っていきたいと思います。
レース名 | 第23回 富士ステークス |
グレード | 重賞(G2) |
日程 | 2020年10月24日(土) |
発走時間 | 15時45分出走 |
開催場所 | 東京競馬場 |
距離/コース | 1600メートル 芝・左回り |
賞金 | 5900万円 |
レコード | 1:30.5 |
富士ステークス2020- 出走予定馬の馬体診断と騎手データ(枠順確定)
枠順 | 出走予定馬 | 騎手 | 負担重量(斤量) | 馬体重(前走) |
---|---|---|---|---|
1 | ブラックバゴ | 笹川 翼 | 56 | 527 |
2 | タイセイビジョン | 石橋 脩 | 54 | 468 |
3 | モズダディー | 内田 博幸 | 56 | 500 |
4 | サトノアーサー | 戸崎 圭太 | 56 | 484 |
5 | ヴァンドギャルド | 福永 祐一 | 56 | 474 |
5 | レイエンダ | 池添 謙一 | 56 | 488 |
6 | シーズンズギフト | 横山 典弘 | 52 | 480 |
6 | スマイルカナ | 柴田 大知 | 52 | 424 |
7 | ケイアイノーテック | 津村 明秀 | 57 | 472 |
7 | ペルシアンナイト | 大野 拓弥 | 57 | 500 |
8 | ラウダシオン | M.デムーロ | 56 | 494 |
8 | ワーケア | C.ルメール | 54 | 492 |
過去10年のデータベースから予想してみる
3歳の重賞勝ち馬
1着 | 2着 | 3着 | 4着以下 |
---|---|---|---|
2回 | 1回 | 1回 | 12回 |
3歳馬で古馬と対戦済み
1着 | 2着 | 3着 | 4着以下 |
---|---|---|---|
1回 | 0回 | 2回 | 17回 |
3歳馬で斤量55以上
1着 | 2着 | 3着 | 4着以下 |
---|---|---|---|
0回 | 1回 | 1回 | 11回 |
→斤量54以下でGⅠ好走歴があり、古馬と対戦しても、あまり目立つような結果を出していない方がいいくらいなので、古馬初対戦は全く不利ではない。
※斤量設定がG3時代よりやや軽くなっている
トリプティクやシンコウラブリイが足慣らしに使ったレースと知られるOP特別・富士Sは芝の1800Mであった。
エアジハードが初めて重賞を制した時は、重賞/GⅢ・富士Sの第1回、距離は芝の1400Mだった。
すぐ後に、GⅢ・富士Sは1600Mに再び変更され、数々の名馬を育てる草刈り場としての地位を確固たるものにした後、ついにG2昇格。
マイルチャンピオンシップがこの後に控えているので、この次のランクアップはないが
ここに挙げた3頭の名馬に共通することが、3歳の才能であったという点で結ばれる以上、
半分がこの世代・超三冠馬のライバルではないけどよくやっているジェネレーションズの活躍に期待するとしよう。
トリプティクもシンコウラブリイも、ここに挑む前の時点でG1で人気なるだけの実績を積み上げていたが
今年登場の牝馬の2頭はそこまでに至らない。
エアジハードは秋からの再出発組だから、春までは普通の条件馬。
スマイルカナはすでに古馬を負かしているが、シーズンズギフトはそこまで走っていない。
そもそも、紫苑Sでのパフォーマンスに進路決定の判断を仰いだ結果、3着という着順ではなく
思ったよりも距離延長に伸びしろがないとして、改めて、春と同じ道を歩むとなったわけだ。
その決断に敬意を、また、偉大なる名牝の誕生に最大の労を成したエピファネイアに捧ぐ勝利を、2頭目の重賞馬として振る舞えるだけの実力はあるとして、ここは中心視したいと考えた。
シーズンズギフト (牝3歳 青鹿毛) 脚質:追い込み
調教師:黒岩陽一 (美浦)
馬主:キャロットファーム
ヘイルトゥリーズン系に備わった危険分子たる・キレるタイプという遺伝子レベルの共通項は、デアリングタクトの場合、万能性に加わった武器としたものが、このシーズンズギフトの場合だと、基本的な能力発揮の足かせになったから
