富士ステークス2020【結果】|レース後コメント/動画/回顧
目次
【レース結果速報】1着ヴァンドギャルド(6.2倍)2着ラウダシオン(6.2倍)3着ケイアイノーテック(10.3倍)
レース名 | 第23回 富士ステークス(G2) |
日程 | 2020年10月24日(土曜) |
優勝馬 | ヴァンドギャルド |
優勝騎手 | 福永 祐一 |
勝ちタイム | 1:33.4 |
馬場 | 良 |
3連単配当 | 44,730円 |
富士ステークス2020 - レース結果・配当・払い戻し・オッズ
着順 | 馬番 | 馬名 | タイム | 着差 |
---|---|---|---|---|
1 | 5 | ヴァンドギャルド | 1:33.4 | - |
2 | 11 | ラウダシオン | 1:33.6 | 1 1/4 |
3 | 9 | ケイアイノーテック | 1:33.8 | 1 1/4 |
4 | 10 | ペルシアンナイト | 1:33.9 | クビ |
5 | 2 | タイセイビジョン | 1:34.0 | 3/4 |
単勝 | 5 | 620円 |
複勝 | 5 | 220円 |
複勝 | 11 | 270円 |
複勝 | 9 | 300円 |
枠連 | 5-8 | 1,280円 |
ワイド | 5-11 | 950円 |
ワイド | 5-9 | 820円 |
ワイド | 9-11 | 1,350円 |
馬連 | 5-11 | 2,430円 |
馬単 | 5-11 | 5,210円 |
3連複 | 5-9-11 | 7,710円 |
3連単 | 5-11-9 | 44,730円 |
富士ステークス2020 - レース後コメント(騎手/厩舎)
「懸念していたスタートも上手に出られて道中もいい位置で競馬が出来た。返し馬の感触も良かった。手応え通りに伸びてくれれば勝てるんじゃないかと思っていた。思っていたより縦長になったがこの馬のリズムを守って走っている中だったので前は気にならなかった。イレ込みは以前よりマシになった。前はパドックでまたがると大暴れしてましたから。G2を勝ことができたので次はG1。明日は明日、今日は今日。ヴァンドギャルドが良い競馬をして勝てたことが嬉しかったです」
※福永騎手のコメント
富士ステークス2020 - レース結果動画(YouTube)
※実況レース映像
富士ステークス2020 - 回顧(レース展開、敗因、今後の展望)
全くもって直前の単勝オッズではなかったのだが、支持率が過剰ではないか、
これはコントレイルと間違えていたのではないかという瞬間もあった4番人気のヴァンドギャルドが結局勝ってしまった。
序盤がかなりタイトな展開で推移したのもあるが、おかげで3歳のマイル路線でそういう流れを経験した馬が少なく
過酷な安田記念を経験していた面々が好走。
中でも、驚きの復活の直前にまでようやく立て直されたようなところのあるケイアイノーテックも
しっかりと上位争いに参加しきてきたから、少なくともNHKマイルCのよくわからないような展開でボチボチ好走するよりは、ずっと価値があったということだろう。
激しい競馬に参加経験のある3歳牝馬の2頭は、ちょっとこの富士Sはノーカウントでいいが、
同期の男馬勢は、古牡馬と同斤のラウダシオン以外は、残念ながら出直しだろう。
変に古馬相手に好走しているよりは、同期のトップクラスとしっかりと戦ってきた上で
しっかりとマイル適性を示すことができた時に、超一線級ではないこの相手にどうにかなる可能性はあることは
歴史上では示されてきたが、同期の牝馬の方が明らかに有利な条件で、共倒れの展開。
意地を見せる前に、テクニックが足らなかった印象はある。
ワーケアも出来はそんなに悪くはないと思うのだが…。信じられないほどの晩成型と、今は信じたい。
本物になるのはずっと先とされていたヴァンドギャルドも、思い返せば、今のワーケアと似たような経緯を辿っていた。
東京スポーツ杯でもまずまず走ったので、これは十分にクラシック級になれると、きさらぎ賞や毎日杯では堂々の1番人気に推されるも、同じディープインパクト産駒のダノンチェイサーに置いてけぼりにされてから、全く賞金加算は出来ずに春を終えてしまった。
ところが、負け惜しみを口にすることなく、秋にしっかりと態勢を整えられてからは、ワンターンのレースを連戦先勝。
しかしながら、東京新聞杯に挑んだ時から、下手な競馬に終始し、また遠回りしてしまって、今がある。
安田記念に挑むまでの過程で、特段、意味のあるオープン実績は積めなかったが、いい結果を残すことよりも、良い競馬をすることをできるように心がけているうちに、出負けさえしなければ…、という今回のような好機に巡り合ったわけだ。
ヴァンドギャルドという馬は、1番人気だと強いが、わずかにそれに及ばない評価の時、全く実力を発揮できないでいた。
しかし、4歳の秋を迎えた頃に、実力通りに自慢の末脚をライバルに見せつけるような快勝。
福永騎手にはインディチャンプがいるから、まず、本番に挑めば乗り替わりとなるが、そこは凱旋門賞の前売りでかなりの支持を集めていたラヴが近親にいるという血統背景もある。
渋残りのGⅡあたりで能力全開ではない。ようやく常識にかかってきた、というやつに乗っかりたい。
ラウダシオンは負け戦も同然の太目残りで、展開上の不利もありながら、直線ではかなりもたれても、実力の一端は見せた。
はっきり言って、完全に体調が落ちていたレシステンシアに先着していないようでは、即古馬通用とはならない状況で、その勝ち馬がプライド見せたのだから、彼自身も、巻き返しを図る敗者たちも、これで自信を取り戻したはずだ。
ただ、常に一線級と当たっているタイセイビジョンはサリオスとの激闘もあったが、成長の幅が小さいヨーロピアンスピードタイプの死角なのか、これからという時で案外というシーンがこの秋のスタートからも見られたのは残念。
ペルシアンナイトもケイアイノーテックも、事実上過去の名馬なのだから、正攻法はきつくても、春に逆転されたラウダシオンとの位置づけをリセットできなかったことが苦しい。
春まで続く安田記念ロードの中での、必然の勝利の中身に全てが掛かってくる。
あと一点、サトノアーサーは消耗激しいマイル戦向きではない。
きっと、掛かってお仕舞いのシーズンズギフト同様、大人しくできれば強い馬にはぴったりのきれいなラップを作り出せる条件で、こういう結果に終わる時点で、どうにも勝ち運に恵まれないこれまでの戦績を振り返っただけになってしまった。
大事な場面でこの結果は、各鞍上の期待感を大いに裏切るもので、ファンたちからの評価もなかなか受けづらくなる。
得意条件から、こちらもやり直したい。
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