瞬発力はそれなりにあっても、溜めるのに四苦八苦する非中距離型としての道を選ばざる得なくなったという経緯が
レース結果からも出ている。
前走の紫苑Sは、スローの好位抜け出しで、極めて合理的なルメール騎手のアシストがありながらそれこそノームコアであれば弾けていたものが、この馬では駄目。
逃げたマルターズディオサには突き放され、坂を上ってもうひと踏ん張りが必要な場面で
結局は柔軟な競馬に対応したパラスアテナに競り落とされている。
正攻法で挑むより、秋華賞参戦の意味はない立場であるシーズンズギフトは
ニュージーランドTで危うさも覗かせつつ、しっかりと激しいマイル戦にも対応した結果に、再び従う決断をした。
東京を走ったことがないという死角に加え、福島のデビュー戦を快勝のオプションが
様々な障壁になる古馬初対戦に対する弱点の数々は、NHKマイルCにも出られるのなら出ていたし
その結果がそれなりのものがあれば、秋華賞参戦もあり得たとすると、戦わなかったことで得た成長の時間に、ありふれた血統の解釈を加えると、むしろ、強調材料にもなったりする。
富士ステークス2020 - 追い切りや血統から見えるレース展開や傾向
面白いもので、父・母父・父母父の三者がジャパンCを素晴らしい勝ち方で制したという共通項を持ちながら、オークス、秋華賞とも縁がなかったのには理由がある。
ヨーロッパの島の方の2歳GⅠを制した祖母のシーズアンとその父で京王杯スプリングC2着が古馬になっての主な戦績となったザイーテンのスピード能力の方が、強く出てしまったのではないだろうか。
実は、血統図を見比べると、ダンチヒの入り具合とかサンデーサイレンスのクロスの掛かり方もデアリングタクトとよく似ているので、同質に見えてしまうのだが、孫がニホンピロウイナーのハビタットのクロスでダメを押された格好。
スマイルカナと比べるまでもなく体格に恵まれ、グッドルッキングホースのシーズンズギフトは、推進力を得る前に、もう少しでも前に進もうとする速さが売りのタイプに育ったのかもしれない。
そんなことには気づかずに、1800MのフラワーCも推していた筆者としても、高水準のマッチアップであったので
最後は止まってしまっていた理由を他に求めたこともある。
溜めても行けるし、それなりに前につけても味は出せそうなシーズンズギフトは、3歳牝馬のレッドチリペッパーで1400M時代に勝っている横山典弘騎手と共に、どんな作戦に出るのか楽しみだ。
メンバーはかなり強力であり、同期の牝馬だけでなく、ワーケアやタイセイビジョンに、アドマイヤマーズの二の舞だけは御免のデムーロ・ラウダシオンの名前まで見られる。
世代評価はともかく、変な人気で力を出し損ねたというより、目付けがファンの方が悪かったという点に加え
牝馬にも牡馬にも逃げ場のない天馬の出現で、成長にプラスに働くほど良いプレッシャーをかけられるより前に勝負をつけられる残念さが、普通に伸びるべき場面できっかけを得られないという不幸に見舞われたという面があったりするのでは考察する。
明らかにおかしいレベルで直線では鋭い反応を見せる超個体に対し、己の限界になど挑んだら
あっという間に走れない体になってしまう。
ギリギリそれを回避したシーズンズギフトと、
常に際というか縁の辺りにツボを持つ快速遺伝子の持つ主であるスマイルカナは別として、牡馬はこれにサリオスとの対戦もあったから、ただでさえ強い牝馬の時代にあって、こういう場面では自然選択の「牝馬優勢」のフラグが立ってしまうのも致し方ないだろう。
古馬ではレイエンダやヴァンドギャルドに希望を持ちたいが、競馬の内容は安定しない。
ペルシアンナイトの四度目のマイルチャンピオンシップ挑戦も、直前のレースだからこその調整の意味合いも強いから、古馬で押さえるのは、GⅠを使えなかったまだ格下級のレイエンダくらいにしておこうと思う。
本来格上のサトノアーサーも、新潟が鮮やかすぎただけに、時計面の死角なども踏まえると、年下で似たタイプのレイエンダに対して、人気面でのプラス材料まではない。
3歳不発なら、当然この馬だろうが。
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